【新刊書籍のご案内】『デジタル広告の「⾒えない不正」と闘う 広告主のためのアドベリフィケーション完全ガイド』発売
経営層やマーケターに必要な知識がこの⼀冊ですべてわかる!⽇本初、アドベリフィケーションを体系的に解説した実践書
広告・マーケティングの専⾨出版社 株式会社宣伝会議(本社:東京都港区/代表取締役社長:高橋 智哉)は『デジタル広告の「⾒えない不正」と闘う 広告主のためのアドベリフィケーション完全ガイド』を11⽉21⽇、全国の有⼒書店とオンライン書店で発売します。デジタル広告の不正の現状とその対策(アドベリフィケーション)について経営者やマーケターなど広告主向けに解説する、⽇本初の実践書となります。

2025年11⽉21⽇発売
発⾏:宣伝会議
著:アドベリフィケーション推進協議会
定価:2,200円(本体2,000円+税)
ISBN:978-4-88335-640-9
A5判/200ページ
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本書の特徴
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⽇本初、アドベリフィケーションを網羅した実務指南書
断⽚的な情報ではなく、基礎理論から実践的な導⼊⼿法、最新トレンドまでを⼀冊に集約。
広告主が必要とする知識を体系的に整理しました。
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総務省ガイダンスの要請に応える内容
総務省が広告主に求めるリスク把握と対策の実施について、具体的な指針を提供。
経営層への説明資料としても活⽤可能です。
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攻めと守りの両⾯から解説
リスク回避だけでなく、アドベリフィケーションを活⽤した広告効果の最⼤化(攻めの施策)についても詳述しています。
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中⽴的な⽴場での情報提供
特定企業のソリューションに偏らない、業界全体の視点からの公正な情報を提供します。
内容紹介
インターネット上で出稿した広告が、知らないところで公序良俗に反するサイトに掲載されていた、ボットによる大量クリックで広告費が無駄に消費されていた…デジタル広告では日々こうした“見えない被害”が後を絶ちません。こうしたデジタル広告のリスクに対する対策として存在するのが「アドベリフィケーション」の技術です。本書は、アドベリフィケーションが市場で求められる背景を初心者にもわかりやすく説明し、基本的な技術の解説や導入の方法について伝える入門書です。この問題は国も注視しており、2025年6月には総務省から「デジタル広告の適正かつ効果的な配信に向けた広告主等向けガイダンス」が公開されました。いまデジタル広告出稿の現場で何が起きているのか、直面するリスクを正確に認識し、自社のブランドを守るために、すべての広告主にご活用いただきたい一冊です。
アドベリフィケーションの3つの基本機能

アドベリフィケーションを怠った場合に広告主がさらされるリスクの例:
●ブランド価値・イメージの毀損(不適切なコンテンツへの掲載でブランドイメージが損われる)
●顧客からの信頼失墜(不買運動や取引停止につながる可能性)
●広告費の無駄(ボットなどによる不正なトラフィック、視認性のない表示で広告が配信される)
●機会損失(詐欺広告や悪質なサイトへの誘導で、獲得できたはずの顧客を失う)
●法的リスク(知らないうちに違法なコンテンツを助長する可能性)
アドベリフィケーションを導入することで期待できるポジティブな効果:
●ブランド保護(広告掲載場所の安全性を確保)
●広告効果の向上(質の高いユーザーに広告を届け、効果を最大化)
●広告費の最適化(無駄な広告費を削減、費用対効果を高める)
●透明性の向上(広告配信状況を可視化)
●顧客満足度の向上(顧客からの信頼とロイヤリティを高める)
著者:アドベリフィケーション推進協議会
2017年10月、電通デジタル・Integral Ad Science・Momentumを中心に発足。その後、DoubleVerify、CHEQが参画し現在に至る。日本におけるアドベリフィケーション問題の現状把握と具体的な対策の研究を深化させるとともに、その研究結果を適宜ホワイトペーパーとして一般公表し、広告出稿時の一助となるような有益なデータの提供を目指し活動している。
執筆参加企業(50音順)
Integral Ad Science Japan 株式会社/DoubleVerify Japan株式会社/チェク・ジャパン株式会社/
株式会社電通デジタル/Momentum株式会社
目次
序 章 広告主が知るべきこと
第1章 デジタル広告の変遷
1─1 メディアの変遷とデジタル広告の登場
1─2 デジタルマーケティングの発展
1─3 デジタル広告の形態の変遷
1─4 変化の方向性とデジタルマーケティングのトレンド
第2章 アドテクノロジーとアドベリフィケーションの共進化
2─1 アドベリフィケーションに関連する主要技術
2─2 アドテクノロジー発展に伴う課題
2─3 アドベリフィケーションの必要
2─4 広告の規制とアドベリフィケーション
2─5 枠から人へ、人からコンテキスト(文脈)
2─6 AI によるアドベリフィケーションの進化と課題
第3章 アドベリフィケーション導入のための基礎知識
3─1 アドベリフィケーションにおける主要な指標
3─2 新たな指標①「ブランドスータビリティ」
3─3 新たな指標②「アテンション」
3─4 新たな指標③「CO2 排出量」
第4章 アドベリフィケーションの導入と実践
4─1 主要なアドベリフィケーションの仕組み
4─2 アドベリフィケーションツールの特徴と選定ポイント
4─3 アドベリフィケーションの導入ステップ
4─4 日常のモニタリングと改善のプロセス(PDCAサイクル)
4─5 KPI の設定と効果測定、組織活動への適用
第5章 詐欺行為者とアドベリフィケーションの攻防、最前線
5─1 進化するアドフラウド
5─2 増殖するMFAサイトと生成AIの悪用
5─3 ソーシャルメディアとデジタル動画広告の拡大
5─4 セーフリスト・ブロックリスト運用は次なる対策へ
第6章 攻めのアドベリフィケーション
6─1 なぜ今、攻めのアドベリフィケーションか
6─2 最新のメディア環境に応じた戦略の必要性
6─3 良質なターゲットへのアプローチ:広告と掲載面の適合
6─4 AI対AIの戦い
6─5 長期的な視点とエコシステムの重要性
アドベリフィケーション用語集

宣伝会議について
株式会社宣伝会議は1954年創刊の月刊『宣伝会議』を起点に、出版、教育、イベント、アワード、コンサルティングなど多角的な事業を展開しています。月刊『宣伝会議』『販促会議』『広報会議』『ブレーン』『環境ビジネス』をはじめとする専門誌の発行や、Webメディア「AdverTimes.」の運営を通じて、マーケティング・クリエイティブ・環境にかかわる最新動向や実践知を発信。加えて、年間約10万人が受講する講座・研修を提供し、次世代の人材育成にも注力しています。
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