株式会社NTTデータが、「Sansan」と「Sansan Data Hub」を全社導入
~約1万2000人への導入で、50以上の事業部間で連携を強化~

働き方を変えるDXサービスを提供するSansan株式会社は、株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)が、営業DXサービス「Sansan」およびSansanに蓄積された情報を外部システムと連携しデータ活用を後押しするデータ連携ソリューション「Sansan Data Hub」を全社で導入したことを発表します。
NTTデータは数多くの事業を展開しており、約1万2000人の社員が在籍し名刺交換などで得た顧客情報・接点情報は事業部別に管理しているため、組織を横断した人脈の連携が難しいという課題がありました。またマネジメントの面でも、営業活動の詳細が組織全体で可視化できず、顧客との関係構築や提案方法が属人的になっているという課題がありました。今回、SansanおよびSansan Data Hubを全社導入し顧客データ基盤を構築することで、全社員がもつ接点情報を一元管理し事業横断での連携を強化するとともに、マネジメント層を含めた全社での営業改革を推進します。
■サービス導入の背景と期待する効果
NTTデータは、中期経営計画において、企業・業界の枠を超えた連携を生み出し「ITとConnectivityの融合による新たなサービスの創出」を掲げ、グループ・組織連携の強化を推進しています(※1)。
数多くの事業を展開している同社では、これまで事業部ごとの戦略に最適化されたツールを活用しており、顧客・接点情報は各事業部で個別に管理していました。そのため営業活動においては、事業部間での情報共有が難しく、必要に応じて他部署の担当者を探して直接ヒアリングをする必要があったほか、同一顧客でも自社のどのサービスを導入していて、どの部署と商談を行っているのかを把握しづらい課題がありました。
営業マネジメントの面でも、統一したフォーマットで活動状況を可視化できておらず、各組織や役職者によって育成・対応方針が異なることで、全社的な営業課題の特定や改善が難しい状況でした。
そこで全社統一の顧客データ基盤を構築し営業活動を可視化すべく、SansanおよびSansan Data Hubの全社導入を決定しました。
・接点情報の一元管理による組織間連携の強化
Sansanは、AI技術とオペレーターの手入力により、名刺やメールなどから得られる顧客との接点情報を正確にデータ化できるほか、その履歴も蓄積できます。NTTデータでは全社員の顧客情報・接点情報をSansanで一元管理し全社で共有することで、顧客情報を横断的に活用できるようになります。他部署の人脈を活用し効果的な営業先を選定できるほか、直近の名刺交換の情報から他事業部の接点状況も確認できるため、組織間で連携した戦略立案が可能になります。
・Sansan Data Hubを活用した営業マネジメント改革
NTTデータは、Sansan Data Hubを活用してSansanに蓄積した接点情報をSalesforceに連携し、組織横断での営業マネジメント改革を推進します。全社統一のツールを活用することで、各担当者の営業活動を可視化し、好事例や改善ポイントなどを全社で客観的に分析できるようになります。役職者や担当者の異動があっても、スムーズに引き継ぎ・現状把握ができるなど、営業組織全体の底上げを実現します。
・事業横断での人脈活用による新たなサービスの創出
NTTデータでは、顧客の課題に応じて、企業・業界の枠を超えた顧客同士のシステム連携を提案する機会も多くあります。Sansanを活用して社内の全人脈を可視化することで、シナジーを生み出しやすい環境を構築し、新しいサービス・営業機会の創出を加速させます。
■株式会社NTTデータ 業務統括本部 コーポレートサービス部 EX高度化担当 部長 長田 健郎 様
当社は、デジタル技術を活用したビジネス変革や社会課題の解決に向け、コンサルティングからシステム開発、運用まで、多様なサービスを提供しております。さまざまなお客様の課題解決に向き合う中で、特定の業界や技術の専門家集団である事業部数が50を超えてきており、全社的な情報共有や連携が困難になってきました。加えてお客様をとりまく環境も大きく変化し経営課題やニーズの多様化・複雑化が増すなかで、今まで以上に当社の専門組織間の連携による提案力・課題解決力の最大化が必要となっています。
今回のSansanおよびSansan Data Hubの全社導入を通じて、お客様やパートナー企業様の情報を一元化することで、当社が培ってきたリソースや積み上げてきたお客様との信頼関係・人脈を最大限活用し、社会課題を解決する新たな価値提供や革新的なサービス創出につながる環境を整えお客様と価値を共創するパートナーとしての役割を果たしてまいります。
■株式会社NTTデータについて
会社名:株式会社NTTデータ
代表者:代表取締役社長 佐々木 裕
設立:2022年11月1日
URL:https://www.nttdata.com/jp/ja/
※1:株式会社NTTデータ「中期経営計画」(2022年5月12日発表)https://www.nttdata.com/global/ja/investors/management/plan/
(以上)
■名刺管理から、収益を最大化する「Sansan」
Sansanは、名刺管理を超えた営業DXサービスです。名刺やメールといった接点から得られる情報を正確にデータ化し、全社で共有できるデータベースを構築します。あらかじめ搭載している100万件以上の企業情報や商談をはじめとする営業活動の情報も一元管理できるようにすることで、これまで気付けなかったビジネス機会を最大化し、売上の拡大を後押しします。また、名刺関連の業務や商談準備を効率化することで、社員一人ひとりの生産性を高め、コストの削減も可能にします。
■Sansan株式会社 会社概要
「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、働き方を変えるDXサービスを提供しています。主なサービスとして、営業DXサービス「Sansan」や名刺アプリ「Eight」、インボイス管理サービス「Bill One」、契約データベース「Contract One」を国内外で提供しています。
設立:2007年6月11日
URL:https://jp.corp-sansan.com
所在地:150-6228 東京都渋谷区桜丘町1-1 渋谷サクラステージ 28F
資本金:70億47百万円(2024年11月30日時点)
事業内容:働き方を変えるDXサービスの企画・開発・販売
Sansan https://jp.sansan.com
Eight https://8card.net
Bill One https://bill-one.com
Contract One https://contract-one.com
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