「ソール・ライターの原点 ニューヨークの色」展にてオンライン絵画配信システムを提供開催前日よりバーチャルミュージアムを開催

東日本電信電話株式会社

株式会社NTT ArtTechnology(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:国枝 学、以下「NTT ArtTechnology」)は、株式会社東急文化村(代表取締役社長:嶋田 創、以下「Bunkamura」)が企画制作し7月8日(土)から開催される展覧会「ソール・ライターの原点 ニューヨークの色」(※1) において、大規模プロジェクションを実現するオンライン絵画配信システムを提供します。また関連企画として展覧会に先立ち本日7日(金)よりバーチャルミュージアムを開催いたします。バーチャルミュージアムではソール・ライター作品の他、彼にインスピレーションを受けたフォトコンテスト応募作品を展示するとともに、受賞作品レビューイベントのライブ配信も実施します。

1.背景と目的

NTT ArtTechnologyはデジタル技術を活用して、有形無形の貴重な文化財を保存・承継するとともに、文化芸術の新しい鑑賞方法を開発しており、高精細デジタルデータを活用したオンライン絵画配信システムの提供や、VR・メタバース等によりオンライン上で文化芸術をお楽しみいただけるバーチャルミュージアムの企画開発を行っております。


今回、NTT ArtTechnologyは、Bunkamuraが企画制作する展覧会「ソール・ライターの原点 ニューヨークの色」の一番のみどころと言える大規模プロジェクションへの技術協力としてオンライン絵画配信システムを提供します。


さらに、日本国内に加え世界中のみなさまにソール・ライターの魅力を実感いただくために「ソール・ライターの原点 ニューヨークの色」の関連企画としてバーチャルミュージアムを開催いたします。


2. 実施内容

(1)大規模プロジェクション

展覧会の一番の見どころとして、2020年以降に発見されたカラースライドを含む最新の作品群を、ヒカリエホールの大空間にスライドショーで投影し、ソール・ライターの色彩世界を存分に体感いただきます。この大規模プロジェクションの実現に当たり、NTT ArtTechnologyが提供するオンラインデジタル絵画サービス「ArtTechView」において開発中の新システムを試行的に提供いたします。


(2)バーチャルミュージアム

1950年代から60年代のニューヨークの風景をモチーフにしたソール・ライターの作品や、展覧会と並行して開催される「あなたが見つけた「ソール・ライターの色」フォトコンテスト」(※2)に応募された作品などを展示いたします。応募作品については360度パノラマビューのニューヨークの街並みやメタバースギャラリーで展示することで、応募者が見つけた「ソール・ライターの色」に、ソール・ライターが活躍したニューヨークの空気感を吹き込みます。

バーチャルミュージアムは、どなたでも気軽にwebブラウザからご視聴いただけるよう、株式会社NTTコノキューが運営する仮想空間プラットフォーム「DOOR」(※3)及びVRメディア「360Media」(※4)で開催します。


<展示内容>

①ソール・ライター アトリエ及び彼の住んだニューヨークの景色(提供:ソール・ライター財団)

ソール・ライターが拠点にしていたニューヨーク・イーストヴィレッジの東10丁目のスタジオを映した360度VR映像を日本初公開。実際に現地を訪れているかのようにご覧いただけます。

②「ソール・ライターの原点 ニューヨークの色」展覧会紹介*

・ソール・ライター作品 18点と展覧会の見どころ*

 展覧会の展示作品を一部公開します。

・Bunkamuraザ・ミュージアム学芸員による展覧会解説動画*

 展覧会の展覧会の担当学芸員によるバーチャルミュージアムでしか見られない解説動画を公開します。

③「あなたが見つけた「ソール・ライターの色」フォトコンテスト」応募作品

応募作品の一部を2種類の展示エリアで展示します。

展示エリアは、360度パノラマビューのニューヨークの街並み(5番街、ブルックリン橋、イーストヴィレッジ)、DOORを活用したメタバースギャラリーをご用意しております。

④「あなたが見つけた「ソール・ライターの色」フォトコンテスト」の受賞作品レビューイベントのライブ配信

メタバースギャラリーでは、8月15日(火)に開催予定の受賞作品レビューイベントをライブ配信及びアーカイブ配信します。

*マークのついているコンテンツは8月23日(水)までの展示となります


ROOM:バーチャルミュージアムの各展示へつながる導入ページROOM:バーチャルミュージアムの各展示へつながる導入ページ


DESK:ソール・ライター作品 18点と展覧会の見どころを紹介DESK:ソール・ライター作品 18点と展覧会の見どころを紹介


360° VIEW NEW YORK CITY:360度パノラマビューのニューヨークの街並みに応募作品を展示360° VIEW NEW YORK CITY:360度パノラマビューのニューヨークの街並みに応募作品を展示


METAVERSE GALLERY:メタバース上に構築したギャラリーに応募作品を展示。 「あなたが見つけた「ソール・ライターの色」フォトコンテスト」のライブ配信も予定。METAVERSE GALLERY:メタバース上に構築したギャラリーに応募作品を展示。 「あなたが見つけた「ソール・ライターの色」フォトコンテスト」のライブ配信も予定。

3.今後の展開

今回のバーチャルミュージアム開催を通じて得られる知見を活かし、オンライン上での文化芸術鑑賞への取り組みをより一層推し進めてまいります。


4. 「ソール・ライターの原点 ニューヨークの色」バーチャルミュージアム 開催概要

・開催期間  2023年7月7日(金) ~ 2024年3月31日(日)

・主催    NTT ArtTechnology

・協力    Bunkamura

・URL   https://saul-leiter.360media.nttqonoq.com


(※1)「ソール・ライターの原点 ニューヨークの色」

・開催期間 2023年7月8日(土)~8月23日(水) ※休館日なし

・開場時間 11:00-20:00(最終入場は19:30まで)

・会場   ヒカリエホール ホールA(渋谷ヒカリエ9F)

・主催   Bunkamura、読売新聞社

・協力   ソール・ライター財団、NTT ArtTechnology

・後援     J-WAVE

・企画協力 コンタクト

・URL  https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/23_saulleiter/


(※2)「あなたが見つけた「ソール・ライターの色」フォトコンテスト」

・応募期間 2023年7月7日(金)10:00~7月30日(日)23:59

・審査員  平間 至、ソール・ライター財団、Bunkamura ザ・ミュージアム

・授賞式  2023年8月15日(火)18:00予定 ※バーチャルミュージアムでのライブ配信も予定

・URL  https://saulleiter2023.com/


(※3) 仮想空間プラットフォーム「DOOR」

NTTコノキューが提供する仮想空間プラットフォーム。マルチデバイス対応でブラウザからアクセスが可能。ソーシャルVR機能で誰でも簡単にバーチャル空間を作成することができる。NTTならではの情報発信や自由でオープンなコミュニケーションを可能にしたプラットフォーム。

・URL  https://door.ntt/


(※4)VRメディア「360Media」

NTTコノキューが提供する多種多様なテーマをより感覚的なVR空間で、手軽にwebブラウザから視聴可能なサービス。VR空間のコンテンツはメディア企業をパートナーにしており、「好奇心に寄り添い、新たなライフスタイルと出会える」ことをコンセプトにしたVR空間を展開。

・URL  https://360media.nttqonoq.com/

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会社概要

東日本電信電話株式会社

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業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区西新宿 3-19-2
電話番号
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代表者名
澁谷 直樹
上場
東証プライム
資本金
-
設立
1999年07月