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ブルガリ ジャパン株式会社
会社概要

CONVERSATIONS FOR HOPEカンバセーションズ フォー ホープ PART 2 

ブルガリ ジャパン株式会社


2020年5月11日 東京 – イタリア・ローマを代表するハイジュエラー ブルガリは、「希望」を共有することを目的とした社会貢献のためのオンライン トークセッション「CONVERSATIONS FOR HOPE/カンバセーションズ
フォー ホープ」を3夜にわたり開催いたしました。

新型コロナウイルスとの闘いはすでに3ヶ月が経ち、私たちは活動自粛の日々を過ごしています。そのような状況下に於いて、ブルガリは人々の「心」に目を向け、「希望」を共有することを目的とした社会貢献のためのオンライン トークセッション「CONVERSATIONS FOR HOPE/カンバセーションズ フォー ホープ」を3夜にわたり開催しました。私たちの社会に「希望」を見出し発信すること―、そのブルガリの主旨にご賛同いただいた小説家の川上未映子さんをモデレーターに、そして様々な分野で活躍をされる著名な方々をパネリストとしてお迎えして、ブルガリが主催するオンライン上のトークセッションで「希望」のメッセージを発信していきます。
また、同じくブルガリの主旨にご賛同いただいた様々な分野で活躍をされる著名な方々から届いたメッセージもあわせてお届けいたしました。
いつもとは異なる状況だからこそ、気づくこと、生まれる時間、新たな未来への創造に繋がることがあるのだとブルガリは信じ、皆さまへ希望のメッセージをお届けする「カンバセーションズ フォー ホープ」を開催いたします。

配信日時:
5月2日(土) 夜20:00-20:45
動画メッセージ: ウォルター・ボロニーノ/ブルガリ ジャパン株式会社 代表取締役社長、小雪/女優
モデレーター:  川上未映子/小説家
パネリスト: 南條史生/森美術館特別顧問、平原綾香/シンガーソングライター・サクソフォン奏者、
ミヤケマイ/現代美術家

 5月3日(日) 夜20:00-20:45
動画メッセージ: ジャン-クリストフ・ババン/ブルガリ グループCEO
モデレーター: 川上未映子/小説家
パネリスト: 操上和美/写真家、夏木マリ/歌手・俳優・演出家、首藤康之/バレエダンサー

5月6日(水) 夜 20:00-20:45
動画メッセージ: ジャン-クリストフ・ババン/ブルガリ グループCEO、
坂東玉三郎/歌舞伎役者・映画監督・演出家
モデレーター: 川上未映子/小説家
パネリスト: 河瀨直美/映画監督、ヤマザキマリ/漫画家・随筆家

*敬称略、順不同

 配信You Tubeチャンネル:

www.conversationsforhope.jp


5月6日(水) 夜 20:00-20:45
【動画メッセージ】
■ジャン-クリストフ・ババン/ブルガリ グループCEO
親愛なる日本の友人たちへ
おはようございます。「ブルガリ カンバセーションズ フォー ホープ」へ皆さまをお迎えしたいと思います。
このような状況下において、なかには新型コロナウイルスに感染された方や、大切な人を失う悲しみを経験された方もいらっしゃいました。私たちは団結して立ち向かわなくてはなりません。ご参加くださるスピーカーの方々へは、素晴らしいメッセージをお寄せくださることに御礼を申し上げます。目に見えない小さなウイルスで、人の命がこんなにも危険に脅かされています。しかし人生に於いて一番大切な愛と美がある限り、私たちはウイルスに負けないということを私からの希望のメッセージとして締めくくりたいと思います。ありがとうございました。

■ウォルター・ボロニーノ/ブルガリ ジャパン株式会社 代表取締役社長
皆さま、こんばんは。ブルガリ ジャパン代表取締役社長のウォルター・ボロニーノと申します。
第三回目の「カンバセーションズ フォー ホープ」へ皆さまをお迎えしたいと思います。
これまでに、素晴らしいパネリストの方々のトークセッションを10,000人を超える皆さまにご視聴いただき、
お寄せ下さる関心の高さに驚きを覚えています。私どものお客さま、ビジネスパートナー、同僚、そして未来のお客さまからも多くのポジティブなお声をいただいております。私はこのようにポジティブでいることは大変大切だと考えております。なぜなら人生に於ける受動的なものは10%に過ぎず、90%は能動的なものだと確信しているからです。私どもの本国CEO ジャン-クリストフ・ババンからのビデオメッセージも届いております。このビデオメッセージはスイスとイタリアの国境の戸外で撮影されたものですが、両国の状況も回復に向かっております。彼の寄せた希望のメッセージでは、人生に於いて最も大切なことは何かということが語られ、そして今私たちがおかれている状況は必ずや一時的なものなのだと語りかけています。これまで番組を通じて皆さまと共に旅をしたことを大変嬉しく思います。またすぐにお会いできますことを楽しみにしております。

■坂東玉三郎/歌舞伎役者・映画監督・演出家
大変恥ずかしいですが、私が自宅でどう過ごしているか少しご紹介したいと思います。
私は小さい時からお芝居をしたり、大きな声でセリフを言ったり、主に踊ったりして参りました。ですので、どうやって家の中で身体を動かすかを考えてきました。やはり、音楽に乗って身体を動かすことが、一番(精神的にも)楽だったんです。音楽に乗れば自然と身体が動きます。歌舞伎舞踊など、40~50分踊ることにしました。集中して、頭の回路を使って身体を動かす時間が1日に1回あると、なにか“芯”ができる気がします。あともう一つ、17年前から初めました陶芸でございます。(以前に)土を頂戴したいたので、こういう時期ですから、じっくり、ゆっくり、丁寧に抹茶茶碗を作っております。失敗することで、覚えることがたくさんありますね。みなさまが芸術や文化を楽しめる日が、一日も早く来るように心から祈っております。

【CONVERSATIONS FOR HOPE】 ※下記、トークセッション模様のダイジェストになります。
モデレーター: 川上未映子/小説家
パネリスト: 河瀨直美/映画監督、ヤマザキマリ/漫画家・随筆家

Q:先日、緊急事態宣言の延長も報道されました。今、ご自宅ではどう過ごされているか教えてください。

河瀬:
「3月の末からずっと(自宅がある)奈良にいますが、ここ数年では本当に珍しく、息子との時間をゆっくりと過ごしています。朝昼晩とご飯を作って息子と一緒に食べたり、そして元々庭などに花を植えるのが好きだったので、より丁寧に部屋の中で花を生けたりしています。奈良の事務所と家が10分くらいなので、現在、人との接触は9割5分くらいまで減っていると思います。また、今息子は16歳なので、16歳男子は体力が有り余っていてクラブ活動がしたいけどできないので、一緒に腹筋したり大仏様までランニングしたりして過ごしています」

ヤマザキ:
「ほぼ一年の半分くらいイタリアに居る人間なので、また3月の半ばくらいにイタリアに帰ろうとしたらタイミングを逃してしまい、それ以降はずっと日本にいる状況です。夫はイタリアにいて、25歳の息子は近所に住んでいるものの、とにかくソーシャルディスタンスを保とうということでなるべく会わないようにしています。そのため家ではほぼ一人です。でもうちには、ネコと金魚2匹とカブトムシ2匹とカブトムシの幼虫が53匹いるんです。そういうものたちと、毎日会話をしています(笑)。とにかく考える時間がめちゃくちゃ増えました。今まで忙しすぎて、面倒なことを考えないようにしていたのだが、今は一つのことを、ずっと考えているようになりました」

Q:お仕事にはどんな変化がありますでしょうか。

河瀬:
「6月5日に公開だった新作「朝が来る」は延期になり公開ができていないです。オリンピックの公式映画監督としての仕事は、私が東京に行けないので、リモートで取材など撮影をしています。今回のようにオリンピックが延期になったのは史上初めてで、日本だけではなく世界でもコロナが収束しないとオリンピックは実施できない。公式映画のドキュメンタリーとしては、コロナウイルスがどのように人々に降りかかってきたのか、そしてどのように乗り越えていくのかというのを記録していく必要があると思っています。これまでは56年ぶりの東京でのオリンピックにフォーカスされていましたが、地球レベルにフォーカスしなければいけません。全世界のアスリートが集まってくるから、日本だけが収束しても開催できないので、東京だけに焦点をあてたものではない映画になります。ドキュメンタリー映画として、変わっていく、変化していくことに瞬時に眼差しを向けていかなければならないと思っています」

Q:ご家族がいる、イタリアの様子はどうでしょうか。

ヤマザキ:
「家族のことが心配だから、よく電話を掛けます。電話の内容は、イタリアの処置の対応の仕方と日本の温度差や差異などですね。例えば報道で見る日本の対応・・・PCR検査をこれだけしかしないのはなぜか?などを(夫に)言われます。イタリアでとっている対策と違いすぎて、毎日電話がかかってきては、新型コロナウイルスを巡っての夫婦げんかみたいになっちゃって(笑)こんなことで離婚したらどうしようかと思うくらいの危機感を感じましたね(笑)」

Q: 私たちのリアリティが、ドラスティックに変わっていますね。

ヤマザキ:
「人って、1つの習慣に慣れて穏やかに暮らしている中で、急に転換されても生きていかなくちゃいけないと思うんです。思いがけない転換と向き合わされて、乗り越えて生きている。その場で生命とはなんぞやと『なんで生きているんだ』『なんで表現しなくてはいけないのか』など、私達が普段生きている中では考えていない。意図してやらなくちゃいけないことが発生する中で、エネルギーが湧いてくるのかなって感じました」

Q: また、大きな「変化」から個人にフォーカスすると、身の回りのネガティブな要素から、押しつぶされそうな人たちもいると思います。何か乗り越えるアドバイスはありますでしょうか。

河瀬:
「とことん何もできなかったり、とことん落ち込んだり、本当に何もできない時間が存在します。だけど、そういう時に周りを見たり、ささいなことに感動したり、1ミリでも昨日と今日の自分が違うことを発見する、つまり自分のことをしっかり見つめる時間というものも大切です。私たちは今、2日ごとに世界の気配が変わっていくなかで生活しているので、落ちているときは落ちるので無理やりそれを生かそうとしても嘘になってしまうと思う。自分の中の魂や細胞などは、人間は静かにしてればきっと生きようとするので、そこにまなざしを向ける、つまり自分を信じるということ。自分というものがここにいることがいかにすごいことかを見直す時間でもあるのだと思う。特に気になっているのは、学生さんたち。学校にいけない時間に(現状)なってしまっていますが、いま、この瞬間だけじゃないよと言いたい。必ず何か次の変化が待っています。きっと私たち人類は、絶対次のステージを見つけるから。そこに希望を持っていたいと思いますね」

Q: HOPE-希望について、最後メッセージをお願いします。

河瀬:
「誤解を恐れずにいうと希望というのはないのではないか、と思っています。希望というのはある種人類においての妄想で、誰かに与えられたりするものではなく、自分の中に希望を作っているんです。私たちのような芸術に関わっている人間は、作品に集約して、 ひとつ共感を呼ぶ表現物を作るので、希望の伝道者であると思っています。その作品を見た人たちの中にも、希望はあったはずで、見た人たちが共感して一体になった時にそれが『文化』になる。こういった文化はこれまでもあったが、その文化というのはこういう事態になった時に『変化』していきます。それは国全体としても個人としても変化していくし、日本人にはそれを軽やかに受け止める資質があると思います。絶対に私たちは何かと繋がっていると思います。そして、今こそみんなが連携を持ってやれるチャンスだと思うし、私はそこに希望があると思います」

ヤマザキ:
「久々に人間と話したので、レスポンスが戻ってくる喜びを感じましたね(笑)。希望という言葉は、よく短絡的に私達は使うのですが、気をつけなくちゃいけない。そのとおりにならないと『ああだめだ』と落ち込んでしまう。希望も何も、生きているということは、この大気圏の中に生まれてきたということは「地球で生きていていいよ」と言われていることなんですから、それさえ分かればいいかなと。その中で思い通りにならないことがあっても、それを臨機応変に楽しむ。楽しめなくてもいいです。こういうものなんだな。地球に生きる現象はこうなんだなと向き合っていくなかで、馴れ合いの日常では 備われない強さやメンタル力、免疫力がつく。これが備わったあとの我々は、強い人間になっているはずなんですよ、絶対に。私達の命の在り方をもっとシンプルに受け止めていくことで、逆にものすごい豊かなものが芽生えていくのではないかなと思います」

ブルガリのCSR活動について:
イタリア・ ローマを代表するハイジュエラーブルガリは、新型コロナウイルスの撲滅において科学界と医学界を支援しつづけています。これまでもブルガリは積極的なCSR(企業の社会的責任)活動を実施し、特に国際NGOであるセーブ・ザ・チルドレンへは、パートナシップ締結後10年間以上で9000万米ドル(約97億円*5月1日時点1ドル=107円)もの寄付を行うなど慈善活動にも率先的に取り組んでいます。新型コロナウイルス撲滅活動に於いては、イタリア・国立感染症研究所 デル・ヴェッキオ・パビリオンへ最先端の3D顕微鏡を提供する支援を行い、またブルガリのフレグランス製造に於ける専門知識により、ICR社(Industrie Cosmetiche Riunite S.p.A)とともに消毒剤を用いたハンドジェルを数十万本生産し、イタリア全土の医療施設に配布後、感染拡大が進むスイスとイギリスの医療施設への提供も開始いたしました。

ブルガリ ジャパンでは、その企業活動の一環として、自社のホテルズ&リゾーツ部門に属するミシュランの星付きレストラン、イル・リストランテ ルカ・ファンティン(東京・銀座)のエグゼクティブシェフ ルカ・ファンティンによる栄養・衛生面にも配慮したイタリア料理で彩るお弁当を製造・配送までを行うことを決定し、東京都内の感染症指定医療機関で日夜戦う医療従事者を対象に、お弁当の無償提供を開始いたしました。

さらにイタリアの病院や医療従事者へ1,200枚の毛布と5,000個以上のセルフケア製品を寄付すことを発表いたしました。市民保護局と連携し、このたびの支援物資はイタリア国内でもっとも影響を受けているロンバルディア州ベルガモのクレマ市の病院と、長期介護施設へ配布されます。何千ものセルフケア製品は最前線で戦うため、イタリアへ招聘されたキューバの医師代表団への敬意も込めて届けられます。

 

 

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