「チームラボ 高知城 光の祭」を11月8日(金)から開催。日本三大夜城の高知城を、インタラクティブな光のアート空間に。10月15日(火)から前売券を販売開始。
展覧会入場券の前売は、10月15日(火)より、全国のコンビニエンスストアなどで販売を開始します。
高知城は、1601年から約10年の歳月をかけて築かれました。その後、火災にあいながらも江戸時代中期には創建当初の姿で再建されました。日本で唯一、天守だけでなく本丸全体の建造物がほぼ完全に現存する貴重な城です。「チームラボ 高知城 光の祭」では、江戸時代の姿を今に伝え、現在も高知の街の象徴である高知城が、人々の存在によって変化するインタラクティブな光のアート空間になります。
チームラボは、「Digitized City」(街が街のままアートになる)というアートプロジェクトを行っています。非物質的であるデジタルテクノロジーによって、街を物質的に変えることなく、現状の街の機能のまま「街が街のままアートになる」というプロジェクトです。
さらに、チームラボの「人々の関係性を変化させ、他者の存在をポジティブな存在に変える」という考えによって、街がデジタルテクノロジーによってアートになることで、街にいる人々の関係性をとてもポジティブなものへと変えていくことができるのではないかと考えています。
展覧会詳細: https://www.teamlab.art/jp/e/kochi-castle/
昨年の展覧会動画: https://youtu.be/DEMzdYKev6Y
【展示作品】
呼応する木々と自立しつつも呼応する生命 / Resonating Tree and Autonomous Resonating Life
teamLab, 2017, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi
作品: https://www.teamlab.art/jp/ew/resonating_tree_kochi
動画: https://youtu.be/bj9jjrd2hYA
城跡に置かれた立ち続ける光のovoid(卵形体)と、城跡の木々が光り輝く。
光のovoidと木々の光は、それぞれ自立しており、ゆっくりと呼吸しているかのように強く輝いたり消えたりしている。
光のovoidは人に押され倒れかけると、光の色を変化させ、色特有の音色を響かせる。そして、その光は、放射状に近隣の光のovoidと木々に伝播していく。伝播した光は、同じように音色を響かせながら、光のovoidと木々に連続して広がっていく。そして周りの「呼吸し呼応する石垣」にも呼応していく。
向こうの方から光が押し寄せてくれば、向こうに人がいることを意味する。人々はきっと、同じ空間にいる他の人々の存在を普段より意識するだろう。
浮遊する、呼応する球体 / Floating, Resonating Spheres
teamLab, 2015, Interactive Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi
作品: https://www.teamlab.art/jp/ew/fr_spheres_kochi
動画: https://youtu.be/rPRjxkTY1VE
浮遊する光の球体は、自律し、強く輝いたり消えたりし、まるでゆっくりと呼吸しているかのようにふるまう。 光の球体は、人が叩いたり何かにぶつかったりして衝撃を受けると、光の色を変化させ、色特有の音色を響かせる。そして、その近隣の球体も呼応し、同じ光の色に変化し音色を響かせる。そして次々にそのまわりの球体も連続的に呼応していく。
世界はこんなにもやさしく、うつくしい - 高知城の石垣 / What a Loving, and Beautiful World – Kochi Castle Stone Wall
Sisyu + teamLab, 2019, Interactive Digital Installation, Endless, Calligraphy: Sisyu, Sound: Hideaki Takahashi
※参考画像
作品: https://www.teamlab.art/jp/ew/whatloving_kochi
※参考動画: https://youtu.be/itFrlnVLpSY
史跡である、自然石をほとんど加工せずに積み上げた高知城の石垣を使ったインスタレーション作品。光で描かれる書の黒は、光がないことを意味し、自然石の積み上げによる、そして数百年長い時間による風化が生んだ石垣がつくる影と区別がつかない。書は、石垣の影と一体化しながら、降り注ぐ。
人々が文字に近づくと、それぞれの文字がもつ世界が現れ、互いに影響し合い、1つの世界を創っていく。
文字から生まれた存在は、空間上のそれぞれの位置や、それぞれが持つ知能や関係性、物理的な影響などによって、互いに影響を受け合いながら、1つの世界を創っていく。例えば、風が吹けば、花や雪は風の物理的な影響を受け飛んでいく。鳥は木にとまり、蝶は花があると近づいていくだろう。自然の景色に同じ瞬間がないように、今この瞬間の絵は二度と見ることができない。
漢字が亀の甲羅や牛や鹿の骨、青銅器に刻まれていたころ、漢字の一文字は、ひとつの世界を持っていた。漢字を通して人々が呼び出した世界は、連続し、互いに相互作用を与えながら、世界は創られていく。
呼吸し呼応する石垣 – 高知城 / Breathing Resonating Stone Wall - Kochi Castle
teamLab, 2018, Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi
作品: https://www.teamlab.art/jp/ew/stone-wall-kochi-castle/
動画: https://youtu.be/bj9jjrd2hYA
高知城は、日本で唯一、天守だけでなく本丸全体の建造物がほぼ完全に現存する城。その石垣が、全長約500mに渡って光り輝く。
石垣の光は、それぞれ自律しており、ゆっくりと呼吸するかのように明滅する。
二ノ丸・三ノ丸の「呼応する木々と自立しつつも呼応する生命」から伝播してきた光に呼応し、強く輝き、連続して広がっていく。
呼応する高知城 / Resonating Kochi Castle
teamLab, 2018, Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi
作品: https://www.teamlab.art/jp/ew/resonating-kochi-castle/
動画: https://youtu.be/bj9jjrd2hYA
高知城の本丸の光は、自律しており、ゆっくりと呼吸するかのように明滅する。
二ノ丸・三ノ丸の「呼応する木々と自立しつつも呼応する生命」、追手門から三ノ丸・二ノ丸・本丸へと続く石垣の「呼吸し呼応する石垣 – 高知城」から伝播してきた光に呼応し、強く輝く。
お絵かき龍馬たち / Sketch Ryoma & Friends
teamLab, 2018-, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi, teamLab
作品: https://www.teamlab.art/jp/ew/sketch_ryoma
動画: https://youtu.be/S8EvC_V55fQ
この草原は、みんなの描いた高知にゆかりのある歴史上の人物とピープルが集まる広場です。
紙に自由に、高知にゆかりのある歴史上の人物(坂本龍馬、坂本乙女、板垣退助、長宗我部元親)や、ピープル(男の子や女の子)を描きます。すると、描いた絵に命が吹き込まれ、目の前の巨大な草原で歩き出します。
歴史上の人物やピープルに触ると、びっくりして、様々なアクションをとります。
Black Waves of Kochi Castle
teamLab, 2019, Digital Installation, Continuous Loop, Sound: Hideaki Takahashi
展示期間: 2019年11月8日~12月19日
※参考画像
作品: https://www.teamlab.art/jp/ew/black_waves_of_kochi_castle
Waves of Light of Kochi Castle
teamLab, 2018, Digital Installation, Continuous Loop, Sound: Hideaki Takahashi
展示期間: 2019年11月8日~12月19日
作品: https://www.teamlab.art/jp/w/waves-of-light-of-kochi-castle
動画: https://youtu.be/-GawwBLQ4E8
高知城は、日本で唯一、天守だけでなく本丸全体の建造物がほぼ完全に現存する城。その本丸と二ノ丸を結ぶ渡り廊下の襖に、波を描いたインスタレーション作品。
波はコンピューター上の空間で、三次元上の水の動きをシミュレーションし構築している。水は、無数の水の粒子の連続体で表現し、粒子間の相互作用を計算している。そして、水の粒子の挙動で線を描き、三次元上の波の表層に線を描いている。そして、立体的に描かれた線の集合を、チームラボが考える「超主観空間」によって平面化し映像作品にしている。
前近代の日本の絵画では、川や海など水は、線の集合として表現されることが多い。そして、その線の集合はまるで生き物かのようにどこか生命感を感じる。前近代の人々らには、実際、古典的な日本の絵画(川や海などで言うならば、まるで生き物のように見える線の集合)のように、世界が見えていたのではないだろうか。
「なぜ、前近代の人々が川や海そのものに生命を感じていたかのようなふるまいをしていたのか?」、そして、「なぜ、彼ら自身も自然の一部であるかのようなふるまいをしていたのか?」という疑問へのヒントが、それらの絵画表現の中にあるように感じる。
もし、ビデオカメラで切り取った本物の波よりも、本作の波の方に、より鑑賞者と作品世界との間に境界線がなくなるような、作品世界に入り込むような感覚、もっと大胆に言えば、その線の集合にすら生命体だと感じ、まるで鑑賞者が波に憑依するかのような体験をするならば、前近代的な日本の「世界の見え方」と、そこから発生する「世界に対するふるまい」とのつながりが見えてくる。
自然とは観察の対象ではなく、「自分自身も自然の一部である」と考えていたかのようなふるまいは、単に、かつての人々の見え方が、川や海のような自然の一部を生命体のように見せ、自然の一部にすら憑依させてしまいやすい見え方だったからではないだろうか。つまり、自然と自分との境界がないような感覚になりやすい見え方だったからではないだろうかと思うのだ。
自立しつつも呼応する生命の森 / Forest of Autonomous Resonating Life
teamLab, 2018, Interactive Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi
作品: https://www.teamlab.art/jp/ew/autonomous_kochi
動画: https://youtu.be/zRbhQUoEAcQ
空間は、光のovoid(卵形体)によって埋め尽くされている。人々は光のovoidをかき分け、空間の中に入っていく。
光のovoidは、人々がかき分けたり、叩いたりして衝撃を受けると、色を変化させ、色特有の音色を響かせる。そのまわりのovoidは、近くのovoidから連続的に呼応し、同じ色になり同じ音色を響かせていく。
向こうの方から光が押し寄せてくれば、向こうに人がいることを意味する。人々はきっと、同じ空間にいる他の人々の存在を普段より意識する。
【開催概要】
チームラボ 高知城 光の祭 2019-2020
https://www.teamlab.art/jp/e/kochi-castle/
#チームラボ高知城光の祭 #チームラボ #高知城 #DigitizedKochiCastle
会期: 2019年11月8日(金)~ 2020年1月13日(月・祝)
時間: 17:30~21:30(最終入場21:00)
会場: 高知城・高知公園(高知県高知市丸ノ内1丁目2−1)
アクセス:
<お車をご利用のお客さま>
高知ICから車で約15分、JR高知駅から車で約10分
※駐車場は高知公園駐車場及び周辺有料駐車場をご利用ください。
<電車をご利用のお客さま>
とさでん交通 路面電車「高知城前」下車 徒歩3分
※JR高知駅からは「はりまや橋」で乗換となります。
入場料:
展覧会入場券
<前売券>
大人 1,000円
中・高校生 700円
小学生 400円
※販売期間:2019年10月15日~11月7日
<当日券>
大人 1,100円
中・高校生 900円
小学生 500円
<団体券(20名以上)>
大人 1,000円
中・高校生 700円
小学生 400円
天守入館券
大人のみ 400円
大人団体券(20名以上) 300円
※当日販売のみ。
※大人は天守への入館には、「展覧会入場券」と「天守入館券」が必要です。ただし、小学生、中・高校生は「展覧会入場券」のみで天守入館が可能です。
※未就学児童は無料です。
※小学生以下は大人同伴が必要です。
※天守入館券は、混雑状況によって、販売を中止する場合があります。
※いかなる場合においても、購入後の払い戻し、交換、再発行はいたしません。
※各種手帳(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳)持参者及びその介護者(1名)については、「展覧会入場券」の料金を半額とします。
なお、事前購入された場合は、現地発券所で購入金額の半額を返金します。また、「展覧会入場券」で天守に入館できます。
販売場所:
展覧会入場券
<前売券>
全国のコンビニエンスストアほか。
(セブンーイレブン、ローソン、ミニストップ、ファミリーマート)
※コンビニエンスストアは共通番号。
(商品番号)0252237
(商品名)チームラボ 高知城 光の祭 前売券
(販売期間)2019年10月15日(火)~11月7日(木)
<当日券>
現地販売、全国のコンビニエンスストアほか。
(セブンーイレブン、ローソン、ミニストップ、ファミリーマート)
※コンビニエンスストアは共通番号。
(商品番号)0252238
(商品名)チームラボ 高知城 光の祭 当日券
(販売期間)2019年11月8日(金)~2020年1月13日(月・祝)
天守入館券
・当日現地販売のみ
注意事項:
・高知城及び高知公園内には階段や段差があります。また、文化財を可能な限り往事の姿のままご覧頂く事を前提として整備をおこなっているため、公園内には未舗装道路が多く、建造物内のスロープ等はございません。
・泥酔等の来場者の迷惑となる場合や、開催の危害や支障を及ぼす可能性がある場合は来場をお断りします。
・悪天候等の場合は開催を中止する場合があります。
主催: チームラボ 高知城 光の祭 実行委員会
お問合せ:
チームラボ 高知城 光の祭 コールセンター
電話 088-854-7100 10:00 - 18:00
【チームラボ】
アートコレクティブ。2001年から国際的に活動を開始。集団的創造によって、アート、サイエンス、テクノロジー、デザイン、そして自然界の交差点を模索している学際的な集団。アーティスト、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、様々な分野のスペシャリストから構成されている。
チームラボは、アートによって、人間と自然、そして自分と世界との新しい関係を模索したいと思っている。デジタルテクノロジーは、物質からアートを解放し、境界を超えることを可能にした。私たちは、自分たちと自然の間に、そして、自分と世界との間に境界はないと考えている。お互いはお互いの中に存在している。全ては、長い長い時の、境界のない生命の連続性の上に危うく奇跡的に存在する。
ニューヨーク、ロンドン、パリ、シンガポール、シリコンバレー、北京、台北、メルボルンなど世界各地で常設展およびアート展を開催。東京・お台場に《地図のないミュージアム》「森ビルデジタルアートミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」を常設。2020年秋まで東京・豊洲に《水に入るミュージアム》「チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com」、2019年11月4日まで九州・武雄温泉の御船山楽園にて「チームラボ かみさまがすまう森 - earth music&ecology」を開催中。2019年11月5日に、上海・黄浦濱江に新ミュージアム「teamLab Borderless Shanghai」を開館。
チームラボの作品は、ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館(シドニー)、南オーストラリア州立美術館(アデレード)、サンフランシスコ・アジア美術館(サンフランシスコ)、アジア・ソサエティ(ニューヨーク)、ボルサン・コンテンポラリー・アート・コレクション(イスタンブール)、ビクトリア国立美術館(メルボルン)、アモス・レックス(ヘルシンキ)に永久収蔵されている。
teamLab is represented by Pace Gallery.
チームラボ: http://teamlab.art/jp/
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【高知城】
高知城は、関ヶ原の戦の功績で遠州掛川より入国した山内一豊により慶長6年(1601年)築城が開始され、約10年の歳月をかけて築かれた。その後、火災にあいながらも江戸中期には創建当初の姿で再建する。天守や追手門を含む15棟の建造物が国の重要文化財に指定され、日本で唯一、天守を含む本丸の建築群がすべて現存する、江戸時代の姿を今に伝える貴重な城郭である。
四季を通じて夜間イベントを開催していることなどが評価され、2014年には(一社)夜景観光コンベンションビューローから「日本三大夜城」の一つとして認定される。別名鷹城。
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