特別展『“玉の輿”大名家の栄光と苦悩―徳川綱吉・桂昌院と宮津藩本庄松平家―』開催
京都府立丹後郷土資料館での特別展
京都府立丹後郷土資料館で特別展『“玉の輿”大名家の栄光と苦悩―徳川綱吉・桂昌院と宮津藩本庄松平家―』を開催します。
- 名称
- 会期
開館日数 44日間(会期51日のうち) 休館日 毎週月曜日
- 開館時間
※10 月23 日(土)・30 日(土)、11 月5日(金)~7日(日)は午後8時まで開館
※夜間開館期間中は当館周辺のライトアップを実施
- 会場
- 主催
- 開催趣旨
2代資俊の時代にはさらに松平姓を与えられ、以降歴代藩主は松平姓を名乗り、幕府の要職に就くような家格にまで登り詰めます。その一方、このことが藩財政の悪化やそれに伴う一揆の発生といった、江戸時代後期における本庄家の苦悩の要因にもなりました。
本展示では、近年新たに発見された宮津藩本庄家関係資料を紹介し、激動の時代を生きた本庄家のあゆみを紐解きます。
- 主な展示品一覧(予定)
〈徳川綱吉・桂昌院と本庄宗資の時代―生類憐みの令と赤穂浪士―〉
絹本著色 徳川綱吉像(奈良県桜井市・長谷寺蔵)
絹本著色 桂昌院像(奈良県桜井市・長谷寺蔵)
○御触留5・6番「古久保家文書」(京都市・京都府立京都学・歴彩館蔵)
〈桂昌院・綱吉と宗資による寺社の再興〉
木造阿弥陀如来立像(桂昌院念持仏)および厨子(宮津市・大頂寺蔵)
絹本著色 隆光僧正図(長岡京市・乙訓寺蔵)
徳川綱吉筆 紙本墨書「福」(京都市・金蔵寺蔵)
徳川綱吉筆 紙本墨書「寿」(京都市・善峯寺蔵)
◎元禄十一戊寅歳日次記「賀茂別雷神社文書」京都市・賀茂別雷神社蔵)
〈出世を遂げる本庄家歴代当主〉
□本庄家譜(糸井文庫)(舞鶴市・舞鶴市郷土資料館蔵)
徳川綱吉御内書「宮津藩本庄家関係資料」(宮津市・個人蔵)
太刀 津田近江守助直銘と拵(京都市・善峯寺蔵)
◎濱松御領分絵図「宮津藩政記録」(京都市・京都府立京都学・歴彩館蔵)
〈本庄家の宮津入部とその治世〉
太刀 銘来国俊(宮津藩本庄松平家伝来)(愛知県名古屋市・刀剣ワールド財団蔵)
◎引渡目録「宮津藩政記録」(京都市・京都府立京都学・歴彩館蔵)
伝本庄資承像(宮津市・宮津市教育委員会蔵)
□丹哥府志(糸井文庫)(舞鶴市・舞鶴市郷土資料館蔵)
□文政一揆破損「南京大鉢」(与謝野町・与謝野町教育委員会蔵)
〈激動の時代を生きた第9代・宗秀〉
本庄宗秀甲冑着用像(宮津市・個人蔵)
本庄宗秀筆 紙本墨画「報恩謝徳」(与謝野町・個人蔵)
本庄宗秀筆 蛭子像(当館)
- 関連事業
①11月6日(土) 午後1時30分から
「大出世を遂げた本庄宗資」
講師 藤本 仁文 氏(京都府立大学准教授)
②11月20日(土) 午後1時30分から
「桂昌院ゆかりの善峯寺―近年の古文書調査からわかったこと―」
講師 母利 美和 氏(京都女子大学教授)
※各回定員30 名
※当日午前11 時30 分から先着順に整理券配布
〇ぶらり丹後
①10月30日(土) 午後1時30分から 集合:宮津市役所
「宮津城」 案内 森島 康雄(当館資料課長)
②11月13日(土) 午後1時30分から 集合:宮津市役所
「宮津城下町」 案内 稲穂 将士(当館資料課)
- 協力機関(予定・敬称略・順不同)
- 入館料
(11月5日(金)・6日(土)・7日(日)は、関西文化の日のため入館無料)
但し、次の方々は無料
・満65歳以上の方、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者の方、小中学校等の学校教育活動の場合。
また、府内にお住まいの方で、「きょうと子育て応援パスポート」を提示した小学生のお子さんを同伴された親または祖父母の方1名分の観覧料は無料。
- その他
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