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パーソルホールディングス株式会社
会社概要

パーソル、「未来のモビリティエンジニア育成」に向けて久留米工業大学と連携 / 2023年度から在学生向けの新カリキュラムを開設

~CASE、MaaSに続く次世代モビリティ産業を担うエンジニアの育成を目指す~

パーソルHD

パーソルグループにおいて人と技術の力を通じて世の中の生産性向上への貢献を目指すパーソルプロフェッショナルアウトソーシング株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:正木 慎二)と学校法人久留米工業大学(福岡県久留米市、学長:今泉 勝己、以下「久留米工業大学」)インテリジェントモビリティ研究所は、100年に一度の大変革期を迎えた自動車産業界のニーズに応えるべく、自動運転やコネクテッド、電気自動車などの次世代モビリティに必要な高度情報通信技術を学ぶ新しいカリキュラムを2023年度から開始します。
また、その概要を在校生の皆さんにも体験してもらうべく、今年の5月に「次世代モビリティ/セキュリティ領域」をテーマとする特別講座を実施しました。
■「パーソル×久留米工業大学」の新しいカリキュラム開設の背景
CASE・MaaSといった、100年に1度の大変革期を迎えているモビリティ業界。
2016年にダイムラーAGの世界戦略の柱として「CASE(ケース)」という造語が提唱されてから、まだ日が浅いにも関わらず、CASEの語源となった『Connect(IoT化)』『Autonomous(自動運転化)』『Shared & Services(カーシェアリングの浸透)』『Electric(EV化(電気自動車)の浸透)』という四大先端技術は驚く早さで進化をとげています。開発を担うエンジニアの数は勿論、以前よりも技術領域の理解の範囲も格段に広い理解が求められている状況です。
この度、パーソルプロフェッショナルアウトソーシングと久留米工業大学は、モビリティ産業を支える未来のエンジニアを積極的に育成すべく、短期的な講座だけでなく、次世代モビリティに必要な技術を学ぶカリキュラムの新設を長期的な本講座として決定しました。

■新カリキュラムの概要
本カリキュラムは、CASE・MaaSといった次世代モビリティに関する基礎技術を学ぶものであり、自動車や航空宇宙工学をベースに、クラウドを活用したIoTやセキュリティの基本技術、自動運転を実現する各種センサの組み込み術、さらに、シミュレーションを駆使した開発手法であるモデルベースデザインの3科目を提供します。
 パーソルのエンジニアリング領域、「IT・モノづくり」両者の専門性を併せ持つProfessional Outsourcing SBUの各社は、これまで当該領域での知識・技術・現場経験を持っており、上記3科目の授業において、カリキュラムの策定や講義内容に関してアドバイス、アイディア提供などに協力していく予定です。
久留米工業大学が開学時から強みとしてきた「自動車工学」に「最新情報技術」を組み合わせることで、自動車産業界でますますニーズが高まる高度次世代モビリティエンジニアを育成し、自動車産業の発展に貢献します。

【対象】
2022年4月、交通機械工学科入学者(他学科の入学者も受講可能です)
※最初の科目は2年次開講なので、講義がスタートするのは23年4月からとなります。
【カリキュラム概要】(※仮)
2年次 次世代モビリティセキュリティ
3年次 組込みシステム
4年次 モデルベースデザイン

■2022年5月 パーソルの“特別講座”を8講座実施 ―「次世代モビリティ/セキュリティ領域」の短期講座―
上記の新たなカリキュラムを在校生の皆さんにも体験してもらうべく昨年に引き続き2年目の取り組みとして実施したパーソルの“特別講座”。パーソルの自動車・商用車開発などに関わる現役のエンジニアが講師となり、「次世代モビリティ/セキュリティ領域」について、「実際の開発現場でのトレンド」や、「MaaS・CASEの技術進歩」の解説、「現在×未来のエンジニアに求められること」などをテーマに、学生の皆さんと共に考え、現在と未来の自動車開発への理解を深める内容でした。
今年は、社会課題を「MaaSサービス」で解決するアイディアを発表するグループワークも実施。学生の皆さんの想像力豊かでユニークなアイディアが飛び交うイノベーティブな発表会となりました。


―パーソル“特別講座”の様子―
【左下】久留米工業大学 インテリジェントモビリティ研究所長 東 大輔教授と交通機械工学科の学生の皆さん
【左上】パーソルプロフェッショナルアウトソーシング株式会社 事業開発部 イノベーション推進室 室長 藤井 勝仁
【特別講座の詳細】
本特別講座は、パーソルプロフェッショナルアウトソーシングの傘下の4社にて、設計・開発・評価の最前線で活躍しているエンジニアが講師を務めております。
講義  コース名 講師

業界変遷と人材像
車載セキュリティ概略 
パーソルプロフェッショナルアウトソーシング(株)

組込みシステム(基礎)
テスト・検証の技法 
パーソルAVCテクノロジー(株)
MBD入門  パーソルR&D(株)
セキュリティの必要性  パーソルプロセス&テクノロジー(株)
脆弱性の仕組みと対策  パーソルテクノロジースタッフ(株)
MaaSをテーマにビジネスのつくり方を皆で考えよう 久留米工業大学 交通機械 パーソルプロフェッショナルアウトソーシング(株)



■今回の連携について
パーソルプロフェッショナルアウトソーシング株式会社 代表取締役社長 正木 慎二

パーソルのエンジニアリング領域、「IT・モノづくり」両者の専門性を併せ持つProfessional Outsourcing SBUは、次世代モビリティ開発に関するさまざまなプロジェクトに多岐にわたり参画しています。また自社の開発も進んでおり、昨年AGVの遠隔操作ソリューションをリリースさせていただきました。

未来を担う学生の皆さんとこれまで培ってきた開発ノウハウ・知識や各産業の理解を、分かち合いお伝えできる、本取り組みに賛同し、昨年から実施した特別講座にとどまらず新しい科目を寄付講座として一緒に作ることを決定しました。
学生の皆さんとともに、テクノロジーを武器に、地域の社会課題の解決や生産性向上に貢献できる機会を作っていけたら幸いです。


久留米工業大学 インテリジェントモビリティ研究所長 東 大輔 教授

久留米工業大学は開学時から自動車開発の教育を強みとして発展し、これまでにも多くの卒業生を自動車産業界に排出してまいりました。自動車産業は我が国を支える重要な基幹産業です。その自動車産業が自動運転やコネクテッド、電気自動車などの次世代モビリティ開発に大きく変革するなか、本学もそのニーズに応えるべく交通機械工学科に先進モビリティ技術を学ぶコースを新設。さらに、2015年にはインテリジェントモビリティ研究所を設立し、さまざまな国家プロジェクトに参画しながら小型モビリティの自動運転サービスの研究開発と事業化を進めて参りました。
そのような中、次世代モビリティ分野で高い技術を有するパーソルプロフェッショナルアウトソーシング株式会社様が本学の想いに賛同され、次世代モビリティに必要な高度情報技術を学ぶ新たなカリキュラムを寄付講座としてご提供いただけることになりました。本取り組みを通じて、次世代モビリティの開発を支える「自動車工学」と「高度情報通信技術」の両方を身に付けた高度エンジニアの育成を行い、自動車産業の発展に少しでも貢献できれば幸いです。

■久留米工業大学についてhttps://www.kurume-it.ac.jp/
久留米工業大学は、1966年に設立された自動車工学を教育する短期大学を母体としており、これまでに数多くの自動車技術者を輩出してきました。自動車メーカーで開発を経験した教員も多く、実社会で役立つ自動車開発技術の教育を強みとしています。2015年には自動車業界がCASE、MaaSへのシフトすることを見据え、自動運転やAIなどの先進モビリティ技術と新たなモビリティサービスを研究する“インテリジェントモビリティ研究所”を発足。さらに交通機械工学科に先端交通機械コースを新設し、先進モビリティ技術の教育体制も整えて参りました。これらの取り組みが高く評価され、2018年の文部科学省 私立大学研究ブランディング事業をはじめ、複数の国家プロジェクト、自治体の政策事業などに採択されています。強みとする先進モビリティの教育と研究で、豊かで安全な社会の実現に貢献してまいります。

■インテリジェントモビリティ研究所についてhttp://www.12pt.org/azuma/iml/index.html
久留米工業大学は「未来を感じる魅力的なモビリティ(乗り物)社会を研究する」ことを目的に、自動車システム工学専攻や交通機械工学科が中心となって「インテリジェントモビリティ研究所」を開設しました。
「乗りものに知性を。パートナーのような乗りものを創造する。」を研究所のスローガンに、自動車技術をベースに、「自動運転」、「人工知能」、「IoT」などの先進技術を融合した対話可能な自動運転システムの開発を行い、そのサービスの事業化を推進しています。先進モビリティ技術で、すべての人が豊かに暮らせる社会の実現に貢献してまいります。

■パーソルプロフェッショナルアウトソーシング株式会社についてhttps://www.persol-group.co.jp/professional_outsourcing/index.html
パーソルプロフェッショナルアウトソーシング株式会社は、パーソルグループのProfessional Outsourcing SBUの中核会社(中間持株会社)として、2019年12月に発足。傘下にはパーソルプロセス&テクノロジー、パーソルR&D、パーソルテクノロジースタッフ、パーソルAVCテクノロジーをもち、IT・ものづくりエンジニアの人材派遣事業、ハード・ソフトウェアの設計開発や業務コンサルティングなど専門性の高い領域において事業展開をしています。パーソルグループの専門性を結集することで、IoT領域など、新たな事業領域への展開も加速してまいります。


 

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URL
https://www.persol-group.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区南青山1-15-5 パーソル南青山ビル
電話番号
03-3375-2220
代表者名
和田 孝雄
上場
東証1部
資本金
174億7900万円
設立
2008年10月
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