文豪・泉鏡花 生誕150周年!少年時代の泉鏡花×人力車夫による明治怪異ミステリー『少年泉鏡花の明治奇談録』発売
株式会社ポプラ社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:千葉均)は、文豪・泉鏡花の少年時代を綴る明治怪奇ミステリー『少年泉鏡花の明治奇談録』(著/峰守ひろかず)を2023年8月3日に刊行いたします。
書誌詳細>>https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8111361.html
Amazon>>https://amzn.to/43UfVUm
【文豪・泉鏡花の少年時代を綴る、明治怪奇ミステリー!】
本作は、少年時代の泉鏡花(鏡太郎)が、江戸から流れてきた人力車夫・義信とともに、古都金沢で起こる怪異事件の謎を解いていく連作短編集。各ストーリーは、『草迷宮』や『高野聖』など泉鏡花の作品がモチーフとなっているため、構成や展開も読み応えのあるミステリーとなっています。
著者は、『絶対城先輩の妖怪学講座』や『今昔ばけもの奇譚』など妖怪や怪異を扱った作品に定評がある峰守ひろかず氏。
また、本文では黒壁山や犀川、浅野川、金沢城など実在する場所が多数登場するので、より身近に感じながら物語の世界観にふれることができるはずです。
【あらすじ】
時は明治21年――。
古都・金沢で働く人力車夫の義信は、英語を学ぶために訪れた私塾で、寄宿生ながら英語を教える風変わりな美少年・泉鏡太郎(のちの泉鏡花)と出会う。
高い受講料に断念しようとする義信に、鏡太郎はあるものを提供することで受講料を免除にすると持ち掛ける。
それは”本物の怪異の噂”を持ってくること。
義信は鏡太郎とともに明治の金沢で起こる不可解な噂の真相を調べに、様々な場所へと出かけることに。
お化けのでる武家屋敷、雨乞い後に必ず死ぬ巫女、金沢城跡に現れる幽霊など……はたして本物の怪異は存在するのか――?
【著者プロフィール】
峰守ひろかず(みねもり・ひろかず)
滋賀県在住。第14 回電撃小説大賞 〈 大賞 〉 受賞作『ほうかご百物語』 で 2008 年にデビュー。 『絶対城先輩の妖怪学講座』『学芸員・西紋寺唱真の呪術蒐集録』『うぐいす浄土逗留記』『妖怪大戦争ガーディアンズ外伝 平安百鬼譚』(全てKADOKAWA )、『今昔ばけもの奇譚』(ポプラ社)など、妖怪を扱った作品を多く手掛ける。
- 書誌情報
『少年泉鏡花の明治奇談録』
峰守ひろかず 著
発売年月:2023年8月
判型:文庫版
ページ数:308ページ
定価:814円(10%税込)
書誌詳細>>https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8111361.html
Amazon>>https://amzn.to/43UfVUm
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