超多忙の人気エッセイストがシェアする快適にくらすアイディア65『いらねえけどありがとう』発売。
いつも何かに追われ、誰かのためにへとへとの私たちが救われる技術
みんな、ふて寝、しよう
◎双子:思春期 ◎義父母:要介護
◎夫:妖精キャラ…… ◎犬:和牛のごとし!
――超多忙の人気エッセイストがシェアする快適にくらすアイディア65
「私たちのこだわり、だいたいのことは、他者にとってはどうでもいい」と理解する――私たちは毎日、死にかけている。しかも、誰かのために。仕事、家事、子育て、介護、人間関係……この現代社会、ルーティーンをこなすだけでも大変なことだが、誰もが、想定外のハプニングに振り回されながら生きている。少しは毒づきもする。しかし、キホンは機嫌よく生きていけたらいいですね。それは誰かのためではなく、誰よりも自分のためになるから。
思い込みや先入観から自由になり、いまよりちょっとだけラクに生きていくためのマインドセットとノウハウをシェアします。たとえば、
‐オムライスを完食できないほどの苦悩――逃げ場がない子育てからもときには逃げて
‐冷蔵庫は家具である――私らしい暮らしとは発想を変えて物事を見ること
‐スケジュール管理のコツ――歯医者も美容院も予約は死守せよ
‐人生を揺るがすピンチが訪れたら――目の前の小さなことから片づける
‐リングに立つ私たち――SNSで呪われないためには関わらない
‐死んでから感謝撲滅委員会――血の繋がった家族をみんな亡くして強く思うこと
《Contents》
Chapter 1 私たちは、何かに追われていると思い込みがちな存在である
Chapter 2 私たちは、じつに無力でちっぽけな存在である
Chapter 3 私たちは、他者との関わりで揺れ動いてしまう存在である
Chapter 4 しかし、そんな私たちは、マジ愛しく最高の存在である
<著者>
村井理子(むらい・りこ): 翻訳家/エッセイスト 1970 年静岡県生まれ。琵琶湖のほとりで、夫、双子の息子、愛犬ハリーとともに暮らす。著書に『兄の終い』『全員悪人』(CCCメディアハウス)、『家族』『犬ニモマケズ』『犬(きみ)がいるから』(亜紀書房)、『本を読んだら散歩に行こう』(集英社)、『村井さんちの生活』(新潮社)、『更年期障害だと思ってたら重病だった話』(中央公論新社)、『村井さんちのぎゅうぎゅう焼き』(KADOKAWA)、『ブッシュ妄言録』(二見書房)ほか。訳書に『家がぐちゃぐちゃでいつも余裕がないあなたでも片づく方法』(K・Cデイビス、SBクリエイティブ)、『エデュケーション』(タラ・ウェストーバー著、早川書房)、『サカナ・レッスン』(キャスリーン・フリン著、CCCメディアハウス)、『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』(キャスリーン・フリン著、きこ書房)、『ゼロからトースターを作ってみた結果』『人間をお休みしてヤギになってみた結果』(共にトーマス・トウェイツ著、新潮社)、『黄金州の殺人鬼』(ミシェル・マクナマラ著、亜紀書房)ほか多数。連載に、『村井さんちの生活』(新潮社「Webでも考える人」)、『犬(きみ)がいるから』(亜紀書房「あき地」)、『実母と義母』(集英社「よみタイ」)がある。
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