お客様の思い出の品物と物語を300年先の、未来に引き継ぐ「300年クローゼット」プロジェクト全貌公開
■大丸心斎橋店にて「300年クローゼット」期間限定展示(2019年12月26日~2020年1月9日)■お客様の思い出の品物とエピソードを特設サイトで動画公開■「300年引継証」は蒔絵師 島本恵未さんによるデザイン
<特設サイト:https://300closet.jp>
株式会社大丸松坂屋百貨店は、大丸創業300周年を迎えた2017年より、「300年クローゼット」プロジェクトを展開しています。「300年クローゼット」は、お客様がお持ちの大丸ゆかりの品物とその品物にまつわるエピソードを、”大丸での幸せなお買い物体験”の象徴として、大丸創業600周年となる2317年の未来に残して届けるプロジェクトです。
このたび、「300年クローゼット」に収蔵することが決定した「90年間つれそった3枚の写真」「お祖母さんがあつらえたウェディングドレス」「戦火をくぐりぬけた雛人形」の3つの品物を、9月20日にグランドオープンをした大丸心斎橋店で保管を始めるとともに、2019年12月26日から2020年1月9日まで同店本館1階イベントスペースにて期間限定の展示を行います。
また特設サイト(https://300closet.jp)では、お客様の品物に込められたエピソードを語っていただいたWeb動画を、2019年12月27日(金)に公開します。
本プロジェクトを通じて、「大丸は、これからの300年もこれまでと変わらずに、お客様一人ひとりの幸せをお手伝いするために存在し続ける」という覚悟をお客様にお伝えするとともに、お買い物がつくる幸せを、この先300年も支えてまいります。
■収蔵する3つの品物とそのエピソードを特設サイトで動画公開(2019年12月27日(金)公開予定)
90年間つれそった3枚の写真
大正15(1926)年から昭和6(1931)年ごろ、大丸心斎橋店内の写真館にて撮影された写真です。生まれて間もない1歳のとき。おもちゃのボートを買ってもらった3歳のとき。紐落としという儀式をして大人と同じような着物を着た5歳のとき。持ち主のお父様が36歳という若さで亡くなる前に撮ってくれた、何事にも代えがたい3枚の写真。「いつまでも、いつまでも残したいねん。これは私の宝物だから」――。
戦火をくぐりぬけた雛人形
昭和13(1938)年ごろに大丸心斎橋店にて購入された雛人形。この雛人形は、大阪に生まれた持ち主のもとに叔父さんから贈られたものでした。戦争が激化し、大阪から疎開する日がやってきても、持ち主のお母様は迷うことなく、雛人形の入った大きな木箱をトラックに乗せて疎開先へ持っていきました。それから年を重ね、持ち主は母親になり、おばあさんになった今でも、春がやってくるたびに雛人形を飾り、桃の節句を祝っています。「母の優しい顔やまなざしを思い出します」――。
お祖母さんがあつらえたウェディングドレス
昭和50(1975)年4 月、大丸神戸店にて購入されたウェディングドレスです。兵庫県淡路島で生まれ育った持ち主に、生まれて初めて家族になりたい人ができました。しかし彼は島の出身ではなく、また一度海に出たら1年以上も帰ってこない船乗りだったため、両親からの反対にあってしまいます。そんな中、たった一人賛成してくれたお祖母さんが大丸であつらえてくれたのが、このウェディングドレス。「結婚してからも、これを見るたびに思い出します。お祖母ちゃんの魂が入っている守り神のような存在です」――。
動画タイトル:300年クローゼット l 大丸創業300周年記念企画
公開日:2019年12月27日(金)
公開先:「300年クローゼット」特設サイト(https://300closet.jp)
■大丸心斎橋店 本館1階にて「300年クローゼット」期間限定展示
「300年クローゼット」プロジェクトの全貌公開を記念して、大丸心斎橋店 本館1階のイベントスペースにて、2019年12月26日から2020年1月9日までの期間限定で、展示を行います。本展示では、収蔵する3つの品物の展示をはじめ、品物に込められたエピソードを紹介する動画の放映、品物を300年間保管するにあたって大丸松坂屋百貨店内で代々引き継いでいく「管理マニュアル」の展示等を行います。
※1月1日は全館休業となります。
■300年引継証
品物収蔵の証として「300年引継証」を発行し、お客様の御子孫の間で引継いでいただきます。デザインは蒔絵師の島本恵未さんがご担当されています。
デザインコンセプト(島本恵未さんより)
今回制作させて頂いた300年引継証のデザインコンセプトは、「思い出と歴史を詰めた小さな宝箱」でした。
皆が集まり、団欒の中で折に触れては思い出話に花が咲く、あたたかい家族の記憶。
宝石のような大切なシーンひとつひとつを次の世代に繋いでいく。
そんな特別な記念の証を作りたい。そんな思いからデザインを考え始めました。
心斎橋店のヴォーリズのモチーフを随所に入れ込み、ご家族の幸せの象徴となるよう華やかな装飾を施しました。
ご家族の思い出や、当時を思い出す役割を果たす品物になれば、
きっと300年の長い時も越えていってくれると、そう思っております。
島本恵未さん(蒔絵師)
■管理マニュアル
収蔵する3つの品物の物語や、「300年クローゼット」プロジェクトの趣旨、品物の管理運営方法、お客様の御子孫への定期連絡方法などを、大丸松坂屋百貨店内で300年間引き継いでいくために、管理マニュアルを発行します。管理マニュアルは大丸心斎橋店店長室、および本社社長室にて1部ずつ保管します。
株式会社大丸松坂屋百貨店は、大丸創業300周年を迎えた2017年より、「300年クローゼット」プロジェクトを展開しています。「300年クローゼット」は、お客様がお持ちの大丸ゆかりの品物とその品物にまつわるエピソードを、”大丸での幸せなお買い物体験”の象徴として、大丸創業600周年となる2317年の未来に残して届けるプロジェクトです。
このたび、「300年クローゼット」に収蔵することが決定した「90年間つれそった3枚の写真」「お祖母さんがあつらえたウェディングドレス」「戦火をくぐりぬけた雛人形」の3つの品物を、9月20日にグランドオープンをした大丸心斎橋店で保管を始めるとともに、2019年12月26日から2020年1月9日まで同店本館1階イベントスペースにて期間限定の展示を行います。
また特設サイト(https://300closet.jp)では、お客様の品物に込められたエピソードを語っていただいたWeb動画を、2019年12月27日(金)に公開します。
本プロジェクトを通じて、「大丸は、これからの300年もこれまでと変わらずに、お客様一人ひとりの幸せをお手伝いするために存在し続ける」という覚悟をお客様にお伝えするとともに、お買い物がつくる幸せを、この先300年も支えてまいります。
■収蔵する3つの品物とそのエピソードを特設サイトで動画公開(2019年12月27日(金)公開予定)
90年間つれそった3枚の写真
大正15(1926)年から昭和6(1931)年ごろ、大丸心斎橋店内の写真館にて撮影された写真です。生まれて間もない1歳のとき。おもちゃのボートを買ってもらった3歳のとき。紐落としという儀式をして大人と同じような着物を着た5歳のとき。持ち主のお父様が36歳という若さで亡くなる前に撮ってくれた、何事にも代えがたい3枚の写真。「いつまでも、いつまでも残したいねん。これは私の宝物だから」――。
戦火をくぐりぬけた雛人形
昭和13(1938)年ごろに大丸心斎橋店にて購入された雛人形。この雛人形は、大阪に生まれた持ち主のもとに叔父さんから贈られたものでした。戦争が激化し、大阪から疎開する日がやってきても、持ち主のお母様は迷うことなく、雛人形の入った大きな木箱をトラックに乗せて疎開先へ持っていきました。それから年を重ね、持ち主は母親になり、おばあさんになった今でも、春がやってくるたびに雛人形を飾り、桃の節句を祝っています。「母の優しい顔やまなざしを思い出します」――。
お祖母さんがあつらえたウェディングドレス
昭和50(1975)年4 月、大丸神戸店にて購入されたウェディングドレスです。兵庫県淡路島で生まれ育った持ち主に、生まれて初めて家族になりたい人ができました。しかし彼は島の出身ではなく、また一度海に出たら1年以上も帰ってこない船乗りだったため、両親からの反対にあってしまいます。そんな中、たった一人賛成してくれたお祖母さんが大丸であつらえてくれたのが、このウェディングドレス。「結婚してからも、これを見るたびに思い出します。お祖母ちゃんの魂が入っている守り神のような存在です」――。
動画タイトル:300年クローゼット l 大丸創業300周年記念企画
公開日:2019年12月27日(金)
公開先:「300年クローゼット」特設サイト(https://300closet.jp)
■大丸心斎橋店 本館1階にて「300年クローゼット」期間限定展示
「300年クローゼット」プロジェクトの全貌公開を記念して、大丸心斎橋店 本館1階のイベントスペースにて、2019年12月26日から2020年1月9日までの期間限定で、展示を行います。本展示では、収蔵する3つの品物の展示をはじめ、品物に込められたエピソードを紹介する動画の放映、品物を300年間保管するにあたって大丸松坂屋百貨店内で代々引き継いでいく「管理マニュアル」の展示等を行います。
※1月1日は全館休業となります。
■300年引継証
品物収蔵の証として「300年引継証」を発行し、お客様の御子孫の間で引継いでいただきます。デザインは蒔絵師の島本恵未さんがご担当されています。
デザインコンセプト(島本恵未さんより)
今回制作させて頂いた300年引継証のデザインコンセプトは、「思い出と歴史を詰めた小さな宝箱」でした。
皆が集まり、団欒の中で折に触れては思い出話に花が咲く、あたたかい家族の記憶。
宝石のような大切なシーンひとつひとつを次の世代に繋いでいく。
そんな特別な記念の証を作りたい。そんな思いからデザインを考え始めました。
心斎橋店のヴォーリズのモチーフを随所に入れ込み、ご家族の幸せの象徴となるよう華やかな装飾を施しました。
ご家族の思い出や、当時を思い出す役割を果たす品物になれば、
きっと300年の長い時も越えていってくれると、そう思っております。
島本恵未さん(蒔絵師)
1988年、和歌山市生まれ、京都市在住。京都精華大学造形学科日本画専攻卒業後、漆芸家村田好謙氏に師事。2014年に漆芸工房「表望堂」を立ち上げる。2018年には 「maison&objet 2018」(PARIS NORD Villepinte/Paris)に出展した。受賞歴に和歌山県美術展覧会工芸部門最優秀賞(2013年)、うるおい漆展 京都府知事賞(2014年)、京ものユースコンペティション グランプリ(2015年)、うるおい漆展 京都市長賞(2016年)、公益財団法人大桑教育文化振興財団 大桑文化奨励賞(2016年)など多数。
■管理マニュアル
収蔵する3つの品物の物語や、「300年クローゼット」プロジェクトの趣旨、品物の管理運営方法、お客様の御子孫への定期連絡方法などを、大丸松坂屋百貨店内で300年間引き継いでいくために、管理マニュアルを発行します。管理マニュアルは大丸心斎橋店店長室、および本社社長室にて1部ずつ保管します。
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