約半数が「今年の冬は、節電のため暖房をガマンしたい」と回答。約9割が値上げに「不安を感じる」。暖房利用開始はいつから?「最低気温11℃」がポイントと判明~パナソニックが教える冬のエアコン節電術~
冷房よりも電気代のかかる暖房。止まらない電気代の値上げを受けて、今年のエアコン暖房利用に不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
この度、パナソニック株式会社では、エアコン節電について調査するとともに、パナソニックエオリアユーザーデータを元に、暖房利用開始のタイミングを検証しました。
また、冬のエアコン節電方法をパナソニック エアーマイスターの福田風子が解説します。
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●電気代値上げが家庭を直撃中!「夏の電気代増えた」65%
●増加金額「2000円~5000円未満」が最多、1万円以上増加の家庭も
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パナソニックは、20代~60代の男女550名にエアコン節電について調査を行いました。
一年以上続く電気代の値上げが、各家庭に影響を及ぼしています。特に、エアコンを使う時期になると、よりその影響を感じる方も多いのではないでしょうか。今年の夏も厳しい暑さが続きましたが、今夏の各家庭の電気代について調査しました。「今年の夏、電気代は昨年と比べて増加しましたか?」という質問では、65%の方が「増えた」ことが明らかに。さらに、「増えた」と回答した方にその金額をたずねたところ、約50%の方が「2000円~5000円未満」と回答しました。中には「1万円以上」と回答した方も7%おり、電気代の値上げが各家庭の大きな負担となっていることがわかりました。
実際に、電気代値上げの負担を感じるかをたずねる質問では、約8割の方が「感じる」と回答。さらに、電気代を始めとした食品、日用品などの各種値上げについては、約9割の方が不安を感じており、各種値上げが日本の家庭を直撃し、大きな不安となっていることがうかがえます。
これらの値上げが続く中、懸念されるのはエアコンの利用控え。「今年の冬は節電のため、暖房の利用をガマンしようと思いますか?」という質問では、「強く思う」(11%)、「やや思う」(37%)と、実に約半数の方が、エアコン暖房の利用をガマンしたいと考えていることが判明しました。
しかし、ガマンするのではなく、エアコン暖房を上手に節電しながら利用して快適に過ごしたいところ。そこで、冬のエアコンの節電術をパナソニック エアーマイスターの福田 風子が解説します。
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●暖房はいつから使い始める?エオリアユーザーのデータを元に検証!
●「最低気温11℃」が利用開始のポイントに!
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暖房を使うにあたり、気になるのはエアコンの使い始めのタイミング。肌寒いと感じても、「まだエアコンを使うには早いのでは」と躊躇してしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで、パナソニックエオリアユーザーのデータを元に、エアコン暖房を使い始めるタイミングを調査しました。2019年~2021年の過去3年分のデータを検証したところ、毎年10月上旬~中旬にかけてエアコン暖房をシーズンで初めて使う方が多い傾向にありました。具体的には、全国平均気温の最低気温が13℃を記録する頃から利用者が増え始め、最低気温11℃となるタイミングで、暖房の利用率も前日比で大きく伸びる傾向にあることがわかりました。
今年も10月6日に全国平均の最低気温が初の11℃台となったタイミングで、エアコン利用者が急増。10月7日も最低気温が11℃台だったことから利用者がさらに増え、今シーズン既に一度でも利用したユーザーの割合を表す「累計利用率」は22.3%となりました。これは2019年以降最速の20%突破となり、直近4年間で最も早いエアコン暖房の利用開始となりました。
また、エアコン利用のもう一つの指標として「室内温度」に注目。環境省が提示するウォームビズの指針によると、暖房時の室内温度は20℃が目安とされています。一般的に冬の快適な温度は18℃〜22℃と言われており、実際に今回の暖房利用開始時期のエオリアユーザーの室内温度の平均を見ると22℃であることから、多くの人は22℃くらいの室温で過ごしているようです。ただ、快適と感じるかどうかは湿度や体感温度などによっても変わってくるので、温度計や湿度計を用意して快適に感じる室温を数字で確認するのがオススメです。
暖房時の快適な湿度は約40%~50%となり、湿度が高ければ体感温度も上がります。冬場の室温は20℃を一つの目安としながら、加湿により適度な湿度も保ちましょう。また、寒いと感じる場合には無理をせずにエアコンを活用し、快適な温度で過ごしましょう。
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●冬本番前に必見、パナソニックのエアーマイスターが教える
●エアコンの電気代を節約する5つのTips
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①エアコンのフィルター掃除で年間約1万円以上※の節約に!
室内機のフィルターにホコリがたまると目詰まりし、空気を取り入れる量が減ってしまいます。結果、エアコンは必要な空気を確保しようとして、余計なパワーを使ってしまうもの。パナソニックの実験によると、実際に1年間掃除をしない場合は掃除をした場合に比べて、年間で約25%も電気料金が無駄になってしまうという結果もあります。この場合、フィルター掃除をすることで年間約1万円※以上も電気代を節約できます。この結果からもフィルター掃除はこまめに実施しましょう。
※パナソニック製品「CS-F402D2」を使用。電気代32円/kWhでの実験
②湿度と温度をコントロールして快適性をアップ
同じ設定温度でも、湿度が上がると体感温度が上がります。冬は湿度を上げることで乾燥を防ぐだけでなく、暖かく感じられるので、加湿を心がけましょう。また、エアコンの設定温度を1℃変えるだけでも、節約につながるもの。環境省によると、夏の冷房時に1℃高くすると約13%、冬の暖房時に1℃低くすると約10%の消費電力が削減されるとのことなので、意識してみてください。
パナソニックの「エオリア」では暖房しながらスピーディーに加湿運転ができる「LXシリーズ」を発売しています。
外気の水分を取り込み室内へ送ることができるので、給水不要で加湿ができます。
また、「LXシリーズ」では、人のいるエリアを中心に風を絞りムダのないパワーで暖房を最適化していく「エオリアAI」も搭載しています。
③熱が出入りしやすい窓は、断熱性を上げる工夫を
室内の熱は、窓からの出入りが最も多いもの。断熱シートや断熱カーテンを利用しましょう。カーテンは床まで届くタイプにすると、冬、隙間から侵入する冷気を抑えることもできます。窓と部屋の間に空気の層をつくるために、カーテンを2枚使ったり、内窓を設置したりするのも良いですね。
④サーキュレーターで室内の温度ムラをなくす
暖かい空気は上へ移動するので、サーキュレーターで室内の空気を循環させることが必要。冬の場合はエアコンの対角線上に設置し、上向きに風を送ると天井付近にたまった暖気が室内に循環しやすくなります。人に風が当たると体感温度が下がって寒く感じるので、送風する角度も調整しましょう。
⑤室外機の環境も定期的にチェックしよう
フィルターほどの頻度でお手入れをする必要はありませんが、室外機も意外に汚れるもの。ホコリや落ち葉などのごみがたまると熱交換の効率が下がり、消費電力アップにつながる可能性もあるので、特に風の強い日や台風が過ぎた後にはチェックしてください。
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●快適も節電も、『エオリア』のAI制御が活躍!
●つけっぱなしと運転オフ、どちらがお得かわかる“つけっぱなし判定機能”
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パナソニックの「エオリア」には、つけっぱなしと運転オフ、どちらがお得かわかる“つけっぱなし判定機能”を搭載しています。お出かけ時間、住宅の断熱性能、気象予報などを踏まえて、「運転したまま」にした時と、運転停止して 「帰宅後に運転再開」した時の『電気代』と『帰宅時の室温』を予測。ちょっとしたお出かけの際に便利です。アプリでお出かけ時間(15分~最大3時間まで設定可能)を入力するだけで簡単に判定できます。
【パナソニック エアーマイスター 福田 風子】
パナソニック株式会社
国内空調マーケティングセンター エアコンマーケティング部
自宅に異なる3機種のエアコンを設置し、機能の違いや風の違いを感じ分ける。スマホを使って家中のエアコンを遠隔操作したり、時にはカビの発生したエアコンを自ら入手・分解して調べるなど担当の枠を超えてちょっとしたエアコンマニア。
■「2022年 冬のエアコン節電に関する調査」概要
●調査地域:全国
●調査期間:2022年9月15日(木)~9月17日(土)
●調査方法:インターネット調査
●調査機関:ジャストシステム
●調査対象:20~60代の男女
●有効回答:550名(男性:294名、女性:256名)
※調査結果を引用いただく際はパナソニック「エオリア」調べを引用元として記載ください。
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