HYBE、2025年決算を発表、年間売上高2兆6,500億ウォンで「過去最高」を更新。グローバルビジネスモデルの拡張が結実

株式会社HYBE JAPAN

  • 売上高は前年比18%増。公演部門の急成長により、世界のトッププロモーター「第4位」に浮上

  • BTSの82公演に及ぶワールドツアーが確定。日本・中東地域での追加公演も予告

  • 3カ年の株主還元策を発表。K-コンテンツ企業初の「最低配当保証制度」を導入

HYBEは、2月12日(木)、2025年度の通期連結決算を発表しました。

2025年度の売上高は前年比約18%増の2兆6,499億ウォン(約2,816億円*)に達し、創立以来の過去最高記録を更新しました。この飛躍的な成長を牽引したのは、グローバル市場を見据えた「マルチホーム・マルチジャンル」戦略の奏功と、公演部門の劇的な売上伸長です。

一方、中長期的な成長に向けた先行投資や、収益構造の刷新などの体質改善に伴う費用が発生したことで、営業利益は前年比で減少しました。

2025年連結売上高のなかでも、実績成長の柱となったのは公演部門の成果です。2025年、HYBEは計279回(コンサート250回、ファンミーティング29回)のグローバル公演を成功させ、その結果、公演部門の売上高は前年比約69%増の7,639億ウォン(約812億円*)を記録しました。

この興行実績を背景に、HYBEは米ビルボードの「2025年ボックススコア年次報告書」において、トッププロモーター部門で前年より5ランク順位を上げ、世界第4位(ビッグ4)へと躍進しました。また、ビルボードの「2025年トップツアー」部門にチャートインしたK-POPアーティスト4組のうち、3組(j-hope、SEVENTEEN、ENHYPEN)をHYBE MUSIC GROUPのアーティストが占め、強固なIPパワーを改めて証明しました。

2025年のCDアルバム市場は全体的に調整局面を迎えましたが、その中でもHYBEは盤石な影響力を維持しました。韓国の音楽チャートである「サークルチャート」を基準とした年間累計販売枚数は約1,960万枚、占有率は約30%を記録。HYBE MUSIC GROUPアーティストの年間ストリーミング回数は計37億回に達し、「グローバルSpotify 200」での占有率は3%となりました。2025年のHYBEの音楽売上全体において、音源が占める割合は約37%でした。

Global Superfan Platform「Weverse(読み:ウィバース)」は、収益構造の刷新と運営の効率化により、通期での黒字転換を達成しました。参加アーティストラインナップの拡大、EC(eコマース)運営の高度化、デジタル事業の拡張による収益源の多角化が好調な業績に寄与しました。今年はBTSのグループ活動再開やEC・デジタル事業の成長により、さらなる業績改善が見込まれます。

一方、2025年の連結営業利益は前年比約73%減の499億ウォン(約53億円*)となりました。この減少は、新人アーティストのデビューに伴う初期投資費用や、事業構造の再編過程で発生した一過性の費用などが影響したものです。

具体的には、日本のaoenや韓国のCORTIS、ラテンアメリカのSANTOS BRAVOSなど、多くのアーティストがデビューしたことで初期費用が集中しました。これらのグループは各地域の核心IPへと成長を遂げており、aoenはDebut Single「青い太陽 (The Blue Sun)」でオリコンデイリーランキング1位を獲得、CORTISはデビュー初年度にしてミリオンセラーを記録しています。また、SANTOS BRAVOSの1万人規模のデビューコンサートは完売し、オンラインでも7万人が視聴しました。

また、事業構造の運営効率化に伴う一過性の費用も反映されました。HYBEは北米地域において、従来のマネジメント中心の構造による変動性を緩和し、レーベル中心のIPビジネスモデルへの転換に向けた事業構造の再編を進めています。この新体制に合わせ、資産価値の適正性を保守的に再評価した結果、マネジメント事業部門などにおいて昨年第4四半期に約2,000億ウォン規模の減損損失を営業外損益として計上しました。これは実際の資金流出を伴わない会計上の損失です。今回の措置は会計的な透明性と予測可能性を高めるためのものであり、現在HYBE AMERICAの強化されたファンダメンタルを考慮すると、追加的な大規模減損のリスクは限定的であると考えられます。HYBEは、こうした先制的な体質改善の効果が今年から本格的な収益性の向上に繋がると展望しています。

グローバル市場におけるHYBEのレーベル中心型ビジネスモデルの波及力は、KATSEYEの事例によって証明されました。KATSEYEは2025年第4四半期、Spotifyの月間リスナー数が3,600万人を突破し、全世界のガールグループの中で最高数値を記録しました。特にタイトル曲「Gabriela」がビルボード「Hot 100」に28週連続でチャートインするロングヒットを記録しているほか、最近では同チャートの30位圏内に2曲を同時にランクインさせる快挙を成し遂げました。これはガールグループとしてデスティニーズ・チャイルド以来の快挙です。初の単独ツアー「The BEAUTIFUL CHAOS Tour」は全公演完売となり、ツアーグッズの1人あたりの購入額も既存のポップアーティストを上回る結果となりました。


2026年、HYBEはグローバル音楽市場での影響力をさらに拡大していく方針です。まず、BTSが3月20日にBTS The 5th Album 'ARIRANG'を発売します。約4年ぶりとなるこのグループ完全体アルバムのリリースに合わせ、HYBEが培ってきたグローバルな運営体制を総動員した過去最大規模のワールドツアーを開催します。現在、K-POPアーティストの単独ツアーとして史上最多となる世界34都市・82公演のスケジュールが確定しており、今後は日本および中東地域での日程も追加公開される予定です。

また今後の展開として、韓国では年内に新たなガールグループのデビューを予定しています。グローバル市場においては、北米にてKATSEYEの成功モデルを継承する新たなグローバルガールグループを披露する予定です。本プロジェクトの一環として、KATSEYEを発掘した『The Debut: Dream Academy』に参加した3名の練習生と共に、グループの最終メンバーとなる「たった1人のアーティスト」を日本で発掘します。この模様は、2月24日(火)よりオーディション番組『WORLD SCOUT: THE FINAL PIECE』としてABEMAで放送される予定です。

あわせて、グラミー賞受賞プロデューサーであるライアン・テダーとの協業による米国拠点のボーイグループプロジェクトもデビューに向けて準備が進んでいます。また、登録者数1億人を誇るYouTubeチャンネル「Alan’s Universe」との提携によるストーリーテリングと音楽を融合させた新しいIPの展開や、インド市場の文化に最適化したローカライズプロジェクトの始動など、世界各地で多角的なプロジェクトを推進していく予定です。

最後に、HYBEは株主価値の向上のため、今後3カ年にわたる新たな株主還元策を公開しました。1株あたり最低500ウォンの配当金を保障する「最低配当保証制度」を、K-コンテンツ企業として初めて導入します。さらに、配当基準指標を従来の「当期純利益」から、実質的なキャッシュ創出力を反映する「連結フリーキャッシュフロー(FCF)」へと変更します。これは、非現金性損益による変動を抑え、配当規模の予測を容易にすることを目的としています。この基準を適用し、2025年から2027年までのフリーキャッシュフローの30%以内を還元財源として活用していく計画です。

*為替:発表日2月12日時点

【HYBEについて】

HYBEは「We believe in music」というミッションを掲げ、音楽産業のビジネスモデルを革新するグローバルエンターテインメントライフスタイル・プラットフォーム企業です。レーベル、ソリューション、プラットフォームの3つの軸を中心としたエンターテインメントライフスタイル全般を網羅する多様なビジネスを創出し、各領域の有機的な連携とシナジーを通じて質の高いコンテンツ制作とファン体験の拡大に注力してきました。

2024年8月には中長期的な事業競争力確保を目指し「HYBE 2.0」を発表。これにより、3大事業領域を音楽、プラットフォーム、テクノロジー基盤の未来成長事業に再編し、これまで培ってきたファンビジネスモデルを世界の主要市場に拡大展開するとともに、急速に変化する市場環境に対応する先駆的なイノベーションを持続させ、グローバルリーダーとしての地位を確立していくことを目指しています。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ビジネスカテゴリ
音楽
キーワード
HYBE決算発表業績
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社HYBE JAPAN

213フォロワー

RSS
URL
https://hybecorp.com/jpn
業種
サービス業
本社所在地
-
電話番号
-
代表者名
-
上場
未上場
資本金
-
設立
2017年09月