新開発「ハーモニアスダイアフラム」による音色の統一を実現。フラッグシップモデルの設計思想と技術を継承した新世代スピーカー ヤマハ フロアスタンディングスピーカー『NS-2000A』
ヤマハ株式会社は、ZYLON®(ザイロン®)やピアノの響板に使われるスプルースなどを使用した新開発の「HARMONIOUS DIAPHRAGM™」(以下、ハーモニアスダイアフラム)を全ユニットに採用し、全帯域にわたる音色の統一を実現したフロアスタンディングスピーカー 『NS-2000A』を2023年2月24日より全国で発売します。「R.S.チャンバー」や「アコースティックアブソーバー」などフラッグシップモデルでも採用されている数々の技術を継承し、ヤマハ オーディオのサウンドコンセプトであるアーティストが込めた想いの全てを表現し人の感情を動かす音=TRUE SOUNDと、その核となる “音色(おんしょく)”、“サウンドイメージ”、“ダイナミクス”の表現を徹底して追求しました。ピアノを感じさせる上質なデザインとともに、リビングで本格的かつ心地よく音楽と向き合える新世代スピーカーとして、ヤマハならではの深い音楽体験を提供します。
<概要>
1.アーティストの想いや表現を余すことなく伝える「TRUE SOUND」
・音色(おんしょく)〜すべての音を忠実に再現し、ハーモニーや音楽性を豊かに表現〜
■ZYLON®を使用した新開発「ハーモニアスダイアフラム」を全ユニットに採用し、音色を統一
■真鍮(しんちゅう)削り出しのスピーカーターミナル&自然な音の繋がりを追求したネットワーク回路
・サウンドイメージ 〜アーティストや楽器の位置、ライブ会場の雰囲気までありのままに再現〜
■中高域の不要共振を打ち消す特許技術「R.S.*チャンバー」
■吸音材を最小限にして音楽本来の臨場感を蘇らせる「アコースティックアブソーバー」
・ダイナミクス 〜楽曲に込められた感情のたかぶりが感じられる、音楽の“静”と“動”の対比を表現〜
■最新の解析技術を用いた、理想的なキャビネット構造
■ポートノイズを低減し、S/N感を向上させる「ツイステッドフレアポート」
2.音楽を聴く歓びを高める上質なデザイン
・黒鏡面ピアノフィニッシュを採用した美しいたたずまい
3.より長くご愛用いただくために5年間の長期製品保証を実施
*R.S.はResonance Suppression(レゾナンス・サプレッション)の略。
品名:スピーカー
品番:NS-2000A
色:(BP)ピアノブラック
希望小売価格:440,000円(税抜 400,000円・1台)
発売日:2023年2月24日
<主な特長>
1.アーティストの想いや表現を余すことなく伝える「TRUE SOUND」
アーティストが音楽に込めた想いをありのままに表現し、聴く人の感情を動かす音、それが「TRUE SOUND」の目指す音楽体験です。130年以上に渡る楽器づくりの中で培われたアコースティック技術や豊かな感性を活かし、「TRUE SOUND」の核となる“音色(おんしょく)”や“サウンドイメージ”、“ダイナミクス”の再現を徹底して追求しています。そうやって生まれたアーティストが表現する唯一無二の音を『NS-2000A』を通じてお楽しみいただけます。
音色(おんしょく)〜すべての音を忠実に再現し、ハーモニーや音楽性を豊かに表現〜
■ZYLON®(ザイロン®)を使用した新開発「ハーモニアスダイアフラム」を全ユニットに採用し、音色を統一
“楽器の音をありのままに届ける”それは、楽器ブランドであるヤマハが一貫してこだわり続けてきたことです。その理念を実現するために、ヤマハがフラッグシップスピーカー「NS-5000」や「NS-3000」で追求し、独自の技術によって叶えたのが “全帯域にわたる音色の統一”という設計思想です。『NS-2000A』では、音速、内部損失に優れ、フラッグシップモデルの振動板でも使用されているZYLON®(ザイロン®)やヤマハ グランドピアノの響板にも使われている木材 スプルース等を混抄した新開発の「ハーモニアスダイアフラム」を全てのユニットに採用しました。これにより全帯域にわたって自然かつ正確な音色表現を実現しています。
■真鍮削り出しのスピーカーターミナル&自然な音の繋がりを追求したネットワーク回路
自然な聴き心地にこだわりスピーカーターミナルはシングルワイヤリングとし、指でしっかりホールドしやすく質感の高い真鍮削り出しのオリジナルパーツを採用しました。また内部のネットワーク回路には、音響用コンデンサーの最高峰として知られるドイツ ムンドルフ社製オーディオコンデンサー「MCap SUPREME Classic」など、信号伝送のロスを可能な限り排除する高級品を厳選し、さらに内部配線の全てに新世代の銅導体=PC-Triple C(ピーシー トリプルシー)を使用しています。
サウンドイメージ 〜アーティストや楽器の位置、ライブ会場の雰囲気までありのままに表現〜
■中高域の不要共振を打ち消す特許技術「R.S.チャンバー」
振動板の背後で発生する不要な管共鳴を抑制するヤマハの特許技術「R.S. チャンバー」をツィーターとミッドレンジユニットの背面に装着しました。独自の音響解析に基づいて配置した2本の特殊形状管が吸音材に頼ることなく不要共振を打ち消すことで、ユニット本来の周波数特性を取り戻すことに成功しました。これにより音楽ソースの持つ微小信号を損なうことなく自然な音の響きを蘇らせ、楽器や声の細やかなニュアンスまでも忠実に表現します。
■吸音材を最小限にして音楽本来の臨場感を蘇らせる「アコースティックアブソーバー」
通常のスピーカーでは、キャビネット内部の定在波を解消するために大量の吸音材が使用されています。その反面、吸音材によって音楽の生々しさまで失われていました。『NS-2000A』ではラウンド形状のキャビネット構造を採用したうえ、さらに独自の共鳴管「アコースティックアブソーバー」を使って定在波を打ち消し、ユニット振動への影響を排除します。吸音材の使用を最小限に抑え、吸音により失われがちだった音楽本来の臨場感をいきいきと再現します。
ダイナミクス 〜楽曲に込められた感情のたかぶりが感じられる、音楽の“静”と“動”の対比を表現〜
■最新の解析技術を用いた理想的なキャビネット構造
筐体のどこを響かせ、どこの振動を止めるか、よい音を生み出すための基本は楽器づくりもスピーカーづくりも同じです。『NS-2000A』のキャビネット設計には、楽器の研究・開発などに用いられるレーザー振動計と高度なFEM(Finite Element Method)解析を駆使した最先端のスピーカー設計技術を導入しています。これにより最適な補強桟構造を可能にし、音楽の心地よさを実感できる低域のリズム感、広大なサウンドステージを余すことなく感じることができる強固かつしなやかなキャビネット構造を実現しました。
■ポートノイズを低減し、S/N感を向上させる「ツイステッドフレアポート」
ポート端に向かって広がり方を変え、さらにひねりを加えた形状で、バスレフ型の宿命であるポートノイズ(風切り音)を低減するヤマハ独自の「ツイステッドフレアポート」を搭載しました。これによりハイレスポンスかつクリアな低音再生を実現しています。
2.音楽を聴く歓びを高める上質なデザイン
■黒鏡面ピアノフィニッシュを採用した美しいたたずまい
優美なラウンドフォルムを採用した『NS-2000A』は、外観からは一切ネジが見えないつくりとしたうえ、正面や側面はもちろん、背面に至るまで美しく仕上げられています。さらにスタンド部は、ピアノのペダルを感じさせる形状とし、十分な重量を持つアルミダイキャストを使用することで見た目の美しさに加え、音質の向上と耐転倒性を確保しています。また外観仕上げもヤマハのグランドピアノと同じ専用塗料と下地材、研磨工程による黒鏡面ピアノフィニッシュを採用しています。フロアスタンディングならでの存在感と相まって、上質なリスニング空間を演出します。
3.より長くご愛用いただくために5年間の長期製品保証を実施
長期間にわたり安心してご愛用いただけるよう、お買い上げ日より5年間のメーカー製品保証を標準で付与しています。
<製品の販売について>
『NS-2000A』の予約受付は2023年1月19日(木)より開始する予定です。当社では、充実した試聴環境と設置ノウハウを持つ全国の販売店とのパートナーシップのもと、本製品の価値をより良くご理解いただける環境づくりに努力してまいります。
<試聴会について>
10月28日(金)、29(土)、30(日)に東京国際フォーラムで開催される「2022東京インターナショナルオーディオショウ」、11月5日(土)、11月6日(日)にハートンホテル心斎橋で開催される「オーディオセッションin OSAKA 2022」のヤマハブースにて、NS-2000Aの試聴を実施致します。詳細は、下記のヤマハホームシアター・オーディオ体験イベント情報でご確認ください。
https://jp.yamaha.com/products/contents/audio_visual/experience/event/
<製品情報>
ヤマハ フロアスタンディングスピーカー 『NS-2000A』
https://jp.yamaha.com/products/audio_visual/speaker_systems/ns-2000a/
ヤマハ 企業情報サイト/ニュースリリース
https://www.yamaha.com/ja/news_release/
※ZYLON®は東洋紡株式会社の登録商標(ZJ-032E)です。
※文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。
※このニュースリリースに掲載されている情報などは、発表日現在の情報です。
発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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