ボーダレス・ジャパン×早稲田大学アントレプレナーシップセンター、社会課題解決に挑む次世代人材を育成する連携プログラムを始動

社会課題の現場から学び“世界を良くする力”を育む実践型カリキュラムを共同開発。2026年1月からは伴走プログラムがスタート

株式会社ボーダレス・ジャパン(本社:福岡県福岡市、代表:田口一成、以下:ボーダレス・ジャパン)と学校法人早稲田大学 アントレプレナーシップセンター(所長:石井裕之 理工学術院教授、以下:早稲田大学)は、ソーシャルビジネスおよび社会課題解決に挑む次世代人材を育成する新たな連携プログラムについて、両者で連携して取り組んでいくことに合意しました。

本プログラムは、ソーシャルアントレプレナー(社会起業家)育成プログラム「W-SEED」として、早稲田大学アントレプレナーシップセンターにおける課外プログラムとして2025年10月からスタートしました。なお2026年1月より、講義を経て選抜された約5〜6組の学生チームおよび個人が、現役社会起業家やボーダレスグループの実践者による伴走支援のもとビジネスプラン構築に取り組みます。

■連携の背景

ボーダレス・ジャパンは、社会問題をビジネスで解決する「ソーシャルビジネス」だけを行う企業として、世界14カ国で50以上の事業を展開。現場で培った事業構築ノウハウや課題解決の実践知を学生に開き、より多くの社会起業家・社会変革人材を育てることを目指してきました。

一方、早稲田大学は、起業・イノベーション教育を推進するアントレプレナーシップセンターを設置し、学生が自ら課題を発見・探求し、価値創造へとつなげる教育プログラムを展開しています。

両者はこれらの強みを掛け合わせ、社会課題の解決に挑む“次世代のソーシャルアントレプレナー”を育成する場学習機会を提供します。

■本プログラムの概要

ソーシャルアントレプレナー(社会起業家)育成プログラム「W-SEED」

「W-SEED」は、社会課題の構造理解から事業創出までを体系的に学ぶ、早稲田大学とボーダレス・ジャパンによる実践型ソーシャルアントレプレナー育成プログラムです。前半の講義パートと後半の実践伴走パートで構成され、約50名の学生が参加します。

【前半:講義編】
社会課題の“捉え方”から“事業化”までを学ぶ基礎プログラム

ボーダレス・ジャパンが世界14カ国での50事業以上の実践から体系化した「ボーダレス流ソーシャルビジネスのつくり方」を中心に、全6回の講義・ワークショップを実施。

● 社会課題の構造理解

● 事業モデル設計

● 社会インパクトの考え方

など、課題起点の価値創造を徹底して学び、また、現役の社会起業家もゲスト講師として登壇し、リアルな事例と実践知を提供しました。

【後半:実践伴走編】
前半の授業を受けた学生、一般公募の学生から選抜されたチームおよび個人が起業家と共に事業プランを構築

講義を経て選抜された約5〜6組の学生チームが、現役社会起業家やボーダレスグループの実践者による伴走支援のもと、約2ヶ月間でビジネスプラン(事業計画)を構築します。
また、フリー株式会社やボーダレス・ジャパンが提供するクラウドファンディングサービス「ForGood」など、事業化を後押しする外部パートナーとも連携し、

● ファイナンス/事業計画

● 共感形成/社会発信

● PoC/MVP構築

等に関しても社会実装に近いプロセスを実地で学びます。
最終成果として、事業プランのピッチコンテストを予定しています。

後半の伴走パートの詳細・ご応募に関してはこちらをご覧ください。
【1/15締切】W-SEED ソーシャルアントレプレナー育成 伴走プログラムのご案内

■ 運営体制

本プログラムの運営は、ボーダレス・ジャパンが展開するソーシャルビジネススクール「ボーダレスアカデミー」が担当。起業家伴走・育成での蓄積を活かし、学生一人ひとりの挑戦を実行フェーズまで伴走します。

■ プログラムの特徴

・現役社会起業家たちによる“実践知”を中心としたカリキュラム

机上の理論にとどまらず、社会課題解決の最前線に立つ起業家・実践家から学べる構成。

・社会課題起点で考えるビジネス創出

“何をつくるか”ではなく、“どんな課題を解決するか”を起点に思考するプログラム。

・共創を重視したグループワーク形式

異なる専門・価値観を持つ学生同士が学び合い、協働して事業構想を練り上げる。

・実践的な支援体制

財務設計・事業計画・社会発信など、事業化に必要な領域を実務レベルでサポート。

■コメント

学校法人早稲田大学

アントレプレナーシップセンター副所長(アントレプレナーシップ教育担当) 河村 耕平 氏

早稲田大学はこれまで数多くの起業家を輩出し、社会変革を担う人材育成に力を注いできました。現在、2032年に迎える創立150周年を見据え、「社会に貢献する大学」を掲げ、教育・研究を通じた社会への貢献を一層重視しています。こうした取り組みにおいて、ソーシャルアントレプレナー育成は今後の重要な柱の一つです。本連携プログラムは、学生が社会課題を「自分ごと」として捉え、その持続可能な解決に向けて挑戦するための大きな一歩となります。本学アントレプレナーシップセンターは、ボーダレス・ジャパンと共に、学生が現場の状況も踏まえながら多様な視点から考えを深め、実行可能な構想を自ら具体的な行動へと展開していく力を育むため、早稲田ならではの体制づくりを進めてまいります。

株式会社ボーダレス・ジャパン

ボーダレスアカデミー代表 半澤 節

これまでボーダレス・ジャパンは14カ国で50以上のソーシャルビジネスを展開し、ボーダレスアカデミーでは1,500名以上の挑戦に伴走してきました。その過程で分かったのは、誰もが社会課題の解決に立ち上がれる可能性を秘めているということでした。

今回の早稲田大学アントレプレナーシップセンターとの連携は、まさにその可能性を新しい次元へと押し広げていく「教育と実践を架橋する新しい産学連携モデル」です。

本プログラムを通して早稲田大学の皆さんと共に、日本・世界に希望を創出するようなソーシャルアントレプレナーの誕生にしっかりと寄り添い伴走していきたいと思っています。

■ 今後の展望

今後は、国内外でのフィールドワークや社会起業家との協働プロジェクトなど、学びの深化に向けた多様な機会の提供も視野に入れています。学生が自らの意思で社会課題の解決に踏み出すための最初の一歩を後押しするプログラムとして、さらなる発展を目指します。

◾️早稲田大学アントレプレナーシップセンターについて
https://www.waseda.jp/inst/entrepreneur/ )

早稲田大学アントレプレナーシップセンターは、本学の教員・研究者、そして学生一人ひとりのアントレプレナーシップ(起業家精神)を育成し、社会に新たな価値を創出する人材の輩出を使命としています。

研究者・教員が生み出した特許や研究成果の社会実装を推進するとともに、学生に対してはアントレプレナーシップ関連科目や各種プログラムを通じて実践的な学びを提供し、その成果を生かしたスタートアップ創出やイノベーション創発を支援しています。

教育・研究・実践を有機的に結び付け、早稲田発の挑戦が未来の社会変革につながるエコシステムの形成をめざしています。

組織名  早稲田大学アントレプレナーシップセンター  

所長 石井裕之 理工学術院 教授

所在地  東京都新宿区西早稲田1-22-3

◾️株式会社ボーダレス・ジャパンについて
( https://www.borderless-japan.com/ )

社会起業家が集うプラットフォームカンパニーとして2007年3月設立。貧困・環境・教育・地方の過疎化など、様々な社会問題を解決する50以上の事業を世界14ヵ国で展開・2024年度の売上は102億円の着地予想。社会起業家を次々と生み出すビジネスモデルを評価され、「グッドデザイン賞 ビジネスモデル部門(2019)」「大切にしたい会社大賞・審査員特別賞(2019)」「CSA賞〜20代に薦めたい「次世代型人材」創出企業〜」を受賞。2023年10月、社会課題解決を次のステージに進めるべく新パーパス「SWITCH to HOPE 社会の課題を、みんなの希望へ変えていく。」を発表。より多くの人が、ともに良い社会を目指すための仕組みづくりを目指す。

会社名:株式会社ボーダレス・ジャパン

所在地:福岡県福岡市中央区天神3-1-1 天神フタタビル4F

設立 :2007年

代表者:田口一成

事業内容:社会問題の解決を目的とした事業展開(ハーブティー事業、革製品事業、クラウドファンディング事業、ソーシャルビジネススクール事業)

◾️ボーダレスアカデミーについて
( https://academy.borderless-japan.com/about/ )

ボーダレスアカデミーは、世界14カ国で50以上のソーシャルビジネスを展開するボーダレス・ジャパンが運営する「社会起業・社会課題解決を目指す人のためのソーシャルビジネススクール」です。

ボーダレスの内外を問わず、社会課題を解決する社会的なチャレンジャー(≒社会起業家)が立ち上がることが社会にとって必要という信念のもと、これまでボーダレス・ジャパンが培ってきたソーシャルビジネスの作り方・起業のイロハを学ぶ「2日間の集中講座」や、社会起業を目指す受講生に伴走しビジネスプランニング完成を目指す「3ヶ月間の社会起業伴走プログラム」など、本格的な起業支援を行っています。

ビジネス領域の第一線で活躍される社会起業家・経営者・専門家の方々がメンターとして受講生の「社会を変える熱意とプラン」に伴走します。

ボーダレスアカデミーの説明会・相談会はこちらから

https://borderless-academy.studio.site/lp01

■ 本リリースに関するお問い合わせ先

◾️ボーダレスアカデミー(ボーダレス・ジャパン内)
E-mail:academy(@マークを挿入ください)borderless-japan.com

◾️法人・自治体様との取り組みや特別プログラムに関して

webページ:https://academy.borderless-japan.com/houjin/

※本連携に関する取材やお問い合わせはメールもしくは上記ページ内お問い合わせフォームよりお願いいたします。

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会社概要

URL
https://www.borderless-japan.com/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
福岡県福岡市中央区天神三丁目1​番1​号 ソーシャルベンチャーPARK福岡
電話番号
092-791-4120
代表者名
田口一成
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2007年03月