出口の見えないイスラエルとハマスの戦い。アメリカが長年ユダヤ国家に肩入れし続ける本当の理由とは? 『聖書の同盟 アメリカはなぜユダヤ国家を支援するのか』KAWADE夢新書より6月21日発売!
大統領選にも影響する、アメリカからの"偏愛"の構造を、ユダヤ教とキリスト教の関係からひもとく!
2023年10月、ハマスによる大規模テロが行なわれ、イスラエルは即座に反撃、ガザ地区は長期間の攻撃を受けて焦土と化しつつあります。この状況下でバイデン大統領は、空母2隻を中東に派遣するなど、政治的にも軍事的にもイスラエルを擁護し続けています。なぜ、アメリカはここまでイスラエルに肩入れするのでしょうか。それは、アメリカがユダヤ系資金を期待しているからなのでしょうか。この戦争は11月の米大統領選にも大きな影響があるといわれますが、イスラエルとアメリカの関係性は、実際どのようなものなのでしょうか?
世界に離散して長年差別・迫害を受けながら、第二次大戦後にイスラエル建国を果たした歴史をもつユダヤ人。中東戦争などアラブ勢力との衝突があっても、アメリカは基本的にイスラエルに寄り添ってきました。実はアメリカ国民には「聖書の同盟」とも呼ぶべき、強い親イスラエル感情があると著者は言います。それはユダヤ教とキリスト教の関係を抜きにして語ることはできず、共和党の大統領候補トランプの大票田といわれるキリスト教福音派は、とくにその傾向が強いと考えられます。
本書は、アメリカとユダヤ国家の不思議な関係を、聖書の教えと両国の歴史から解明します。著者の船津靖氏が、通信社勤務時代から大学教授を務める今まで、アメリカとイスラエルの「特別な関係」を長年取材し研究してきた集大成の一冊です。KAWADE夢新書『聖書の同盟 アメリカはなぜユダヤ国家を支援するのか』の発売にぜひご注目ください。
■『聖書の同盟 アメリカはなぜユダヤ国家を支援するのか』目次
序章 アメリカとユダヤ国家の「特別な関係」
1章 ユダヤ教とキリスト教の不思議な関係
2章 いくつものシオニズム、ホロコースト軽視
3章 「約束の地」アメリカの建国神話
4章 聖地の占領、福音派の台頭
5章 反和平派の勝利、トランプのタブー破り
終章 対ハマス戦争と同盟の軋み
■著者紹介
船津 靖(ふなつ・やすし)
1956年、佐賀県伊万里市生まれ、東京大学文学部社会学科卒。共同通信モスクワ、エルサレム、ロンドン特派員、ニューヨーク支局長、編集・論説委員などを経て2016年、広島修道大学教授。専攻は国際政治・報道。米中東外交、とくにアメリカ・イスラエル関係と宗教を研究。著書に『パレスチナ―聖地の紛争』(中央公論新社)。広島市在住。
■書誌情報
書名:聖書の同盟 アメリカはなぜユダヤ国家を支援するのか(KAWADE夢新書)
著者:船津 靖
仕様:新書判/224ページ
発売⽇:2024年6⽉21日
税込定価:979円(本体890円)
ISBN:978-4-309-50451-3
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