当社孫会社であるPOCKETALK Inc.(米国)における初の営業利益半期黒字化に関するお知らせ
米国市場においては、移民数が過去5年間で最高水準になり、「言葉の壁」にまつわる課題が増加しています。あらゆる場面で多言語対応を必須条件とするケースが急増しており、行政機関、医療や教育の現場、ビジネスの現場などでAI通訳機「POCKETALKⓇ(以下、ポケトーク)」の導入が急拡大しています。加えて、分析・管理ツール「ポケトーク アナリティクス(米国名:Ventana)」の販売により、サブスクリプション型収益が拡大しています。
その中でも、教育現場における「言葉の壁」に関するニーズは非常に高く、POCKETALK Inc.では米国全土で開催されている教育に関する法人向けの展示会へ、継続的に参加しております。展示会においては、ブランドや製品の周知だけでなく、現場の声を集めることに重点を置き、得られた情報を、製品・サービスの開発・改善に積極的に活用しています。今回、新たに「FERPA(家族の教育の権利とプライバシーに関する法律)」及び「COPPA(児童オンラインプライバシー保護法)」といった米国基準のプライバシー保護基準に準拠いたしましたが、これにつきましても、現場の声を積極的に聞いた結果、米国内での導入拡大のためには、プライバシー保護法に準拠することが重要であると認識したことによる対応です。これにより、全米の教育機関における「ポケトーク」の導入が、より一層加速いたしました。
こうした現場の声に耳を傾ける活動を継続することで、市場のニーズを的確に把握し、最適なソリューションを提案し続けたことで、業績の成長を実現し、半期業績において、初となる営業利益黒字化を達成いたしました。
当社連結子会社であるポケトーク株式会社及びPOCKETALK Inc.は、「言葉の壁をなくす」をミッションに掲げ、お互いが母国語のまま対話でき、深く分かり合える世界の実現を目指し、「ポケトーク」シリーズの提供を世界中に広げてまいりました。世界中で広がる多言語対応の需要拡大を受け、更なる新製品・新機能開発、販売強化を加速させるとともに、米国に限らず欧州及びアジアなど、グローバル市場において幅広くビジネスを広げていきます。
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