三井不動産グループ、海外初サービス付き賃貸住宅事業 「三井サービススイート ブキッ・ビンタン シティ センター」 9月下旬開業
マレーシア クアラルンプール大規模街づくり型プロジェクト内に誕生
三井不動産株式会社(所在:東京都中央区、代表取締役社長:植田俊)は、Mitsui Fudosan (Asia) Malaysia SDN. BHD.(マレーシア三井不動産株式会社、所在地:クアラルンプール)を通じて、共同事業者であるBBCC Development Sdn.Bhd(以下、「BBCCD 社」)とともに開発していた、「三井サービススイート ブキッ・ビンタン シティ センター」の運営開始が2024年9月下旬に決定しましたのでお知らせします。なお、本物件は、海外における直営型サービス付き賃貸住宅「三井サービススイート」第一号物件となります。
本物件は、クアラルンプール中心市街地の大規模街づくりプロジェクト「ブキッ・ビンタン シティ センター プロジェクト(以下、「BBCC プロジェクト」)」内に所在しており、LRT・モノレール「ハントュア」駅に直結、「ハントュア」駅から主要ターミナルの「KLセントラル」駅まで3駅・6分という高い交通利便性を備えています。
また、BBCC プロジェクト内で当社グループが開発・運営を行い、日系の店舗や飲食店、生活必需品まで幅広くそろえている「三井ショッピングパーク ららぽーとブキッ・ビンタン シティ センター」(以下、「ららぽーとBBCC」)(2022年開業)にも直結しています。本物件や、ららぽーとBBCCなどの開業を機に、さらに当社グループの強みでもあるミクストユース型の複合的な街づくりを推進してまいります。
【本リリースのポイント】
・クアラルンプール中心部の大規模街づくり型プロジェクト「BBCCプロジェクト」内に開業予定。複数の交通インフラが整う利便性の高いエリア。
・当社グループ、海外初となる直営型サービス付き賃貸住宅。当物件は駐在員向けの賃貸住宅「三井サービススイート」ブランド第一号物件であり、日本人駐在員向けのサービスも充実。
・1BRから3BRの多様な間取り構成となる全269戸。家具・什器・備品を備え付け、高い居住快適性を提供。
・プール、大浴場、サウナ、フィットネスジム、キッズルーム、ラウンジなど充実した共用施設を設置。
・日本語含む多言語対応のコンシェルジュをはじめ、部屋清掃・リネン交換(有償対応)などの充実したサービスを提供。また、隣接する「ららぽーとBBCC」と連携したサービスも今後検討。
【三井サービススイート ブキッ・ビンタン シティ センターの特徴】
本物件のブランド名称でもある「三井サービススイート」は、駐在員向けの、家具・什器・備品およびコンシュルジュサービス付の賃貸住宅です。駐在員の方々が快適な暮らしを送れるよう、ハード面、ソフト面ともに充実させております。
<専有部>
専有部は1ベッドルームから3ベッドルームタイプまで幅広い部屋タイプを用意し、お客さまのライフスタイルにあわせた間取りの選択が可能です。また、全戸に家具・什器・備品を備え付けています。
<共用部>
プール、大浴場、サウナ、フィットネスジム、キッズルーム、ラウンジなど充実した共用施設を設置。多様なニーズにお応えします。
<サービス>
当社が、全部屋一括管理を行い、住宅設備の修理・メンテナンスをスムーズに対応いたします。また、快適な日常生活をサポートする、日本語含む多言語対応のコンシェルジュをはじめ、部屋清掃・リネン交換(有償対応)などの充実したサービスを提供します。また、スーパー・ベーカリー・飲食店が多数入居する ららぽーとBBCCと隣接している立地特性を活かして、連携したサービスも今後検討してまいります。
<物件概要>
所在地 |
No.2ジャランハントュア、クアラルンプール |
交通アクセス |
LRT,KLモノレール「ハントュア」駅直結 |
敷地面積 |
約2,060㎡(約625坪) |
延床面積 |
約26,200㎡(約7,930坪) / 地上45階建 |
貸床面積 |
約18,200㎡(約5,510坪) |
構造・規模 |
鉄筋コンクリート造 階数:地上45階建 総戸数:269戸(平均面積67.7㎡/戸) ※1BR111戸、1BR+1 76戸、2BR54戸、3BR28戸 駐車場:272台 |
共用部 |
プール、大浴場、サウナ、フィットネスジム、キッズルーム、ラウンジ |
設計・施工 |
内装設計:GARDE、施工:Kerjaya Prospek Group Berhad |
スケジュール |
2021年4月 本体工事着工 2024年6月 竣工 2024年9月下旬 開業 |
<位置図>
【BBCCプロジェクト概要について】
BBCC プロジェクトはクアラルンプール中心市街地に位置する、商業施設(ららぽーと)・オフィス・住宅・ホテルほかで構成される全体敷地面積約 78,500 ㎡の大規模複合開発です。Uda Holdings、Eco World Development Group Holdings、Empolyee Provident Fund Board から構成されるBBCC Development Sdn.Bhd(以下、「BBCCD 社」)が推進するプロジェクトです。当社グループはBBCC プロジェクト内の当該事業につきBBCCD社と合弁会社を設立し、保有・運営を行ってまいります。
(参考)「三井ショッピングパーク ららぽーとブキッ・ビンタン シティ センター」開業リリース:https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1216/
【三井不動産の海外事業について】
当社グループは、これまでに米国・英国の欧米諸国にくわえ、中国・台湾・東南アジア・インド・オーストラリアの諸都市で事業を展開してきました。2024年4月に策定したグループ長期経営方針「& INNOVATION 2030」では「海外事業の深化と進化」を掲げ、海外事業の飛躍的な成長を目指しています。東南アジアでは、諸都市での分譲住宅事業に加え、サービスアパートメント事業、物流事業、商業施設事業、ホテル事業を推進しており、拡大する消費を積極的に取り込み、現地に貢献しながら早期に利益を拡大すべく、成長著しい東南アジアでの事業を積極的に推進しています。
【三井不動産のマレーシアでの事業について】
2015 年に当社初となる海外における商業施設事業「三井アウトレットパーク クアラルンプール国際空港 セパン」(商業施設)を開業。2016年にはららぽーと BBCC プロジェクトを推進するための合弁会社「MFBBCC Retail Mall Sdn Bhd」を共同事業者と共に設立し、事業を推進してまいりました。マレーシアにおける事業拡大に伴い2017年に現地法人「マレーシア三井不動産」を設立。クアラルンプール及びその周辺地域を中心に物流施設1物件、商業施設2物件、および住宅事業4物件を推進しており、東南アジアにおける賃貸住宅事業は、マレーシアが初の事業展開となります。今後も更なる事業の拡大を目指しています。
【三井不動産グループのサステナビリティについて】
三井不動産グループは、「共生・共存・共創により新たな価値を創出する、そのための挑戦を続ける」という「&マーク」の理念に基づき、「社会的価値の創出」と「経済的価値の創出」を車の両輪ととらえ、社会的価値を創出することが経済的価値の創出につながり、その経済的価値によって更に大きな社会的価値の創出を実現したいと考えています。
また、2024年4月の新グループ経営理念策定時、「GROUP MATERIALITY(重点的に取り組む課題)」として、「1.産業競争力への貢献」、「2.環境との共生」、「3.健やか・活力」、「4.安全・安心」、「5.ダイバーシティ&インクルージョン」、「6.コンプライアンス・ガバナンス」の6つを特定しました。これらのマテリアリティに本業を通じて取り組み、サステナビリティに貢献していきます。
【参考】
「グループ経営理念および長期経営方針策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/innovation2030/
「グループマテリアリティ」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/esg_csr/approach/materiality/
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