ネオアクシス、IBM iで「全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)」の利用を可能にする『Toolbox 全銀TLS+』の提供を開始
TISインテックグループのネオアクシス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:山本 修司、以下 ネオアクシス)は、日本アイ・ビー・エム株式会社のIBM Power Systems(以下 IBM i)で全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網、以下 全銀TCP/IP手順・広域IP網)※1の利用を可能にするインターネットEDIツール『Toolbox 全銀TLS+』の提供を開始したことを発表します。
ネオアクシスは、IBM iの保守/運用/EDIのツール「Toolbox for IBM i /Toolbox for System i5(以下 Toolbox)」を提供し、累計4,000社以上の企業のEDI環境をサポートしてきました。
今回提供開始する「Toolbox 全銀TLS+」は、2023年12月末に予定されている全銀ベーシック手順、及び全銀TCP/IP手順のサポート終了に伴い制定された「全銀TCP/IP手順・広域IP網」を、IBM i上での送受信を可能とするものです。IBM iを利用する企業は「Toolbox 全銀TLS+」を活用することで、新たにEDIサーバなどの構築が不要で、IBM i上から「全銀TCP/IP手順・広域IP網」が利用可能となります。
ネオアクシスは、INSネットディジタル通信モードからインターネットEDIへの対応が必要な企業を対象に本製品を販売し、5年間で300本の販売を目標としています。
※1:全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)については、一般社団法人全国銀行協会Webサイトでご確認ください。
「広域IP網をベースとした「全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)」の制定について」
https://www.zenginkyo.or.jp/news/2017/n8115/
■製品導入イメージ
■背景
モバイル・ブロードバンドの進展によるコミュニケーション手段の多様化に伴い、固定電話(加入電話・INSネット)の契約数が減少し、電話サービスのために用いられている公衆交換電話網(PSTN)の設備(中継交換機・信号交換機)が2025年頃に維持限界を迎えると予想されています。これによりNTT東日本ならびにNTT西日本では、2024年1月以降に固定電話(加入電話・INSネット)の設備の切替(IP網への移行)を行うことと、INSネットディジタル通信モードのサービスを終了することを公表しています。
このサービス終了に伴い、一般社団法人全国銀行協会では、全銀ベーシック手順、全銀TCP/IP手順について2023年12月末をもってサポート終了し、インターネットをベースとした新たな全銀プロトコルである「全銀TCP/IP手順・広域IP網」を制定したことを発表しました。
そのため、全銀ベーシック手順、全銀TCP/IP手順などの「レガシー手順」から「全銀TCP/IP手順・広域IP網」などのインターネットEDIへ移行が必要となります。
しかし、IBM i上では全銀TCP/IP手順・広域IP網に対応できるソリューションがなく、この通信手順の利用を可能にするため、ネオアクシスでは、IBM i上で「全銀TCP/IP手順・広域IP網」の送受信が可能となる「Toolbox 全銀TLS+」を開発し提供します。
■「Toolbox 全銀TLS+」の特長
1)新たなEDIサーバの構築が不要
通常、IBM iから「全銀TCP/IP手順・広域IP網」の通信を行う場合、EDIサーバや専用通信機器等を構築し、IBM iとEDIサーバや専用通信機器の双方でデータの送受信管理が必要です。
「Toolbox 全銀TLS+」を導入することで、新たなEDIサーバや専用通信機器を介さず、IBM i上で「全銀TCP/IP手順・広域IP網」の通信が可能となります。
また、IBM iのみでEDIの運用ができるため、Toolbox を使ったレガシー手順(全銀ベーシック手順、全銀TCP/IP手順、JCA手順)の操作と同様の運用が可能です。
2)全銀ベーシック手順、全銀TCP/IP手順から全銀TCP/IP手順・広域IP網への移行が容易
同じIBM i上で、レガシー手順に対応した「Toolbox for IBM i」と「Toolbox 全銀TLS+」の共存が可能です。全銀手順のデータフォーマットを活用できるため、全銀ベーシック手順及び全銀TCP/IP手順から全銀TCP/IP手順・広域IP網への移行は、IBM i上で通信定義の変更を行うだけで容易に対応ができます。
また、「Toolbox for IBM i」と同様に、発呼(Aセンター)、着呼(Bセンター)とも対応しています。
■価格
P05(最小構成) ¥540,000~
※CPUグレードによる価格体系です。
※LPARごとにライセンスが必要です。
「Toolbox 全銀TLS+」の詳細は、下記をご参照ください。
https://www.neoaxis.co.jp/product/platform/ibm-powersystems/toolbox/toolbox-tls/index.html
【Toolboxについて】
Toolboxは、IBM iで稼働する「保守/運用ツール製品」で、日本IBM社が「TOOLBOX/400」として販売していた製品を、ネオアクシスが、2006年より販売及び製品保守を継承しています。ファイル操作やドキュメント管理機能等、多彩な機能を持ちますが、特にEDIコマンドは、IBM iでの標準的なツールとして多くのお客様にご利用頂いています。
ネオアクシスでは、2006年以降、累計4,000社以上への導入実績があります。
【ネオアクシス株式会社について】
ネオアクシスは、TISインテックグループにおけるソリューションサービスの一翼を担うITソリューションカンパニーです。単にソリューションやシステムの構築・運用のご提供だけでなく、企業活動を支える重要な要素であるITシステムをより効果的に利活用できるよう、ITシステムに関わる豊富な実績・ノウハウを活かしつつ、常に新しい価値の提供を目指しています。
ネオアクシスは、「働き方改革推進カンパニー」として、基幹業務システムやコラボレーション基盤などのITシステム通して、企業活動の効率化・生産性向上など、お客様の「働き方改革」をご支援します。
詳しくは、 http://www.neoaxis.co.jp/ をご覧ください。
【TISインテックグループについて】
TISインテックグループはグループ会社44社、約2万人が一体となって、それぞれの強みを活かし、日本国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客さまのビジネスを支えるITサービスをご提供します。
詳しくは、 https://www.tis.co.jp/group/index.html をご覧ください。
【本件に関するお問合わせ先】
ネオアクシス株式会社
ソリューション事業部 プロダクトサービス部 南
Tel:03-5330-8675 Fax:03-5330-5875
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ IBM は、世界の多くの国で登録された International Business Machines Corporation の商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
今回提供開始する「Toolbox 全銀TLS+」は、2023年12月末に予定されている全銀ベーシック手順、及び全銀TCP/IP手順のサポート終了に伴い制定された「全銀TCP/IP手順・広域IP網」を、IBM i上での送受信を可能とするものです。IBM iを利用する企業は「Toolbox 全銀TLS+」を活用することで、新たにEDIサーバなどの構築が不要で、IBM i上から「全銀TCP/IP手順・広域IP網」が利用可能となります。
ネオアクシスは、INSネットディジタル通信モードからインターネットEDIへの対応が必要な企業を対象に本製品を販売し、5年間で300本の販売を目標としています。
※1:全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)については、一般社団法人全国銀行協会Webサイトでご確認ください。
「広域IP網をベースとした「全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)」の制定について」
https://www.zenginkyo.or.jp/news/2017/n8115/
■製品導入イメージ
■背景
モバイル・ブロードバンドの進展によるコミュニケーション手段の多様化に伴い、固定電話(加入電話・INSネット)の契約数が減少し、電話サービスのために用いられている公衆交換電話網(PSTN)の設備(中継交換機・信号交換機)が2025年頃に維持限界を迎えると予想されています。これによりNTT東日本ならびにNTT西日本では、2024年1月以降に固定電話(加入電話・INSネット)の設備の切替(IP網への移行)を行うことと、INSネットディジタル通信モードのサービスを終了することを公表しています。
このサービス終了に伴い、一般社団法人全国銀行協会では、全銀ベーシック手順、全銀TCP/IP手順について2023年12月末をもってサポート終了し、インターネットをベースとした新たな全銀プロトコルである「全銀TCP/IP手順・広域IP網」を制定したことを発表しました。
そのため、全銀ベーシック手順、全銀TCP/IP手順などの「レガシー手順」から「全銀TCP/IP手順・広域IP網」などのインターネットEDIへ移行が必要となります。
しかし、IBM i上では全銀TCP/IP手順・広域IP網に対応できるソリューションがなく、この通信手順の利用を可能にするため、ネオアクシスでは、IBM i上で「全銀TCP/IP手順・広域IP網」の送受信が可能となる「Toolbox 全銀TLS+」を開発し提供します。
■「Toolbox 全銀TLS+」の特長
1)新たなEDIサーバの構築が不要
通常、IBM iから「全銀TCP/IP手順・広域IP網」の通信を行う場合、EDIサーバや専用通信機器等を構築し、IBM iとEDIサーバや専用通信機器の双方でデータの送受信管理が必要です。
「Toolbox 全銀TLS+」を導入することで、新たなEDIサーバや専用通信機器を介さず、IBM i上で「全銀TCP/IP手順・広域IP網」の通信が可能となります。
また、IBM iのみでEDIの運用ができるため、Toolbox を使ったレガシー手順(全銀ベーシック手順、全銀TCP/IP手順、JCA手順)の操作と同様の運用が可能です。
2)全銀ベーシック手順、全銀TCP/IP手順から全銀TCP/IP手順・広域IP網への移行が容易
同じIBM i上で、レガシー手順に対応した「Toolbox for IBM i」と「Toolbox 全銀TLS+」の共存が可能です。全銀手順のデータフォーマットを活用できるため、全銀ベーシック手順及び全銀TCP/IP手順から全銀TCP/IP手順・広域IP網への移行は、IBM i上で通信定義の変更を行うだけで容易に対応ができます。
また、「Toolbox for IBM i」と同様に、発呼(Aセンター)、着呼(Bセンター)とも対応しています。
■価格
P05(最小構成) ¥540,000~
※CPUグレードによる価格体系です。
※LPARごとにライセンスが必要です。
「Toolbox 全銀TLS+」の詳細は、下記をご参照ください。
https://www.neoaxis.co.jp/product/platform/ibm-powersystems/toolbox/toolbox-tls/index.html
【Toolboxについて】
Toolboxは、IBM iで稼働する「保守/運用ツール製品」で、日本IBM社が「TOOLBOX/400」として販売していた製品を、ネオアクシスが、2006年より販売及び製品保守を継承しています。ファイル操作やドキュメント管理機能等、多彩な機能を持ちますが、特にEDIコマンドは、IBM iでの標準的なツールとして多くのお客様にご利用頂いています。
ネオアクシスでは、2006年以降、累計4,000社以上への導入実績があります。
【ネオアクシス株式会社について】
ネオアクシスは、TISインテックグループにおけるソリューションサービスの一翼を担うITソリューションカンパニーです。単にソリューションやシステムの構築・運用のご提供だけでなく、企業活動を支える重要な要素であるITシステムをより効果的に利活用できるよう、ITシステムに関わる豊富な実績・ノウハウを活かしつつ、常に新しい価値の提供を目指しています。
ネオアクシスは、「働き方改革推進カンパニー」として、基幹業務システムやコラボレーション基盤などのITシステム通して、企業活動の効率化・生産性向上など、お客様の「働き方改革」をご支援します。
詳しくは、 http://www.neoaxis.co.jp/ をご覧ください。
【TISインテックグループについて】
TISインテックグループはグループ会社44社、約2万人が一体となって、それぞれの強みを活かし、日本国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客さまのビジネスを支えるITサービスをご提供します。
詳しくは、 https://www.tis.co.jp/group/index.html をご覧ください。
【本件に関するお問合わせ先】
ネオアクシス株式会社
ソリューション事業部 プロダクトサービス部 南
Tel:03-5330-8675 Fax:03-5330-5875
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ IBM は、世界の多くの国で登録された International Business Machines Corporation の商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
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