「自衛隊とロシア軍が、北海道で激突!」その時、私たちはどうなるのか―― 禁断の戦争マンガが大ヒット中! あなたはコミック『小隊』を読みましたか?
“ミリオタ”や“軍事マニア”から「戦闘描写のリアルさ」に問い合わせが殺到!
株式会社文藝春秋(本社:東京都千代田区 社長:飯窪成幸)が今年3月に刊行した、芥川賞作家・砂川文次さんの原作で柏葉比呂樹さんによる鮮烈な作画によってコミカライズした『小隊』が話題です。


コミック『小隊』は発売からわずか2カ月あまりですでに第4刷まで版を重ね、物語の舞台となった北海道だけでなく全国から大きな反響をいただいています。
また、「Amazon」<戦略・戦術カテゴリーランキング>では1位を獲得し、関連メディアや航空専門誌などでも数多く取り上げられ、いわゆる“ミリオタ”や“軍事マニア”の方々からも熱いご支持をいただいています。
書店での『小隊』ブームが続いています!
※以下写真は、札幌の複合店舗「コーチャンフォー」店頭の様子。





■原作・砂川文次さんからのコメント
原作を書いている時、私は将来このような事態が起きるかもしれない、という予想を立てるのではなく、むしろ過去に起きた紛争や戦争を手掛かりにして創作の原動力としていました。本作が話題になるというのは、あるいは私たちが生きる現在と、戦争が日常としてあった過去が繋がりつつあるということなのかもしれません。
■漫画・柏葉比呂樹さんからのコメント
マンガ『小隊』を描き終えた今でさえ、ロシアによるウクライナ都市部への空爆のニュースや停戦の行方をまだどこか「遠い国の出来事」としてしか感じることのできない僕がいます。しかし、ニュースにこそなりませんが、日本でも昨年の自衛隊スクランブル発進は700回以上、その内ロシア関連の発進はおよそ240回にものぼり、年々増え続けています。僕の仕事場は北海道の新千歳空港からそう遠くなく、スクランブルなのか訓練なのか、自衛隊のF15が頭上を通過することも特に珍しい光景ではありません。あらためて日本をとりまく情勢や主人公たち自衛官の過酷な任務を僕たちはもう少し知っておく必要があるのかもしれません。
■推薦者・小泉悠さん(東京大学先端科学技術研究センター准教授)からのコメント
「読みながらウクライナの戦禍に思いを馳せた。これは私たちが生きる時代を描いた21世紀の漫画だ」
■担当編集者からのコメント
『小隊』の舞台が北海道ということで、道内の書店を中心にポップの展示や販売特典を重点的に展開しました。おかげ様で反響が大きく、予想を上回る売り上げを記録しております。北方領土が指呼の距離にある道民の方々にとって、《自衛隊VSロシア軍》は決して他人事ではない──そんな“温度差”をひしひしと感じた次第です。
■コミック『小隊』インフォメーション
砂川文次さんによる『小隊』創作秘話インタビューが『文春オンライン』に掲載されます。
日ロ両軍が北海道で激突する戦争マンガが大ヒット…
元幹部自衛官の原作者が語る「勝敗のカギは火力配当にあり」
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https://bunshun.jp/articles/-/78867 ※5月14日(水) 11時公開
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■砂川文次(すなかわ・ぶんじ)プロフィール
1990年、大阪府生まれ。元自衛官。
2016年「市街戦」で第121回文學界新人賞、2022年「ブラックボックス」で第166回芥川賞を受賞。著書に『戦場のレビヤタン』『臆病な都市』『小隊』『ブラックボックス』がある。
■柏葉比呂樹(かしわば・ひろき)プロフィール
1975年、北海道生まれ。
2007年「甲子園スーパースター名勝負 K・Kコンビ 終わらない夏」で漫画家デビュー。著書に『映像ディレクター越智は見た 世界怪奇録』(原作・越智龍太)など。
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■書誌情報
書 名:『小隊』
原 作:砂川文次
漫 画:柏葉比呂樹
装 丁:B6判・並製カバー装
定 価:902円(税込)
発売日:2025年3月21日
ISBN:978-4-16-090198-8
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