JOGMEC

法改正によるJOGMECの機能強化・名称変更と組織改編について

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 「2050年カーボンニュートラル」や2030年度の野心的な温室効果ガス削減目標の実現に向けて「独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構法」(以下、「JOGMEC法」)改正法が施行されました。これにより、JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:細野 哲弘)に水素・アンモニア等の製造・貯蔵及びCCS(Carbon dioxide Capture and Storage:二酸化炭素回収・貯留)に対するリスクマネー支援業務並びに洋上風力発電のための地質構造調査業務等が追加され、従来業務に加え機能が強化されるとともに、JOGMECの正式名称が「独立行政法人 エネルギー・金属鉱物資源機構」に変更となりました。また、新たな業務が追加されたことを踏まえ、組織改編を実施しました。今後もJOGMECは、我が国へのエネルギー・鉱物資源の安定供給に貢献してまいります。
1.     機能強化
(1) 水素・アンモニア等の製造・貯蔵への出資・債務保証業務
 今後の脱炭素燃料の中心を担っていく水素・アンモニア等の安定供給に資するべく、海外及び本邦における水素・アンモニア等の製造・貯蔵事業への出資・債務保証事業を新たに開始します。
(2) 二酸化炭素の貯蔵等への出資・債務保証業務及び地質構造調査業務
 脱炭素技術として注目されるCCS事業への出資・債務保証業務及び適地調査業務等を新たに開始します。
(3) 国内における洋上風力発電に必要な地質構造調査等業務
洋上風力発電の導入拡大の加速に資するべく、本邦周辺の海域における洋上風力発電に必要な地質構造調査等業務を新たに開始します。
(4) 国内における金属鉱物の選鉱・製錬への出資・債務保証業務
 本邦におけるレアメタル等の金属鉱物の選鉱・製錬等事業への出資・債務保証事業を新たに開始します。
なお、JOGMEC法の改正により追加になった業務のうち、「海外における地熱の探査への出資業務」及び「省エネ法等に基づく情報提供業務等」については、令和5年4月1日に施行され、業務を開始します。

2.     名称変更
 JOGMECの業務に水素や風力に関する業務が追加されること等を踏まえ、JOGMECの正式名称を「独立行政法人 エネルギー・金属鉱物資源機構」に変更します。また、英文名称についても「Japan Organization for Metals and Energy Security」へ変更します。
なお、英文略称については、2004年の設立以降、産資源国で認知され、浸透していることから、引き続き「JOGMEC(ジョグメック)」といたします。

3.     組織改編
 法改正による機能強化に伴い、本日、2022年11月14日付けで機構組織の改編及び改称等を行いました。
主な内容は、以下のとおりです。

 新組織体制については、JOGMECウェブサイトの「組織図」をご確認ください。
 組織図(https://www.jogmec.go.jp/about/organization_map_001.html

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会社概要

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業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
東京都港区虎ノ門2-10-1 虎ノ門ツインビルディング
電話番号
03-6758-8106
代表者名
髙原 一郎
上場
未上場
資本金
1兆3484億円
設立
2004年02月