季節の変わり目と心身の不調に関する調査(2026年)|不調時も「まずは自分でできる対策を試したい」35.5%
睡眠やストレスに関する不調の原因、20代は「経済的な心配」54.0%が突出
◆調査のファインディング(要点まとめ)
◆季節の変わり目に何らかの不調を感じた人は65.9%
最多は「疲労感・だるさ」で33.8%
◆睡眠・ストレス不調の主な原因、全体1位は「経済的な心配」41.0%
特に20代では54.0%と突出
50代・60代は「加齢」が共に60.0%で最多
◆不調があっても受診しない最多理由は「まずは自分でできる対策を試したい」、「病院に行くほど深刻ではない」共に35.5%で同率1位であることが確認された
◆今後の対策意向としては、睡眠・ストレスともに「適度な運動」(34.4%・31.5%)「規則正しい生活」(32.5%・24.7%)が上位を占める結果に
日常の中で自分で整えようとするセルフケア志向が確認された
◆機能性表示食品の名称認知は91.1%
一方、内容まで「理解している」は35.5%にとどまる
◆複数の効能を表示した機能性表示食品に「魅力的に感じる」は全体の58.7%
複数の効果を一度に得られる可能性がある商品への受容性は全体として高い水準にあることが確認された
【調査概要】
調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートシステムを利用したWEBアンケート
方式で実施
調査の対象:全国の20歳~69歳の男女(今年の冬から春の季節の変わり目にかけて、「睡眠」または「ストレス」に関する不調を感じた方)
有効回答数:974名
調査実施日:2026年4月2日(木)~2026年4月6日(月)
調査実施機関:株式会社ネオマーケティング(東証スタンダード上場)
直近1年以内の不調経験:65.9%が何らかの不調を経験。最多は「疲労感・だるさ」33.8%
直近1年以内に「季節の変わり目」で感じた心身の不調(上位5項目)
※回答者=全員(n=5,498)

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不調はなかった |
34.1% |
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疲労感・だるさ |
33.8% |
|
肩こり、腰痛などの身体の痛み |
32.0% |
|
睡眠に関する不調(眠れない・浅い・寝つきが悪いなど) |
27.2% |
|
ストレスに関する不調(イライラ・不安・気分の落ち込みなど) |
26.8% |
「不調はなかった」34.1%に対し、何らかの不調を感じた人が65.9%と多数を占め、季節の変わり目は多くの人にとって心身のコンディションが揺らぎやすい時期であることが確認されました。
最多は「疲労感・だるさ」33.8%であり、特定部位ではなく全体的なコンディションの低下として実感されやすいことが示唆されます。
また、睡眠不調(27.2%)とストレス不調(26.8%)がともに4人に1人超であり、身体面だけでなくメンタル面にも影響が及びやすい時期であることが確認されました。
今年の冬から春の変わり目の不調:不調経験者の約90%が再び不調を経験
今年の「冬から春の変わり目」にかけて感じた、心身の不調(回答率順)
※回答者:直近1年以内の「季節の変わり目」に心身の不調を感じた人(n=3,625)

|
疲労感・だるさ |
39.3% |
|
肩こり、腰痛などの身体の痛み |
36.0% |
|
睡眠に関する不調 |
32.2% |
|
ストレスに関する不調 |
31.1% |
|
頭痛 |
25.4% |
|
胃腸に関する不調(胃もたれ・便秘・下痢など) |
23.3% |
|
集中力の低下 |
15.3% |
|
不調はなかった |
12.7% |
|
食欲不振 |
6.4% |
|
その他の不調 |
6.4% |
「不調はなかった」は12.7%にとどまり、直近1年以内に季節の変わり目の不調を経験した人の約90%が今年の春先にも何らかの不調を感じていることが確認されました。
不調の順位は前掲設問と同様の並びであり、季節の変わり目の不調傾向がこの春先にも出ていることが分かります。
不調の種類は多岐にわたりますが、中でも「睡眠」と「ストレス」に関する不調は、身体症状と異なり原因が見えにくく、対処法も人によって異なるため、生活の質に与える影響が長期化しやすい傾向があります。以降では、この2つに絞って原因や対策の実態を深掘りします。
睡眠やストレスに関する不調の主な原因:全体1位は「経済的な心配」41.0%、20代は54.0%で突出
今年の冬から春の季節の変わり目にかけて感じた、睡眠やストレスに関する不調の主な原因
(上位4項目)
※回答者:全員(n=974)

|
全体 |
20代 |
30代 |
40代 |
50代 n=200 |
60代 |
|
|---|---|---|---|---|---|---|
|
経済的な心配 |
41.0% |
54.0% |
44.0% |
40.5% |
38.5% |
29.5% |
|
加齢 |
39.4% |
10.3% |
20.5% |
42.5% |
60.0% |
60.0% |
|
気温・湿度・ 気圧の変化 |
37.9% |
43.1% |
34.5% |
40.5% |
35.0% |
37.0% |
|
人間関係の 悩み |
34.0% |
41.4% |
41.0% |
36.5% |
32.0% |
20.0% |
全体では「経済的な心配」41.0%が最多であり、次いで「加齢」39.4%、「気温・湿度・気圧の変化」37.9%、「人間関係の悩み」34.0%が続きました。季節の変わり目の不調は気候要因だけでなく、家計不安や対人関係など日常生活の負荷も大きく影響していることが確認されます。
年代による差異も明確に確認され、若年層ほど不調の背景に生活不安や対人ストレスが色濃く表れており、「人間関係の悩み」は20代41.4%に対し60代20.0%と倍以上の差が生じました。一方、50代・60代では「加齢」が共に60.0%で最多であり、同じ不調でも世代によって原因の捉え方が大きく異なることが示唆されます。
現在の不調対策:趣味・運動などセルフケアが中心。睡眠不調は医療受診も一定数
睡眠やストレスに関する不調に対して現在行っている対策(各上位5項目)
※回答者:今年の冬から春の季節の変わり目に、睡眠またはストレスの不調を感じた人(n=974)


睡眠・ストレスともに「適度な運動をする」「規則正しい生活を心がける」が上位にあげられ、日常の中で無理なく取り入れられるセルフケアが中心となっていることが確認されました。一方、睡眠に関する不調では「医療機関(病院・クリニック)を受診する」が21.1%であり、ストレスに関する不調の14.4%を上回ることがわかりました。睡眠の乱れは生活改善だけでなく、医療機関に頼る傾向が高いことが示唆されます。
年代別では若年層ほど医療機関を選ぶ割合が高い傾向が確認されました。睡眠不調で「医療機関を受診する」は20代27.6%・30代21.0%に対し、50代18.0%・60代19.0%でした。
ストレス不調でも20代21.3%・30代16.0%に対し、50代9.5%・60代10.5%と差が生じており、若年層ほど不調を我慢するより具体的な対処に踏み切る傾向があることがわかります。
医療機関を受診しない理由:「セルフケア優先」と「費用」が主要因。年代で理由の質が異なる
不調を感じても医療機関を受診しない理由(上位10項目)
※回答者:睡眠やストレスに関する不調があっても医療機関を受診しない人(n=851)

不調があってもすぐ受診しない理由の上位は「まずは自分でできる対策を試したいから」と「病院に行くほど深刻ではないと思うから」が共に35.5%で同率1位であり、「医療費がかかるから」32.2%と続いています。
年代による理由の質の違いも確認され、20代は「時間がない」「理解されないことへの不安」という受診したくても踏み切りにくい事情が相対的に目立つ一方、50代・60代は「そこまでではない」という自己判断がより大きく影響していることが示唆されます。
対策への不満・課題:「自分に合うものがわからない」選定と継続のハードルが顕著
現在行っている不調への対策について、感じている不満や課題(各上位5項目)
※回答者:睡眠やストレスに関する不調に対して、何かしらの対策を行っている人
【医療機関(病院・クリニック)を受診する】(n=223)

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1位 |
費用がかかる |
39.5% |
|
2位 |
時間がかかる |
32.3% |
|
3位 |
手間がかかる |
25.6% |
|
4位 |
効果が出るまでに時間がかかる |
21.5% |
|
5位 |
効果が実感できない |
21.1% |
【市販の医薬品を服用する】(n=124)

|
1位 |
費用がかかる |
42.7% |
|
2位 |
副作用や身体への負担が心配 |
29.8% |
|
3位 |
継続するのが難しい |
29.0% |
|
4位 |
効果が出るまでに時間がかかる |
22.6% |
|
5位 |
時間がかかる |
20.2% |
|
5位 |
どの商品・方法が自分に合うかわからない |
20.2% |
【機能性表示食品・特定保健用食品・栄養機能食品を摂取する】(n=122)

|
1位 |
費用がかかる |
36.1% |
|
2位 |
どの商品・方法が自分に合うかわからない |
26.2% |
|
3位 |
継続するのが難しい |
23.8% |
|
4位 |
効果が出るまでに時間がかかる |
22.1% |
|
5位 |
時間がかかる |
21.3% |
【一般的なサプリメントを摂取する】(n=159)

|
1位 |
費用がかかる |
35.8% |
|
2位 |
どの商品・方法が自分に合うかわからない |
23.3% |
|
2位 |
情報が多すぎて選べない |
23.3% |
|
4位 |
効果が出るまでに時間がかかる |
22.6% |
|
5位 |
時間がかかる |
20.8% |
機能性表示食品・特定保健用食品・栄養機能食品や一般的なサプリメントは、様々な対策の中でも“効果があるかどうか”が注目されやすいものですが、今回の結果では、それ以前に選定と継続のハードルが大きいことが目立ちました。特に機能性表示食品では「どの商品・方法が自分に合っているかわからない」26.2%、「続けるのが難しい」23.8%、一般的なサプリメントでも「どの商品が自分に合っているかわからない」23.3%、「情報が多すぎて選べない」23.3%が「効果が出るまでに時間がかかる」を上回りました。
一方で、市販薬や医療機関では「費用がかかる」が上位に来ており、こちらは選び方よりコスト負担が壁になっています。
不調に関する今後の対策意向:「適度な運動」「規則正しい生活」が上位。医療機関は少数
今後、睡眠・ストレスの不調対策として試してみたい/取り入れたいと思うもの(各上位7項目)
※回答者:全員(n=974)


今後の意向としては、医療機関に頼るよりも日常の中で取り組めるセルフケアへ寄せていきたい意識が強いことが確認されました。20代は現時点では受診にも動きやすい層ですが、今後の対策意向としては「規則正しい生活」(睡眠:40.2%)や「趣味やリフレッシュ活動」(ストレス:36.8%)を上位に挙げており、自分で整えられる方法へシフトしたい意向も強いことが分かりました。
ここまでの結果から、多くの人が不調対策として日常生活の中でできるセルフケアを模索していることが確認されました。以降では、セルフケアの選択肢の一つとして近年関心が高まっている機能性表示食品に焦点をあて、その認知や利用状況、選び方の実態について深堀りします。
機能性表示食品の認知状況:名称認知は91.1%。「内容まで理解」は35.5%にとどまる
機能性表示食品の認知状況
回答者:全員(n=974)

|
言葉を聞いたことがあり、どのような食品かも理解している |
35.5% |
|
言葉は知っているが詳しくは知らない |
55.5% |
|
知らない |
8.9% |
名称認知(「理解している」+「詳しくは知らない」)は合計91.1%と広く浸透している一方、内容まで「理解している」は35.5%にとどまりました。名称の浸透と内容理解の間に乖離があることが確認できます。
機能性表示食品の利用状況:名称認知者の約50%が現在利用。
機能性表示食品の利用状況
※回答者:「機能性表示食品」という言葉を聞いたことがある人(n=887)

|
定期的に利用している |
13.2% |
|
時々利用している |
36.8% |
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過去に利用したことがある |
18.0% |
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利用したことがない |
32.0% |
「時々利用している」36.8%が最多であり、「定期的に利用している」13.2%と合わせると、名称認知者の約50%が現在何らかの形で利用していることが確認されました。
機能性表示食品を選ぶ際の重視ポイント:「価格が手頃」52.6%がトップ。「効果」「科学的根拠」が続く
機能性表示食品を選ぶ際に重視するポイント(TOP3)
※回答者:「機能性表示食品」という言葉を聞いたことがある人(n=887)

|
価格が手頃であること |
52.6% |
|
自分が気になる不調・症状に効果があること |
41.5% |
|
科学的な根拠がしっかりしていること |
38.3% |
「価格が手頃であること」52.6%が最多であり、次いで「自分が気になる不調・症状に効果があること」41.5%、「科学的な根拠がしっかりしていること」38.3%が確認されました。まず手に取りやすい価格が入口となり、その上で自分の悩みへの効果と根拠が確認されることが分かります。前掲の不満・課題で「どの商品が自分に合うかわからない」が強く確認されていたことを踏まえると、「価格が手頃」の背景には「まずは試しやすい価格帯で合うものを探したい」という意識も反映されていることが示唆されます。
複数効能の機能性表示食品の魅力度:全体の58.7%が魅力的と評価。20代は71.9%
複数の効能を表示した機能性表示食品の魅力度
※回答者:全員(n=974)

|
とても魅力的に感じる |
16.1% |
|
まあまあ魅力的に感じる |
42.6% |
|
どちらともいえない |
26.9% |
|
あまり魅力的に感じない |
6.1% |
|
全く魅力的に感じない |
8.3% |
「とても魅力的」16.1%と「まあまあ魅力的」42.6%を合わせた58.7%が好意的であり、否定的な回答は14.4%にとどまることが確認されました。複数の効果を一度に得られる商品に対する受容性は、全体として高い水準にあることが示唆されます。
総括:不調対策は「受診に頼る」から「自分で整える」時代へ
本調査から導かれる、心身不調との付き合い方の特徴:

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不調の広がりと慢性化 |
65.9%が何らかの不調を経験。約90%が毎年の季節の変わり目に繰り返し不調を感じており、一時的なものではなく生活に定着した課題となっている。 |
|
不調の広がりと慢性化 |
若年層は「経済的な心配」「人間関係」など環境・社会的ストレスが主因(20代54.0%)。50代・60代は「加齢」が60.0%で最多と、同じ不調でも世代によって原因の捉え方が大きく異なることが確認された。 |
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セルフケア志向の定着 |
今後の対策意向では、睡眠・ストレスともに「適度な運動」「規則正しい生活」が上位を占め、医療機関への依存よりも日常のセルフケアで整えたいという意識が定着していることが確認された。 |
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選定・継続の壁 |
機能性表示食品・サプリでは「効果への不安」より先に「自分に合うものがわからない」「続けられない」が障壁の上位に。「効くかどうか」以前に「選べない・続けられない」問題が顕在化している。 |
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機能性表示食品の認知と理解のギャップ |
名称認知は91.1%と高い一方、「内容まで理解している」は35.5%にとどまる。認知と理解の乖離が大きく、訴求内容の平易化・具体化が課題として確認された。 |
調査背景
冬から春にかけての季節の変わり目は、寒暖差や気圧の変化、新生活に伴う環境の変化などが重なり、心身の不調を感じやすい時期とされています。一方で、こうした不調は「なんとなくだるい」「眠りが浅い」「気分が落ち込みやすい」といった形で現れやすく、本人にとっても原因や対処法が掴めないことも少なくありません。
そこで今回は、全国の男女を対象に、季節の変わり目に感じる心身の不調の実態を広く把握するとともに、特に睡眠やストレスといった精神的・心理的な側面の不調に焦点をあて、その原因として意識されていること、現在行っている対策や今後取り入れたい対策、実行にあたっての不安や障害について幅広く聴取しました。あわせて、不調対策の選択肢の一つとして近年関心が高まっている機能性表示食品についても、認知状況や利用状況、選ぶ際に重視されるポイントなどを捉えています。是非、今後のマーケティング活動の一資料としてご活用ください。
■この調査で使用した調査サービスはコチラ
ネットリサーチ:https://neo-m.jp/research-service/netresearch/
■引用・転載時のクレジット表記のお願い
※本リリースの引用・転載は、必ずクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。
<例>「生活者を中心にしたマーケティング支援事業を提供する株式会社ネオマーケティングが実施した調査結果によると……」
引用元:https://corp.neo-m.jp/report/investigation/healthcare_041_seasonal-health-issues
■株式会社ネオマーケティングについて
会社名:株式会社ネオマーケティング
所在地:東京都渋谷区南平台町16-25 養命酒ビル11F
代表者:代表取締役 橋本光伸
資本金:8,636万円 (2025年12月末時点)
事業内容:マーケティング支援事業
※ネオマーケティングは、一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会(会員社No:20220)に加盟しております。
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