生徒自ら再生可能エネルギーの創出・活用を体験!~ドルトン東京学園、京都大学、NTT東日本、ビオストックの連携による環境学習の取り組み~
【取り組みイメージ図】
1.背景・目的
ドルトン東京学園とNTT東日本は、2022年10月に締結した連携協定*1に基づき、ICTを活用した「探究的な学習*²」の機会創出および地域の価値創造を目指し、連携してきました。
この度、NTT東日本グループの「都市型資源循環モデル*³」に関心を示した京都大学 農学研究科農業システム工学分野の大土井 克明助教より「環境学習での連携」についてお声がけいただき、同学園において生徒自ら再生可能エネルギーを創出・利用し、資源循環を体験する特別授業を実施することとなりました。
2.概要
本取り組みでは、大土井助教によるメタン発酵技術に関する講義に始まり、NTTe-CityLabo内の「超小型バイオガスプラント」を実際に見学、メタン発酵に関する理解を深めます。そして本授業の集大成として、各生徒が持ち寄った家庭ごみを1か月かけてメタン発酵、燃焼実験を行い有機由来の液体肥料(メタン発酵消化液)と再生可能エネルギーであるメタンガスを創出します。この一連の学びを通じ、生徒たち自らが資源循環を実体験し、自然環境保護への一層の理解醸成を図ります。
■実施校 :ドルトン東京学園 中等部(調布市入間町二丁目28番20)
■対象 :中学1年生生徒:約100名
■実施内容及び実施時期:
①講義:2023年6月5日(月)
②超小型バイオガスプラント見学:2023年6月19日(月)
※この後各生徒が持ち寄った家庭ごみを1か月かけてメタン発酵
③メタンガス燃焼実験:2023年9月上旬
3.主な役割分担
ドルトン東京学園 | ・実験環境(教室/実験器具)の提供 等 |
京都大学 | ・学習指導 ・授業プログラムの監修 等 |
NTT東日本 | ・全体コーディネート ・学習環境の提供(NTTe-City Labo等) 等 |
ビオストック | ・超小型バイオガスプラント見学対応、実験補助 ・資源循環をテーマにした学習コンテンツの提供 等 |
*1 2022年10月20日報道発表「東日本電信電話株式会社とドルトン東京学園中等部・高等部における連携協定締結 ~新たな探究学習モデルの協創・地域の価値創造を実現~」参照。
URL: https://www.ntt-east.co.jp/release/detail/20221020_01.html
*2 生徒自らが課題を設定し、解決に向けて情報を収集したり、周囲と協働しながら自分の考えをまとめて表現することで、思考力や判断力、表現力などの育成を図る学習方法
*3 2022年6月23日報道発表「調布市、NTT東日本、ビオストック、NTTアグリテクノロジーの連携による学校
給食調理残菜再資源化と環境学習の取り組み」参照
URL:https://www.ntt-east.co.jp/tokyo/info/detail/1280416_2608.html
本件に関するお問い合わせ先
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NTT東日本 東京武蔵野支店 Tel:0120-595720
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