営業DXサービス「Sansan」が、CRM搭載のカスタマープラットフォーム「HubSpot」と連携
~正確な顧客情報を自動で登録、データ起点の戦略立案を後押し~
働き方を変えるDXサービスを提供するSansan株式会社は、営業DXサービス「Sansan」とMA(マーケティングオートメーション)・CRM(顧客関係管理)搭載のカスタマープラットフォーム「HubSpot」との連携機能の提供を開始することを発表します。
これにより、Sansanがデータ化した名刺などの接点情報をHubSpotに自動で登録できるようになります。既にHubSpotに登録されているデータにも、Sansan独自の企業識別コードを活用して、重複情報の統合や「業界名」「役職の重要度」といった属性情報を付与できるようになります。正確かつ最新の情報が自動で蓄積され情報もリッチ化することで、AI分析などデータ活用の幅が広がり、戦略立案や実行を効率化します。
なお本連携機能の活用には、Sansanに蓄積された名刺情報を外部システムと連携しデータ活用を後押しするオプション「Sansan Data Hub」の契約が必要です。

■連携の背景
新規顧客の開拓や既存顧客からの受注拡大を目的に、顧客情報を蓄積したデータ基盤を構築し、データに基づいたマーケティングや営業活動を行うためMAやCRMを導入する企業が増加しています(※1)。AIを活用してデータ分析を行うなど先進的な機能拡充が進む中で、MAやCRMを最大限活用するためには正確な顧客情報を入力し、定期的な情報更新が欠かせません。一方、顧客情報の手入力が負担となり、定期的な情報更新がされずツールが十分に活用されない課題もあります。
HubSpotは、全世界で24.8万社の顧客を持つMA・CRM搭載のカスタマープラットフォームです。AI機能の開発にも力を入れており、Sansanユーザーの間でも幅広く活用されています。名刺やメールといった接点情報など、Sansanに蓄積した情報をHubSpotに登録して活用するケースも多い一方で、SansanのデータをHubSpotへ登録するためには、手入力やCSVファイルを使った登録作業が必要となり手間がかかり、データの更新がしづらく鮮度低下や入力ミスが発生するといった課題がありました。
こうした課題を解決しMA・CRMを活用したマーケティング・営業活動をさらに後押しすべく、今回の連携を実現しました(※2)。
■機能概要
今回の連携により、Sansanに蓄積された名刺や接点情報など正確な顧客データを、HubSpot上に自動で登録できるようになります。「企業名」「氏名」「役職」「連絡先」といった項目が、Sansanのデータを基に自動で作成・更新されます。

また、HubSpotに登録されている情報をSansan Data Hubに取り込むことで、登録済みデータを整理できます。HubSpotから取り込んだ情報に、Sansan独自の企業識別コード(SOC : Sansan Organization Code)を付与することで、表記ゆれなどが原因で同一企業と識別されていない情報や、重複している情報を正確に識別・ひも付けできるようになります。さらに、Sansanが「業界名」「取り扱いサービス・製品カテゴリ」「役職の重要度」など100種類以上の属性情報を自動で付与するため、HubSpotに分析・活用しやすい顧客データ基盤を構築できます。

■HubSpot Japan株式会社 シニアディレクター 伊佐 裕也様
HubSpotは、CRM搭載のカスタマープラットフォームとして、これまで多くの企業の成長を支援してきました。企業が正確かつ最新のデータを蓄積し、一貫性のある顧客体験を提供することは非常に重要です。HubSpotもこれまで、さまざまな機能を提供することで、その実現をサポートしてきました。
今回の連携により、Sansanが培ってきたデータ化技術に加え、高度な名寄せや属性付与機能をHubSpotのユーザーにも活用いただけるようになります。より正確でタイムリーな顧客データを活用できる環境が整い、営業やマーケティングの効率化や成果の最大化につながることを期待しています。今後も、両社のテクノロジーと知見を掛け合わせながら、ユーザーの皆様にさらなる価値を提供し、日本のビジネスの成長を支えていきます。
※1:矢野経済研究所「ERP及びCRM・SFAにおけるクラウド基盤利用状況の法人アンケート調査を実施(2022年)」(2023年3月6日発表) https://www.yanoict.com/summary/show/id/700#a1
※2:本機能をご利用いただくには、営業DXサービス「Sansan」のオプションである「Sansan Data Hub」を契約いただく必要があります。
(以上)
■HubSpot Japan株式会社について
HubSpot Japanは米国に拠点を置くHubSpot Inc.の日本法人として、「顧客を惹きつけ、信頼関係を築き、顧客満足度を高めることで自社も成長していく」という「インバウンド」の思想を掲げ2016年に設立されました。提供するカスタマープラットフォームにはクラウド型のCRM(顧客関係管理)および人工知能(AI)が搭載されており、プラットフォーム全体にわたって「使いやすさ、即効性、オールインワン」を特徴としています。企業の各成長フェーズのニーズに合わせて柔軟に拡張することが可能で、現在世界135カ国以上で約248,000社に導入されています。
■名刺管理から、収益を最大化する「Sansan」
Sansanは、名刺管理を超えた営業DXサービスです。名刺やメールといった接点から得られる情報を正確にデータ化し、全社で共有できるデータベースを構築します。あらかじめ搭載している100万件以上の企業情報や商談をはじめとする営業活動の情報も一元管理できるようにすることで、これまで気付けなかったビジネス機会を最大化し、売上の拡大を後押しします。また、名刺関連の業務や商談準備を効率化することで、社員一人ひとりの生産性を高め、コストの削減も可能にします。
■Sansan株式会社 会社概要
「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、働き方を変えるDXサービスを提供しています。主なサービスとして、営業DXサービス「Sansan」やキャリアプロフィール「Eight」、インボイス管理サービス「Bill One」、契約DXサービス「Contract One」を国内外で提供しています。
設立:2007年6月11日
URL:https://jp.corp-sansan.com
所在地:150-6228 東京都渋谷区桜丘町1-1 渋谷サクラステージ 28F
資本金:70億47万円(2024年11月30日時点)
事業内容:働き方を変えるDXサービスの企画・開発・販売
Sansan https://jp.sansan.com
Eight https://8card.net
Bill One https://bill-one.com
Contract One https://contract-one.com
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