チームラボ、フィリピンでインタラクティブなウォーターショー「Nuvali teamLab Water」開催。2019年11月22日より
巨大なウォータースクリーンに映し出される4つの作品のうち、インタラクティブな作品は2つ。スマートフォンアプリをダウンロードすることで、来場者は作品に参加し、他者と共に新しい世界を創造したり、力を合わせて魚を釣り上げたりすることができます。
ヌヴァリ(NUVALI)は、持続可能で多目的な都市の実現を目指して開発された、フィリピン初で最大の、2,290ヘクタールのエコ・シティ。フィリピン最大手のディベロッパー・Ayala Landによるプロジェクトで、ラグナ州のサンタローサ、カブヤオ、カランバにまたがっています。「Nuvali teamLab Water」は、インタラクティブなアートによって、街にいる人々の関係性をポジティブなものへと変え、その体験を介して、自分と世界との境界のない連続性と新しい関係を模索したいと考えています。
展覧会詳細: https://www.teamlab.art/jp/e/nuvali-water
ハイライト映像: https://youtu.be/a--8A4XWYXI
[主な展示作品]
世界は水からはじまり、そしてやさしくうつくしい / Born from the Water, a Loving and Beautiful World
Sisyu + teamLab, 2019, Interactive Digital Installation, Endless, Calligraphy: Sisyu, Sound: Hideaki Takahashi
作品: https://www.teamlab.art/jp/w/wlbw-water/
人々は各々のスマートフォンで好きな文字を選択し、水でできたスクリーンに向かって投げ込むと、水の中に、それぞれの文字がもつ世界が現れ、互いに影響し合い、1つの世界を創っていく。
文字から生まれた存在は、空間上のそれぞれの位置や、それぞれが持つ知能や関係性、物理的な影響などによって、互いに影響を受け合いながら、1つの世界を創っていく。例えば、風が吹けば、花や雪は風の物理的な影響を受け飛んでいく。鳥は木にとまり、蝶は花があると近づいていくだろう。自然の景色に同じ瞬間がないように、今この瞬間の絵は二度と見ることができない。
漢字が亀の甲羅や牛や鹿の骨、青銅器に刻まれていたころ、漢字の1文字は、ひとつの世界を持っていた。漢字を通して人々が呼び出した世界は、連続し、互いに相互作用を与えながら、世界は創られていく。
平家物語 水の絵巻 源平屋島合戦の巻 / Water Scrolls: Genpei Yashima Battle
teamLab, 2019, Calligraphy: Sisyu, Sound: Hideaki Takahashi, Biwa, Narration: Yoshiko Sakata
作品: https://www.teamlab.art/jp/w/genpei-waterscrolls
水の中に描かれる、美しくダイナミックな歴史物語。
チームラボぐるぐるリールで、ぐるぐる回して、お魚から妖怪魚まで釣り上げろ!大会 / teamLab Interactive Fishing Party: Spin your Fishing Reel - Water Screen
teamLab, 2019, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi
作品: https://www.teamlab.art/jp/w/fishingparty-water
スマートフォンを釣り竿のリールのように、グルグルまわして、みんなで力を合わせて、池に生息している様々な魚を釣り上げる。魚がかかった時、同じ色のリールを持つ人たちが、リールを回した回数の合計が多ければ、その色の糸にかかっている魚が釣れる。回した回数が少なければ、魚を逃してしまう。
釣り上げた魚の情報は自分のスマートフォンへと取り込まれ、自分専用の魚図鑑を作ることが出来る。
水の反転無分別 / Reversible Rotation in Water
teamLab, 2019, Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi
作品: https://www.teamlab.art/jp/w/reversible-water
水に書かれた「空書」は作品空間の中を全て同一方向に回転しているが、視覚的には、左回転も右回転も論理的に同等となる。そのため、意識によって、書は、左回りにも、右回りにもなる。
「空書」とは、チームラボが設立以来取り組んでいる、空間に書く書。書の墨跡が持つ、深さや速さ、力の強さのようなものを、新たな解釈で空間に立体的に再構築した。書は平面と立体との間を行き来する。
【展示概要】
Nuvali teamLab Water
Interactive Water Show
https://www.teamlab.art/e/nuvali-water
#teamLabWater #teamLab #nuvaliph
日付: 2019年11月22日 - 2020年秋
時間: 金曜日 - 日曜日 18:00 - 21:00(毎時0分に開始、最終は20:00開始)
会場: NUVALI (Tagaytay Rd, Don Jose, Santa Rosa, 4025 Laguna, Philippines)
https://nuvali.ph/
主催: Ayala Land Inc – NUVALI
共催: Globe Telecom
特別協賛: Sunlife Financial, Ayala Malls
【チームラボ/teamLab】
アートコレクティブ。2001年から活動を開始。集団的創造によって、アート、サイエンス、テクノロジー、そして自然界の交差点を模索している国際的な学際的集団。アーティスト、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、様々な分野のスペシャリストから構成されている。
チームラボは、アートによって、自分と世界との関係と新たな認識を模索したいと思っている。人は、認識するために世界を切り分けて、境界のある独立したものとして捉えてしまう。その認識の境界、そして、自分と世界との間にある境界、時間の連続性に対する認知の境界などを超えることを模索している。全ては、長い長い時の、境界のない連続性の上に危うく奇跡的に存在する。
ニューヨーク、ロンドン、パリ、シンガポール、シリコンバレー、北京、台北、メルボルンなど世界各地で常設展およびアート展を開催。東京・お台場に《地図のないミュージアム》「森ビルデジタルアートミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」を開館。2020年秋まで東京・豊洲に《水に入るミュージアム》「チームラボ プラネッツ TOKYO DMM」開催中。2019年11月5日に上海・黄浦濱江に新ミュージアム「teamLab Borderless Shanghai」を開館。2020年2月にマカオに「teamLab SuperNature Macao」を開館予定。
チームラボの作品は、ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館(シドニー)、南オーストラリア州立美術館(アデレード)、サンフランシスコ・アジア美術館(サンフランシスコ)、アジア・ソサエティ(ニューヨーク)、ボルサン・コンテンポラリー・アート・コレクション(イスタンブール)、ビクトリア国立美術館(メルボルン)、アモス・レックス(ヘルシンキ)に永久収蔵されている。
teamLab is represented by Pace Gallery.
チームラボ: http://teamlab.art/jp/
Instagram: https://instagram.com/teamlab/
Facebook: https://www.facebook.com/teamLab.inc
Twitter: https://twitter.com/teamLab_news
YouTube: https://www.youtube.com/c/teamLabART
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