オンデマンド講座「ブレーンクリエイティブライブラリー 廣村正彰編」が開講

『すみだ水族館』『横須賀美術館』などのデザインを手がける廣村正彰氏から記憶と共感を形にするサインデザイン論を学ぶ

株式会社宣伝会議

株式会社宣伝会議(本社:東京都港区/代表取締役社長:高橋 智哉)は、広告クリエイティブの専門誌『ブレーン』がプロデュースするオンデマンド講座「ブレーンクリエイティブライブラリー」にて、「クリエイティブライブラリー廣村正彰編」を開講しました。

〈詳細は以下URLをご覧ください〉

https://stg-spa.sendenkaigi.com/creative/courses/cl-hiromura_masaaki/

 ■グラフィックデザイナー 廣村正彰氏 プロフィール

愛知県生まれ。田中一光デザイン室を経て、1988年に廣村デザイン事務所設立。グラフィックデザインを軸に、様々な領域のアートディレクション、サイン計画、ブランディングを手がけ、企業のデザイン監修、講演、国際イベントのデザイン審査なども行なっている。主な仕事に、すみだ水族館、鉄道博物館、横須賀美術館、名古屋造形大学、水戸市民会館、石川県立図書館、TODA BUILDING、ロフトのアートディレクション、東京2020スポーツピクトグラム開発に携わるなど。

毎日デザイン賞、KU/KAN賞、SDAサインデザイン大賞、グッドデザイン金賞受賞ほか多数。多摩美術大学客員教授、名古屋造形大学客員教授。近著に『デザインからデザインまで』(ADP)、『デザインの仮説と仮設』(国書刊行会)。2025年7月に『デザインの仮説と仮設 廣村正彰+』をギャラリーエークワッドにて開催。

◆ 講座概要

“記憶と共感を形にする、廣村正彰のサインデザイン論”

人が迷わず理解し、そして心に残るデザインとは何か。本講座では、グラフィックデザイナー廣村正彰氏が、サインデザインを起点に「わかる」と「共感」を生み出す思考法を解説します。

幼少期の記憶や地域性に基づく「共感のうつわ」、建築や空間と響き合うデザインの構築、そして意識に届くサインのあり方を、豊富な事例と共に紹介。単なる造形を超えて、人の行動や感情に働きかけるデザイン発想を学ぶことができます。

◆カリキュラム

はじめに ―サインデザインを考える時の要素―

何にフォーカスして思考を巡らせるか、デザインを作り上げる前に考える5つの要素とは。

「わかる」とは何か。「何がわからないのか」を理解することで気づきを生む。

「共感のうつわ」とは

幼少期の記憶など、人々が持つ共通の良い記憶に触れることで、「共感」や「愛着」が生まれる「共感のうつわ」を活用した実験的なデザインの事例紹介。

人々の共通の記憶や愛着を丁寧に見つめることが、「共感のうつわ」をつくるヒントになる。

1 観察して仮説を立てる

観察すること

建物や空間の意図を知り、地域の歴史を学ぶ。

デザインの基になる思考を見つける。

仮説を立て、それを検証しながらデザインを構築していく。

 

事例紹介

空間の特性や記号の有効性を活かしたデザイン、ひらめきや好奇心を促すような

「言葉」を用いて人々の心や行動に働きかけるデザインなど。 

2「わかる」と「迷わない」の設計思想

[ピクトグラムの役割]

環境や状況に応じて、適切なピクトグラムを導き出すためのプロセスと事例。

[デザインの速さ]

認識速度の重要性。

直感的な認知を促す「速いサイン」と、空間の意味性を感じさせる「遅いサイン」の特性と事例紹介。

 

3 意識に届くデザイン

[気づきをつくる]

情報が確実に伝わるだけでなく、共感や愛着といったポジティブな感情が芽生えることで意図が伝わる。デザインには気づきを生み出すトリガーをつくる役割もある。

[仮設的な思考]

恒久的な考え方ではなく、更新や変化を前提とした柔軟なデザインが新たな価値を生み出す可能性を持つ。社会の変化に対応できる、合理的な思考がこれからのデザインには必要。仮設的な思考に基づく事例紹介。 

  

〈詳細は以下URLをご覧ください〉

https://stg-spa.sendenkaigi.com/creative/courses/cl-hiromura_masaaki/

■「ブレーン クリエイティブライブラリー」について

~ クリエイティビティを次世代に継承する~

いつの時代においても、優れたクリエイティブは人々の心を捉え、動かしてきた歴史があります。この歴史と一流クリエイターの考えは、これからの未来に継承していくべきものです。

今までは、一部、書籍や専門誌の形で発行し、流通され、また図書館に収集、保管されることで、後進の者が目にし、読むという行為がほとんどでした。それも、お名前や作品に触れる機会があっても、作品以外の知見やお考えに触れる機会がほとんど無く、それが失われることは、未来のクリエイティブのために、大きな損失ではないか、と考えました。

後世にその知見や技術を継承していくために、今回、「ブレーンクリエイティブライブラリー」という名称で、活字や図版だけでは伝えきれないものを映像で残し、クリエイターの肉声に基づき、現在のメディア環境にあった映像コンテンツとして作成し、いつでも、どこでも受講できる講座として未来に向けて配信いたします。

登壇する約80名のトップクリエイターによる講座の一覧はこちら

ラインナップの拡充に伴い、講師1人ずつ、講義を受講する単独申込だけでなく、まとめて受講できるお得な「30講座/20講座/10講座受講パック」の提供も開始しました。

クリエイティブの分野において、多様なテーマで第一人者の方々が講義する形式で、今後も講義を順次追加していきます。

■月刊『ブレーン』について

○発行元/株式会社宣伝会議

○判型/A4変型、平とじ、144ページ

○定価/1,500円(税込)

○創刊/1961年

○販売/全国有力書店ならびに定期購読 〇発行部数/5万部

○主要読者/広告会社、制作会社など広告クリエイティブに関わる方全般。企業の宣伝担当者、インハウスデザイナー、マーケター、ブランドマネージャーなど。広告・クリエイティブ関連の職種を目指す学生・業界志望者。

宣伝会議について                              

株式会社宣伝会議は1954年創刊の月刊『宣伝会議』を起点に、出版、教育、イベント、アワード、コンサルティングなど多角的な事業を展開しています。月刊『宣伝会議』『販促会議』『広報会議』『ブレーン』『環境ビジネス』をはじめとする専門誌の発行や、Webメディア「AdverTimes.」の運営を通じて、マーケティング・クリエイティブ・環境にかかわる最新動向や実践知を発信。加えて、年間約10万人が受講する講座・研修を提供し、次世代の人材育成にも注力しています。


 

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会社概要

株式会社宣伝会議

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URL
https://sendenkaigi.co.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区南青山3-11-13 新青山東急ビル9階
電話番号
03-3475-3010
代表者名
高橋 智哉
上場
未上場
資本金
1億1000万円
設立
1954年04月