「大和ハウスグループ・フレームワークス物流オープンデータ活用コンテスト」の入賞作品決定(ニュースリリース)

最優秀賞は、物流データを使用したドライバーの為の休憩場所探索ツール「先輩!秘密の休憩場所を教えてください!」

 大和ハウスグループで物流システムを開発する株式会社フレームワークス(代表取締役社長:秋葉 淳一)は、「大和ハウスグループ・フレームワークス物流オープンデータ活用コンテスト」の表彰式を、2016年9月12日(月)に東京大学大学院情報学環ダイワユビキタス学術研究館において開催し、入賞作品を発表しました。同コンテストは実際の業務の物流データをオープンデータとして公開し、IoT時代における物流への新提案を募集するという、世界初の試みのコンテストです。
 多数寄せられたアプリケーションや研究内容の中から最優秀賞に輝いたのは、神奈川県中小企業診断協会 オープンデータプロジェクトチームによる「先輩!秘密の休憩場所を教えてください!」です。本アプリケーションは、「先輩たち」のそれまでの運行を記録したビッグデータから、その時その場その状況で最適の休息場所を割り出しアドバイスします。それにより、運行ルートの経験値の浅いドライバーが、休憩を必要とするときに適切な休憩場所を発見できずに休憩が出来なかったり、休憩場所探しに時間を割かれたりする事を防止し、運行業務の効率化・安全性確保を実現できるというものです。

 「大和ハウスグループ・フレームワークス物流オープンデータ活用コンテスト」では、当社の物流システムに関連したデータをオープンデータとして公開し、これを利用するアプリ開発や研究を競うというユニークなコンテストです。当社が主催し、YRPユビキタス・ネットワーキング研究所の共催、東京大学大学院情報学環ユビキタス情報社会基盤研究センターの協力により、2016年4月18日(月)から7月18日(月)にかけて実施されたものです。受賞作品は、坂村 健(東京大学大学院情報学環 教授、YRPユビキタス・ネットワーキング研究所 所長)を審査委員長とした審査会による厳正な審査により決定されました。当社では、今後もお客様や開発者の皆様と物流の新提案をしていきます。入賞作品と講評は別紙の通りです。

 今回の結果は、2016年9月13日~16日の期間に東京ビックサイトで開催される「国際物流総合展2016」の大和ハウスグループ ブース(東5ホール 小間No:5-402)でも展示・紹介します。

 なお、本コンテストではルクセンブルク貿易投資事務所から申し出があり、「ルクセンブルク経済省 特別賞」を授与することになりました。同賞の受賞は、ウイングアーク 1st株式会社で2016 年11月22日・23日にルクセンブルクで開催するICTイベント 「Luxembourg internet-days」への招待参加権となります。 

<入賞作品>
最優秀賞(ビジネス部門)
 作品名:先輩!秘密の休憩場所を教えてください!
 応募者名(チーム名):神奈川県中小企業診断協会 オープンデータPJチーム
優秀賞(ビジネス部門)
 作品名:物流管制センター ~ドライバーに易しい長距離輸送の実現~
 応募者名(チーム名):ウイングアーク物流コンテストプロジェクトチームA
優秀賞(ビジネス部門)
 作品名:LogiZap MotionBoard ~ 新しいレイバーマネジメントによる人材確保と業務効率化の提案 ~
 応募者名(チーム名):ウイングアーク物流コンテストプロジェクトチームB
優秀賞(一般・教育・ゲーム部門)
 作品名:「運転日報」「トラック運行チャート情報」の2次元/3次元可視化アニメーション
 応募者名(チーム名):荻野洋平
優秀賞(研究部門)
 作品名:視覚障害者による倉庫内ピッキング作業の協調のための進化的ロジスティクス最適化
 応募者名(チーム名):谷口文太、宮永翔大郎、前川廣太郎、延原肇
審査員特別賞(一般・教育・ゲーム部門)
 作品名:Caribou
 応募者名(チーム名):石川大夢と乃村研究室の仲間達
審査員特別賞(研究部門)
 作品名:予約ベースの物流プラットフォーム事業の立ち上げについて
 応募者名(チーム名):明治大学専門職大学院 グローバルビジネス研究科
  橋本雅隆、二見徹、山本緑、中三川利菜、左向貴代
ルクセンブルク経済省 特別賞
 作品名・応募者名(チーム名):ウイングアーク1st株式会社

<講評>
審査員長 坂村健
 今回応募頂いた方の多くは、時間も割いて労力を注ぎ、実際に動くシステムにまで作り込まれており、最優秀賞・優秀賞に選ばれた作品はレベルの高いものだと思います。
 特にビジネス部門に応募された『先輩!秘密の休憩場所を教えてください!』『物流管制センター ~ドライバーに易しい長距離輸送の実現~』『LogiZap MotionBoard ~ 新しいレイバーマネジメントによる人材確保と業務効率化の提案 ~』は、どれも物流現場の課題を理解した実用性の高い作品でした。その中で提案性やオープンデータの使い方の観点で、頭一つ抜きん出た『先輩!秘密の休憩場所を教えてください!』が最優秀賞に選ばれました。
 また一般・教育・ゲーム部門からは、技術的に完成度の高い『「運転日報」「トラック運行チャート情報」の2次元/3次元可視化アニメーション』が、研究部門からは、視覚障碍者が業務に従事できるようしたいという観点で『視覚障害者による倉庫内ピッキング作業の協調のための進化的ロジスティクス最適化』が、それぞれ優秀賞に選ばれました。
 今回のコンテストでは、作品応募はされなかったがエントリーされた方は多数おり、物流業界のオープンデータという取組みへの高い関心が示されました。審査委員長としては、エントリー後に作品応募まで進む方がさらに増え、また公開されている色々なオープンデータを総合的に使って面白い結果を出されることにも期待したいと思います。さらに今後は全世界応募という方向に舵を切り、日本だけではなく世界からの知恵を集めたオープンデータコンテストにしていきたいと思いました。

<開催概要>
主催:株式会社フレームワークス
共催:YRPユビキタス・ネットワーキング研究所
協力:東京大学大学院情報学環ユビキタス情報社会基盤研究センター
後援:大和ハウス工業株式会社/大和物流株式会社/トラスコ中山株式会社/
 国立研究開発法人産業技術総合研究所/株式会社マイクロベース
応募期間:2016年4月18日から2016年7月18日
募集部門:ビジネス部門、一般・教育・ゲーム部門、研究部門
審査員:坂村 健(東京大学教授)審査委員長
 秋葉 淳一(株式会社フレームワークス 代表取締役社長)
 小笠原 治(さくらインターネット株式会社 フェロー)
 浦川 竜哉(大和ハウス工業株式会社 常務執行役員 建築事業担当)
審査基準:IoT時代の物流への提案性の観点から総合的に判断
表彰内容:最優秀賞 200万円
 優秀賞 50万円 x 4
 審査員特別賞 10万円 x 2
コンテストWeb:http://contest.frameworxopendata.jp/

【フレームワークスについて】
 大和ハウスグループのフレームワークスは、物流拠点の在庫・業務管理を最適化する物流センター管理システムを開発、国内外で700サイト以上の導入実績があります。
 また、IoT時代の中で物流の効率化・省人化への取組として、最新のIT技術を活用したソリューションである、次世代ロジスティクスプラットフォーム’Connected Logistics’を提案しています。
フレームワークス Webサイト:http://www.frame-wx.com/

【YRPユビキタス・ネットワーキング研究所について】
 YRPユビキタス・ネットワーキング研究所(所長:東京大学教授 坂村健)は、身の回りのあらゆるモノに、通信能力を有するマイクロコンピュータやセンサ、アクチュエータ等が埋め込まれ、それらが相互に情報交換を行いながら協調動作し、人間生活をより高度にサポートする、ユビキタス・コンピューティング、ならびにモノのインターネットと称される Internet of Things の技術に関する研究開発を推進しています。
YRPユビキタス・ネットワーキング研究所 Webサイト:http://www.ubin.jp/

【ルクセンブルク貿易投資事務所について】
 ルクセンブルク貿易投資事務所は、ルクセンブルク経済省の直轄機関として、日本からルクセンブルクへの新規投資に関するあらゆる情報やサービスの提供や、ルクセンブルク企業の日本市場開拓支援活動を行っています。各企業様の要件に沿った丁寧なコンサルティングサポートを提供しています。
ルクセンブルク貿易投資事務所 Webサイト:http://www.investinluxembourg.jp/
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