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公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団
会社概要

【横浜市民ギャラリー】新しい価値観を探るー現代美術の展覧会「新・今日の作家展2020 再生の空間」(9/22~10/11)

横浜市民ギャラリー

公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団

横浜市民ギャラリーでは、2020年9月22日(火・祝)~10月11日(日)に「新・今日の作家展2020 再生の空間」が開催される。出品作家は、地主麻衣子と山口啓介。会期中無休。入場無料。

             地主麻衣子《Lip Wrap / Air Hug / Energy Exchange》2020年 HDビデオ 2分29秒             地主麻衣子《Lip Wrap / Air Hug / Energy Exchange》2020年 HDビデオ 2分29秒

 

 歴史ある「今日の作家展」の理念を受け継ぎ、同時代の表現を幅広い作家の作品を通じて紹介してきた「新・今日の作家展」。2020年は〈再生の空間〉をテーマに、身近な場所あるいは世界でおこっている現象に向き合い、未来を志向していく行動と日常への関心を喚起するような制作をおこなう作家2名が紹介される。


 地主麻衣子(1984年生まれ)は、個人的な物語をテーマとしたドローイングや小説の制作から発展し、映像、インスタレーション、パフォーマンスなどを総合的に組み合わせた「新しい種類の文学」を制作している。
 山口啓介(1962年生まれ)は、歴史上の事柄を多面的にとらえ、版画、絵画、立体といったさまざまな手法で自然と人間が共存するイメージの世界を描き続けてきた。

 今年の「新・今日の作家展」は、ヨコハマトリエンナーレ2020にも呼応し、今日性を反映した表現の紹介を通じ、多層的な世界にアクセスしながら思考の回路をつないでいくことを目指している。

 出品作家のインタビューやギャラリートークなどの動画コンテンツをオンライン配信するほか、出品作家とゲストによる対談を開催し、作家と作品にさまざまな角度から光を当てていく。

 https://ycag.yafjp.org/our_exhibition/new-artists-today-2020/
 

  • 地主麻衣子の「今できること」をテーマとした新作映像インスタレーション

 

地主麻衣子《Lip Wrap / Air Hug / Energy Exchange》2020年 HDビデオ 2分29秒地主麻衣子《Lip Wrap / Air Hug / Energy Exchange》2020年 HDビデオ 2分29秒

地主麻衣子《欲望の音》2018年 HDビデオ 69分 ※参考作品地主麻衣子《欲望の音》2018年 HDビデオ 69分 ※参考作品

 個人的な物語をテーマに作品を展開してきた地主麻衣子は、コロナ禍において、「今できること」をテーマに些細で曖昧な事象に着目した映像を制作。本展では、実際に会って語ったり触れ合ったりすることのできない状況や対象、オンラインによる遠隔でのコミュニケーションなど、ソーシャルディスタンスを保つことが求められる今日以前から私たちの生活に浸透していた事柄について、改めて考えるような新作映像インスタレーションを生成する。
 

  • 山口啓介が戦争や災害に向き合い制作した大型絵画と《震災後ノート》

山口啓介「地球・爆」第10番より《黒い泪》2012年 アクリル、顔料、キャンバス 227.3×181.8cm 撮影:怡土鉄夫山口啓介「地球・爆」第10番より《黒い泪》2012年 アクリル、顔料、キャンバス 227.3×181.8cm 撮影:怡土鉄夫

山口啓介「地球・爆」第8番より《死海 ファルージャ》(部分)2019年 アクリル、顔料、マスキングテープ、キャンバス 227.3×181.8cm 撮影:怡土鉄夫山口啓介「地球・爆」第8番より《死海 ファルージャ》(部分)2019年 アクリル、顔料、マスキングテープ、キャンバス 227.3×181.8cm 撮影:怡土鉄夫

山口啓介「地球・爆」第8番より《白虎 リヴァイアサン》《進化論・退化説》(部分)2019年 アクリル、顔料、キャンバス 227.3×181.8cm 撮影:怡土鉄夫山口啓介「地球・爆」第8番より《白虎 リヴァイアサン》《進化論・退化説》(部分)2019年 アクリル、顔料、キャンバス 227.3×181.8cm 撮影:怡土鉄夫

山口啓介《歩く方舟のfragment / water line 3》 2019年 アクリル、水彩、紙(ボード)23.9x27.2cm山口啓介《歩く方舟のfragment / water line 3》 2019年 アクリル、水彩、紙(ボード)23.9x27.2cm

 山口啓介は、1990 年に開催された横浜市民ギャラリー「第26 回今日の作家展 トリアス」に参加している。30 年後にあたる本展では、10 人の画家による絵画プロジェクト「地球・爆」(※)より、山口の作品および岡本信治郎、伊坂義夫、市川義一の共作を展示。また、2011 年3 月11 日に起きた東日本大震災の3 日後から、山口が書き続けている《震災後ノート》の一部も紹介される予定である。

​※「地球・爆」は、岡本信治郎を中心に、伊坂義夫、市川義一、大坪美穂、小堀令子、清水洋子、白井美穂、松本旻、山口啓介、王舒野の10 人の画家による絵画プロジェクト。このプロジェクトは、20 世紀以降に起こった戦争や災害が、地球とそこに暮らす人類にもたらすものをテーマに、F150 号(227.3×181.8cm)を基本サイズとした約150 枚の絵画パネルで構成されている。​
  • 出品作家

地主麻衣子 JINUSHI Maiko
1984年神奈川県生まれ。2010 年多摩美術大学大学院絵画専攻修了。近年の個展に「欲望の音」(2018 年、
HAGIWARA PROJECTS/ 東京)、「53 丁目のシルバーファクトリー」(2018 年、Art Center Ongoing/東京)、「新しい愛の体験」(2016 年、HAGIWARA PROJECTS/東京)など。近年のグループ展に「表現の生態系 世界との関係をつくりかえる」(2019 年、アーツ前橋/群馬)、「第 11 回 恵比寿映像祭」(2019 年、東京都写真美術館)、「黄金町バザール 2017」(2017 年、黄金町エリア/神奈川)、「Unusualness Makes Sense」 (2016 年、チェンマイ大学アートセンター/タイ)など。2019-2020 年、ヤン・ファン・エイク・アカデミー(オランダ)のレジデンスに参加。 http://maikojinushi.com/

山口啓介 YAMAGUCHI Keisuke
1962年 兵庫県生まれ。1985 年武蔵野美術大学別科実技専修科油絵専修修了。1990 年頃、方舟を描いた大型の銅版画作品でデビュー。1992 年ニューヨーク、ペンシルべニア(アメリカ)、1995 年デュッセルドルフ(ドイツ)に滞在。以降、国内外の個展、グループ展多数。1990 年に横浜市民ギャラリーで開催した「第 26 回今日の作家展 トリアス」に参加。近年の個展に「後ろむきに前に歩く」(2019 年、広島市現代美術館)、「山口啓介 カナリア」(2015-2016 年、豊田市美術館/愛知)、「山口啓介 原ーききとり 歩く方舟、海を渡る星図、震災後ノート」(2015 年、いわき市立美術館/福島)など。近年のグループ展に「瀬戸内国際芸術祭 2013」(2013 年、男木島/香川)、「水と土の芸術祭 2009」(2009 年、新潟市美術館・新津美術館/新潟)など。
 

  • 展覧会概要

「新・今日の作家展2020 再生の空間」
会期:2020年9月22日(火・祝)~10月11日(日)10:00-18:00(入場は17:30まで)会期中無休、入場無料
会場:横浜市民ギャラリー(横浜市西区宮崎町26-1)展示室1、B1
出品作家:地主麻衣子、山口啓介
主催:横浜市民ギャラリー(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団/西田装美株式会社 共同事業体)
 

  • 関連イベント

(1) 対談「電気まぶたの世代」地主麻衣子×中尾拓哉(美術評論家)
日時:9月26日(土)14:00~15:30
会場:4階アトリエ

(2) 対談「二つの、3月11日/震災後とコロナ後の世界」山口啓介×徐京植[ソ・キョンシク](作家、東京経済大学教授)
日時:10月3日(土)14:00~15:30
会場:4階アトリエ

※いずれも事前申込制、参加無料。
※開催情報と参加方法の詳細は、横浜市民ギャラリーのホームページで確認。

※新型コロナウイルス感染拡大状況、その他諸般の事情により、展覧会および関連イベントの内容が変更となる場合がある。

撮影:上杉明撮影:上杉明

  • お問合せ先
横浜市民ギャラリー(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団/西田装美株式会社 共同事業体)
TEL:045-315-2828
FAX:045-315-3033

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URL
http://p.yafjp.org/jp
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
横浜市中区山下町2番地  産業貿易センタービル1階
電話番号
045-221-0212
代表者名
近藤 誠一
上場
-
資本金
-
設立
1991年07月
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