正規品判定クラウドサービス「C2V Connected」新バージョンを販売開始
流通経路を追跡可能なトレーサビリティ機能を追加し、ブランドの信頼性向上を支援
EC市場では、市場規模の拡大と参入企業の増加、また価格比較がしやすいという特性から、販売者間の価格競争が激化しています。不正な流通経路で商品を仕入れ、正規販売店よりも安く販売する業者が出現し、市場価格の値崩れにつながっており、不正流通は多くの企業にとっての課題となっています。
正規品判定クラウドサービス「C2V Connected」は、商品や商品箱に貼付した正規品判定用IDタグ「ConnectedTag」をスマートフォンで読み取ることで、簡単に正規品判定が行えるクラウドサービスです。2016年のサービス開始から現在まで、模倣品や非正規品の流通対策を目的として、特に化粧品・日用品や機械部品業界を中心に採用されています。今回のバージョンアップでは、特にEC市場で課題となっている不正流通を解決するため、「流通トレーサビリティ情報登録」機能を追加し、流通経路上でのトレーサビリティ情報の登録と登録情報の参照ができるようになります。新機能は「C2V Connected」の標準機能としての提供となり、既存ユーザーは追加費用負担なく利用可能です。
キヤノンITSは、今後も模倣品対策および不正流通対策に積極的に取り組み、企業のブランドの信頼性向上へ貢献してまいります。
サービス名 | 価格(税別) | 発売日 |
C2V Connected V1.3 | 導入内容に応じた個別見積りとなります。 | 2022年6月9日 |
※本サービスは、標準アプリケーションおよび「ConnectedTag」で構成されます。標準アプリケーションの導入費用に加えて、判定用IDタグ「ConnectedTag」の利用数量に応じて、従量課金されます。(QRコードタイプ5円から、RFIDタイプ50円から)
※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。
■「C2V Connected」のトレーサビリティ機能紹介
・トレーサビリティ機能全体概要
導入企業においては、個々の商品にラベルを貼り付ける際、「製品情報登録」機能を利用し、各「ConnectedTag」のIDと紐付けた製造情報を登録できます。「流通トレーサビリティ情報登録」機能を利用し、導入企業・代理店の入出庫情報等流通トレーサビリティ情報を登録できます。導入企業の調査員は、「C2V Connected」のスマートフォンアプリで店頭商品の「ConnectedTag」を読み取り、登録された製造情報および流通トレーサビリティ情報を確認することが可能になります。
・新機能「流通トレーサビリティ情報登録」機能について
導入企業は流通経路上のトレーサビリティ情報(入出荷情報など)を「C2V Connected」で履歴管理できます。流通トレーサビリティ情報の登録データ(CSVファイル)をアップロードして一括登録する機能を有しており、各導入企業の運用オペレーションに合わせて、専用の登録ツール(別途開発必要)も提案可能です。また、登録される流通トレーサビリティ情報を正規品の判定結果とともに表示することも可能です。導入企業側から、代理店などの管理したい拠点に対して入出荷情報の提供依頼を行うことで本機能を利用することができます。
●一般の方のお問い合わせ先: デジタルビジネス営業本部 デジタルビジネス企画部 企画第二課 03-6741-9181(直通)
●C2V Connectedスペシャルサイト : https://www.canon-its.co.jp/files/user/products/c2v_connected/lp/index.html
●ニュースリリースホームページ: https://canon.jp/newsrelease
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