2016年VE発表会を開催(ニュースリリース)
日時:2016年6月17日(金) 9:30~16:50
場所:更生保護会館 4階 大会議室(渋谷区代々木)
発表数:30編
出席者:358名(フジタ本社および全国8支店・支社・事業部、関係会社、協力会社)
2.開催の趣旨
この発表会は、フジタと協力会社、関係会社の優れたVE実施事例を報告することにより、相互の情報交換を通じてVE技術の向上と強化・蓄積を図ることを目的としています。
3.発表内容
開会にあたり、奥村洋治社長と池田愼二会長(新フジタ全国連合会会長)の挨拶と金子賜副社長 (VE推進委員長) の訓話がありました。
つづく事例発表では、2015年度に本社および支店・事業部から推選された重点VE事例400件の中から、管理、営業、設計、建築、設備及び土木の6部門より24編、並びに関係会社及び協力会社より6編の発表が行われました。発表内容は、顧客満足度を向上させた事例や、生産性向上、工期短縮、工法の省力化・合理化、技術的な問題点の克服、及び管理上の業務改善事例など国際的かつ多岐にわたり、活発な意見交換の場となりました。終わりに、最優秀賞を含む各賞の表彰が行われ、今期の更なるVE活動の発展を祈念して閉会となりました。
奥村社長挨拶
フジタのVEの歴史は大変古く、建設業界では最も早い1968年に導入してから、50年近く実績を積み重ねてきた。
生産性の向上は建設業界の最大の眼目の一つであるが、そのためには、いかにVE活動を活発化していくかが重要になってくる。
昨今、建設業界において品質に関わる問題が大きく取り上げられている。VEにはコストの低減という狙いもあるが、それにより品質・機能が低下してしまっては本末転倒である。VEの基本である“機能本位”をしっかりと認識して、顧客の信頼を勝ち取ってもらいたい。
池田会長挨拶(新フジタ全国連合会会長)
新フジタ全国連合会は、全国10地区の藤興会と交通事業部の共栄会で運営しており、今年度は1195社と大きな組織となった。藤興会は、約10年前からフジタのVE発表会に加わり、フジタと一体となってVEを実践してきた。今では躯体・仕上げ・設備・外構など、各専門会社が職種の垣根を越えてVE活動を行っている。大きな組織となった今年度は、より進化したVE活動をして成果をあげていきたい。
4.表 彰
審査の結果、優秀事例は以下の通りです。
■社内
最優秀賞:設計「平面計画を維持しつつ、保有技術の適用による総合設計VE」
優秀賞:建築「アリーナ大空間鉄骨建方の省力化」
優秀賞:土木「高欄上部施工のための養生設置を省力化」
優秀賞:設備「電気室換気方式の検討」
優秀賞:管理「海外赴任者の定期健康診断受診率の改善」
■協力会社
最優秀賞:「現場に喜ばれる基礎仮設の検討」
優秀賞:「調理室の消火設備の見直し」
■関係会社
優秀賞:「東北新幹線山岳地帯における災害発生時の状況掌握迅速化」
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