【サントリー×八王子市 協力開催】子どもの気温は+7℃※1の暑さで災害級!夏休み前に「こども気温」を知って、熱中症対策を!
~親子向け熱中症対策啓発イベントを7月18日(木)~20日(土)に えきまえテラス(東京・八王子市)で開催~ ~冬用コートを羽織って+7℃の「こども気温」を体感/緑色の「熱中症防車」が出動!~
サントリー食品インターナショナル(株)は、「GREEN DA・KA・RA」ブランドの熱中症対策啓発活動の一環として、子どもの身長の高さで計測した気温が大人と比較して+7℃程度になる、子ども特有の暑熱環境※2を称した「こども気温」に着目したイベントを、東京・八王子市の賛同・協力を得て、7月18日(木)から20日(土)まで、えきまえテラス(八王子市)で開催します。八王子市は全国的に見ても暑いことで知られ、様々な熱中症予防の啓発活動を行っています。また子育て支援に注力し子どもの転入数が多いことから、今回“親子向けの熱中症対策啓発”に共同で取り組みます。
会場では、大人が冬用コートを羽織って「こども気温」を体感できるほか、「こども気温」を知らせる緑色の消防車「熱中症防車」の展示や散水体験、「こどもの気温のきけんマップ」、「GREEN DA・KA・RA」の配布などを実施します。
※1 検証実験の概要・結果についてはP2「『こども気温』検証実験について(ニュースリリースNo.SBF1397)」を参照。
※2 暑熱環境とは、熱中症の危険性がある環境のこと。
■「こども気温」の啓発活動について
サントリーと気象専門会社の株式会社ウェザーマップ(以降、ウェザーマップ社)が2023年に行った共同検証実験で、地面の照り返しの影響差などにより、子どもの身長の高さで計測した気温が、大人と比較して+7℃程度になることを確認しました※3。この結果から、大人よりも背が低い子どもにおいては、熱中症の危険度が高まることが推測されます。
また、この検証実験に基づき、ウェザーマップ社にて2023年7月から9月までの期間で子どもの高さでの猛暑日※4を天気や日照を考慮して算出し、通常の猛暑日の数と比較したところ、通常の猛暑日は計22日ありましたが、子どもの高さでの猛暑日は計56日もありました。
「GREEN DA・KA・RA」ブランドでは、こうした子ども特有の暑熱環境を「こども気温」と称した熱中症対策啓発活動を昨年から展開しています。2年目となる今年は、「災害級の暑さ予想」が報じられる中、八王子市と連携した熱中症対策啓発活動を実施し、取り組みを強化していきます。
▼「こども気温」検証実験について(ニュースリリースNo.SBF1397参照)
https://www.suntory.co.jp/softdrink/news/pr/article/SBF1397.html
▼「こども気温」公式サイトURL
https://www.suntory.co.jp/softdrink/greendakara/topics/heatstroke/
※3 検証実験の概要・結果については本頁「『こども気温』検証実験について(ニュースリリースNo.SBF1397)」を参照。
※4 猛暑日は最高気温が35度以上の日。「こども気温」に換算した際に猛暑日と判断する条件は、最高気温:28℃以上、日照時間:5時間超、天気概況:晴(薄曇り)含む。
■八王子市との協力の経緯について
八王子市は、1898年の統計開始以降で、夏(6~8月)の全国の平均気温が最も高かった2023年に、その年で初めて39℃超えの気温を記録するなど、国内でも気温が上昇しやすいエリアのひとつです。官民一体のプロジェクトである「熱中症予防声かけプロジェクト」に2019年から参加し、熱中症予防の啓発活動を表彰する「ひと涼みアワード」を2019年から5年連続で受賞するなど、熱中症予防に対して積極的に取り組んでいます。さらに、同市は、2020年に0~15歳の転入超過数が都内で1位となり、それ以降も継続して2位となるなど、都内でも子どもの転入数の多い市です。子どもの意見を尊重し、子どもがまちづくりを考える取組み(子ども☆ミライ会議)を開催し、子どもの権利に関する啓発・普及を行っているほか、「八王子版ネウボラ」による妊娠期からの切れ目ない支援の仕組みづくりやJR八王子駅の駅ビル商業施設に子育て支援スペース「親子つどいの広場ゆめきっず」を整備するなど、子育て支援や子育て環境の整備にも精力的に取り組んでいます。
熱中症予防の啓発活動および「子育てしやすいまちナンバーワン」を掲げ、親子が安心して暮らせる環境づくりに取り組む同市と、子どもの熱中症対策啓発活動を行う「GREEN DA・KA・RA」ブランドの思いが合致し、このたび「こども気温」啓発活動の協力実施に至りました。
▼「八王子市子育て応援サイト」URL
https://kosodate.city.hachioji.tokyo.jp/index.html
〈八王子市長 初宿 和夫(しやけ かずお)さん コメント〉
八王子市は、「はちおうじまちなか避暑地」と称し、空調の効いた民間・公共施設を夏の暑い時季に市民へ開放する取組を10年以上前から実施しています。そのほか、日よけや省エネエアコンに補助を行い、暑さ対策設備の適切な使用を促すなど、以前から熱中症対策の取組を実施しています。
一方、国は今までの「熱中症警戒アラート」の上をいく「熱中症“特別”警戒アラート」を新設しました。また、国連事務総長が「地球沸騰化」という表現をするなど、日本・世界で気温上昇・熱中症への危機感が高まっています。八王子市においても平均気温の上昇や猛暑日日数が増加傾向にあり、熱中症対策の普及啓発をより強化していく必要があります。
そのような中、熱中症対策啓発活動により一層注力したいサントリー社と八王子市との思いが一致し、このたび、熱中症対策に関する連携協定を締結しました。
協定の取組の第一弾として、本市の「こども気温」にさらされる子ども(0~8歳)約3万人のいのちと健康を守り、安心安全な八王子の未来を実現するため、今回の啓発活動に協力させていただきます。
今後、サントリー社と連携して、小学校における熱中症啓発など、より一層の熱中症対策に取り組んでまいります。
■「熱中症防車」が出動!「こども気温」啓発イベントについて
八王子市の協力のもと開催する、親子で「こども気温」について楽しく学ぶことができるイベントです。会場では、大人が冬用コートを羽織って「こども気温」を体感できるコーナーや、「こども気温」を知らせる緑の消防車「熱中症防車」の展示および散水体験、「こどもの気温のきけんマップ」の配布などを通じて、子どもの熱中症対策の啓発を行います。
このほか、救急救命士による熱中症の予防や応急処置を学ぶ講座の実施、水分補給に適した「GREEN DA・KA・RA」と「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」の無料配布を行います。
・開催期間:
2024年7月18日(木)13:00~18:00
2024年7月19日(金)、20日(土)11:00~18:00
・会場:
えきまえテラス(東京都八王子市旭町13番18号)
八王子駅北口・京王八王子駅ともに徒歩2分
・内容:
①「+7℃」を疑似体験する「『こども気温』の体感コーナー」
「こども気温」を簡易的に疑似体験するための方法として、衣服の保温力を数値化したclo値※5を用いて、「+7℃」の保温力に相当する衣服を調べたところ、「冬用コート(男性用)」(0.71clo)が該当することが分かりました。「『こども気温』の体感コーナー」では、暑熱環境下での冬用コートの着用により、子どもが感じる暑さを疑似体験できます。
※5 着衣の熱抵抗値を示し、1cloは、気温2℃、相対湿度50%、気流毎秒0.1メートルの室内で、椅子座位、安静状態の成人男子が、快適と感じる平均皮膚温の33度を保つのに必要な熱絶縁力(熱抵抗)。
②「熱中症防車」の展示と散水体験
本イベントに合わせて、緑色にペイントした消防車※6を展示します。車体にて八王子市の気温を示した温度計と、その気温に+7℃した「こども気温」を同時に掲出することで、「こども気温」への気付きと、夏場の水分補給を促します。また、子どもを対象とした散水体験も実施します。
※6 実際に使われている消防車車両ではなく、イベント用に貸与されている車両となります。
③「こどもの気温のきけんマップ」の配布
熱中症リスクの高いエリアを一覧化した「こどもの気温のきけんマップ」を配布します。夏のお出かけ先を中心に、街や遊び場、屋内での注意すべきポイントを紹介し、熱中症対策を促します。
④「救急救命士による熱中症対策講座」の実施
熱中症の予防や応急処置を、救急救命士がレクチャーします。
※講習の所要時間は5分程度を予定しています。各日、受講者が集まり次第、不定期で開催します。
⑤「GREEN DA・KA・RA」「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」の無料配布
夏の水分補給に最適な「GREEN DA・KA・RA」と「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」を無料配布します。
※おひとり様、1本限りとさせていただきます。
※数に限りがあるため、各日、先着順とさせていただきます。
■専門家コメント 多胡安那(たご あんな)さん
(気象予報士(ウェザーマップ所属)、熱中症予防管理者/指導員)
2018年7月。気象庁の予報官はその年の歴史的な暑さについて、「命の危険がある温度。ひとつの災害であると認識している」と述べました。それ以降、危険な暑さは大雨などと同様に災害レベルと表現され、実際の暑さもとどまることを知りません。今夏も平年より高い気温が続き、熱中症リスクが高まることが予想されているなか、大人以上に暑い思いをしている子どもは常に「災害」と隣り合わせということになります。
「こどもの気温のきけんマップ」では子どもが特に熱中症になりやすい場所を紹介しています。安全だと思い込んでいる場所に熱中症リスクが潜んでいる場合もあります。「こどもの気温のきけんマップ」と普段の行動を照らし合わせ、こまめな休憩や水分・塩分補給などの対策をすることが大切です。
【多胡安那さん プロフィール】
2013年より株式会社ウェザーマップ所属。熱中症予防管理者/指導員。テレビ・ラジオ・WEBメディアでの天気コーナー出演、ニュースの執筆などを担当し、熱中症に関するコラム執筆や講演も多数。防災士などの資格も取得し多方面で活躍中。
■「GREEN DA・KA・RA」ブランドについて
2012年に発売した「GREEN DA・KA・RA」は、大人から子どもまで安心してお飲みいただける、心とカラダにやさしい水分補給飲料としてご好評いただいています。
〈GREEN DA・KA・RA〉
果実や食塩などの体にうれしい7種の素材で作ったすっきり飲みやすい味わいに、人のカラダに近い浸透圧設計と、果実オイルを使った微白濁設計で、発汗時などの水分補給シーンにおける飲み心地の良さが特長です。熱中症対策※7もできる中味設計で、夏場の暑いときに、そのままでも冷凍してもおいしくお楽しみいただけます。
※7 厚生労働省が熱中症対策飲料として推奨している食塩相当量は、0.1g~0.2g/100mlです。
〈GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶〉
麦茶のためだけに独自開発した“発芽大麦”※8を中心に、炒り米やはと麦などの厳選素材のブレンドにこだわった、甘香ばしく飲みごたえのある味わいです。アレルギー特定原材料等28品目不使用で、大人から子どもまで安心してお飲みいただけます。
※8 大麦を発芽させた原料のこと。サントリーの製麦会社=サントリーモルティング株式会社で麦茶専用の発芽大麦を開発しました。
▼「GREEN DA・KA・RA」ホームページ:
http://suntory.jp/GREENDAKARA/
以上
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