【接待ゴルフはもう古い⁉】 コロナ禍で“ビジネスゴルフ”から“ファミリーゴルフ”へ変化の兆し(第3回『ゴルフに関するアンケート調査』Vol.1)
~「お金がかかる」「中高年がやる」のイメージ減少~
株式会社Tポイント・ジャパン(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:長島弘明)は、昨今のゴルフ市場課題に際し、ゴルフ業界の今後を考えるべく、2019年12月に第1回、2020年7月に第2回『ゴルフに関するアンケート調査』(※)を実施してまいりました。このたび、第3回目となるアンケートを実施し、Vol.1として「コロナ禍におけるゴルファーの実態調査」の結果をお知らせいたします。また、10月にはVol.2「7000万人のデータベースから導き出した令和ゴルファーとは?」、11月にはVol.3「ゴルファータイプ別分析」を発表してまいります。
●【ゴルフをする相手】ビジネスからファミリーでのゴルフへ転換してきている
●【ゴルフをする理由】“健康志向”と密回避のニーズが高まる
●【ゴルフのイメージ】「お金がかかる」「中高年スポーツ」は減少、「生涯スポーツ」「家族」が増加
●【若者はなぜラウンドしない?】20代がラウンドしない理由「お金」と「教えてくれる人」の不足
- ゴルフ相手は「職場」「友人」から、「家族/配偶者」の“より身近なコミュニティ”へ。
ソーシャルディスタンスや在宅ワークの増加など、コロナ禍で人と人の接触機会が減少する中、ゴルフを楽しむ相手に関しては、上司や同僚など職場関係のコミュニティや「友人」などから、よりプライベートな「家族/配偶者」など身近なコミュニティへ移行している兆しが見られました。
コロナ禍でもラウンド数が増加した理由には、“密を避けられる”や“運動不足の解消”など、ニューノーマルな生活様式において、ゴルフの持つ特性がポジティブな印象を与えている様子がうかがえます。また、在宅勤務やテレワークの普及により時間的制約が緩和され、より自由な環境でゴルフを楽しめるようになったのかもしれません。そんな環境面のアドバンテージでラウンド数が増加する一方、コンペ企画の減少といったビジネスシーンや集団でのゴルフ機会が減少し、“誰かを誘う”、“誰かに誘われる”ことに関するハードルは高くなり、その結果として上述の“身近なコミュニティでのゴルフ”の時流が高まりを見せているのかもしれません。
- ゴルフをする理由、“健康志向”と“密回避のニーズ”が高まる。
コロナ以前から「健康維持、体力づくり」を目的としていた方が多かった60~70代よりも、特に20~30代の間でコロナ禍でのゴルフに対する健康志向が強まっていることがうかがえます。さらに三密回避が求められる中で、開放感のある自然に囲まれた環境でプレーできるスポーツとしての価値も、若年層から中年層の間で注目を集めているようです。
- ゴルフのイメージ、“お金持ちの中年がやるスポーツ”ではなくなっている?
コロナ禍を経てゴルフに対するイメージは「お金がかかる」や「中高年がやる」といったネガティブな印象から、「生涯スポーツ」や「家族とのコミュニケーション」など、老若男女で楽しめるポジティブな印象が高まっているようです。そこには、若手のプロゴルファーの活躍も大きな影響を与えているようです。またコロナ禍において、「ゴルフをする理由」として挙げられていたように、“密を避けて楽しめるスポーツ“や”感染対策が万全なスポーツ”として、安全・安心なイメージも高まっていることがうかがえます。
- 一方、20代はラウンドに行きたくても…「お金」「教えてくれる人」が足りない!
前述のゴルフのイメージに関する質問では「お金がかかる」といった印象に減少傾向が見受けられましたが、特に20代の若年層にとって、ラウンドデビューには依然として金銭面のハードルが高いことがうかがえます。また、先ほどの「ゴルフを誰から教わるか?」の質問で“より身近な相手からゴルフを教わる”機会が増加する一方で、20代がラウンドしない理由として「教えてくれる人がいない」ことを挙げるのは、逆説的に、家族など身近なコミュニティでゴルフ経験者がいない若年層にとっては、職場でのゴルフコミュニケーションが減少している今、インドアゴルフやオンラインレッスンのニーズが高まっているのではないでしょうか。
- 【イベント開催】プロゴルファーは“最新のゴルフに関するアンケート”をどう捉えるのか?
服部 道子 × 初代スポーツ庁長官 鈴木大地 登壇
『好転力』出版記念イベント
「ビジネスにも活きる!一流アスリートの“状況を好転させる力”をつけるには…?」
『好転力』の出版を記念して、著者であるプロゴルファー 服部道子氏と、スポーツ庁長官を務められた鈴木大地氏にご登壇いただき、本書の紹介をはじめ、「好転力」をテーマにトークセッションをしていただきます。さらに今回の発表した第3回「ゴルフに関するアンケート」の調査結果をはじめ、各年代のゴルファー像をTポイントのデータベースから分析し、服部氏と鈴木氏にご覧いただきます。最新のゴルファーデータを基に、アスリートとしての観点から、ゴルフが持つ魅力や可能性、スポーツとしてのゴルフが日本社会で担う役割などについてセッションしていただきます。
チケットのご購入やお申込みについては、下記ページをご参照ください。
>イベント申し込みフォーム:
https://eventmanager-plus.jp/get/5b092b41b01ef59b0b6c840d5399931a0f6af26bef06f367387b923ecc886fcb
※これまでの「ゴルフに関するアンケート調査」
・第1回『 ゴルフに関するアンケート調査 』
https://www.ccc.co.jp/news/2019/20191224_001486.html
・第2回『 ゴルフに関するアンケート調査 』
https://www.ccc.co.jp/news/2020/20200716_001905.html
■アンケート調査概要
調査期間:2021年8月18日(水)~8月24日(火)
調査機関:CCCマーケティング株式会社 Tアンケート(T会員へのWEB調査)
調査対象:全国/男女/20~79歳
対象者スクリーニング:過去1年間のゴルフ場プレー有無、練習場でのプレー有無
対象者数:1,784人(男性:1,242人、女性:542人)
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