KOBUDO-古武道-10周年ツアーファイナル直前インタビュー藤原道山のテレビ出演情報も!
11月26日(日)、東京国際フォーラム ホールCでついにツアーファイナル
尺八の藤原道山、チェロの古川展生、ピアノの妹尾武。それぞれ純邦楽、クラシック、ポップスと違うフィールドで活躍していた3人が意気投合し、KOBUDO-古武道-というスペシャルユニットを結成したのが2007年のこと。違う個性と感性を融合させ、それまでになかった新しい音楽を作り続けてきた。2017年、結成10周年を迎え、初のベストアルバム『十年祭』をリリースし、10周年記念のコンサートツアー「KOBUDO-古武道- 10th Anniversaryコンサート“十年祭”」を開催。11月26日(日)、東京国際フォーラム ホールCでついにツアーファイナルを迎えることとなった。その公演に先駆けて、3人に今回のツアーのこと、そしてファイナル公演のことを話してもらった。
藤原道山(以下 藤原) 福岡(2月3日)が初日で、翌日は佐賀だったんですが、九州からツアーをスタートできたことはうれしかったですね。結成前にクルマで鹿児島から佐賀まで、九州を移動した思い出があるんです。「そういえばデビュー前にそんなことをやりながらこんな曲が生まれたよね」と、感慨にふけりました。
妹尾武(以下 妹尾) その頃にコンサートを観に来てくださった方が、今回も来てくださって感慨深いものがありました。
——その後は、横浜、入間(埼玉)、調布(東京)と、関東での公演が続きましたね。
藤原 福岡と佐賀が2月、横浜が3月、入間が6月、調布が8月と、ツアーの前半は間隔を空けて公演を行っていました。
古川展生(以下 古川) 九州から横浜、入間までの公演は、どちらかというと前年度からの流れがありました。本格的に10周年のツアーという意識が出てきたのは、8月の調布からかもしれません。そういうこともあって、ここからプログラムを変更したんです。ツアーの当初は、初めて公演をする場所もあったので、できるだけ僕たちの自己紹介的なポピュラーなプログラムにしようと思ってセットリストを考えました。でも、8月の公演からは、思い切って前半部分のほとんどをオリジナル曲で組みました。勝負に出たというか、自分たちがやりたいプログラムにしようと思ったんです。
——8月以降の公演のセットリストはどのように決めたのですか?
藤原 入れたい曲が多くて、悩みながら決めました。初期の頃は曲が足りないこともあったのに、今ではベスト盤を作る時も、コンサートのセットリストを決める時も、「あぁ、あの曲も入れたいし、この曲も落としたくない」と思えるのは、本当にありがたいことだと思います。今回もいろいろ曲がある中から、スタッフも含めてみんなで「どうしよう?」と頭をひねりながら考えました。
——11月26日の国際フォーラム ホールCでファイナルを迎えますが、どんな内容になるのか教えてください。
妹尾 ファイナルの東京国際フォーラムでは、ツアーのこれまでの公演と違う、この公演だけの特別なプログラムをお届けします。ストリングスやパーカッションのサポートメンバーも加えて、これまでの3人だけの音楽とはまた違った厚みが出ると思います。セットリストもツアー中とは変えるので、気分を一新して臨みたいと思っています。
藤原 久しぶりに演奏する曲もあります。
妹尾 初めてKOBUDO-古武道-を観に来てくださるという方にもインパクトのある、衝撃を受けてもらえるようなコンサートにできたらいいなと思っています。
——10周年という節目を迎えて、今後やってみたいことは?
藤原 新たな出発点なので、国内での活動に益々力を入れていくのはもちろん、海外も視野に入れたいと思っています。
妹尾 2020年には東京オリンピックがあるので、KOBUDO-古武道-として何かできたらいいですね。
古川 これまでの10年は出会う人に恵まれたり、運に恵まれたり、という面も大きかったと思っています。だから、ここからが本当の勝負だと思います。「10周年を盛大にやっていたけれど、その後、KOBUDO-古武道-は何をやっているの?」って言われたくない(笑)。そういう意味では、これまで通り、着実に軌跡を作っていくことが大事な気がします。年に1枚はアルバムを作る、毎年コンサートをする、そして、それらを通してより多くのお客さんに共感してもらう。そんなユニットであり続けたいなと思います。これまでは勢いで来てしまったところもありますが、50代を迎えるわけですから(笑)。周りに頼るばかりでなく、僕たち自身が積極的に新しいものを発信するようになれたらいいと思っています。せっかく作ったKOBUDO-古武道-ですし、10年前には存在してなかった音楽を作ってきたわけですから、ここから5年、10年、気づいたら20年経っていたと言えるようなユニットでありたいです。そういう着実な活動の中で、道山さんが言ったような海外公演だったり、兄貴(妹尾)が言ったオリンピック関連の仕事だったり、今までになかった新しいことができれば最高ですね。
—これまでの10年で新しいことをたくさんやってこられましたから、これからもまだまだ新しいことがありそうですね。
妹尾 はい、そのためにも東京国際フォーラムは、次に向かうための重要なコンサートになると思います。
藤原道山は、ツアーファイナルを前にテレビ番組でも、その演奏を披露する。藤原の音楽の幅の広さを実感するために、番組で見せる彼のパフォーマンスにも注目したい。
(文:田中隆信 写真:GEKKO)
<藤原道山 出演番組情報>
「題名のない音楽会」
テレビ朝日 11月18日(土)朝10:00〜10:30
BS朝日 11月19日(日)朝 8:00〜8:30
<公演情報>
日程:2017 年 11 月 26 日(日)開場 14:30/開演 15:30
会場:東京国際フォーラム ホールC(東京)
チケット料金:6,800 円(全席指定)
【チケットに関するお問い合わせ】
キョードー東京 TEL 0570-550–799(平日 11:00〜18:00 土日祝 10:00〜18:00)
公演協賛 サンスター株式会社
企画・制作 株式会社ホリプロ、有限会社クリーク 主催 BS朝日
公式サイト http://www.kobudo-otoemaki.net
——今年の2月に、コンサートツアー「KOBUDO-古武道- 10th Anniversaryコンサート“十年祭”」が始まったわけですが、これまでいかがでしたか?
藤原道山(以下 藤原) 福岡(2月3日)が初日で、翌日は佐賀だったんですが、九州からツアーをスタートできたことはうれしかったですね。結成前にクルマで鹿児島から佐賀まで、九州を移動した思い出があるんです。「そういえばデビュー前にそんなことをやりながらこんな曲が生まれたよね」と、感慨にふけりました。
妹尾武(以下 妹尾) その頃にコンサートを観に来てくださった方が、今回も来てくださって感慨深いものがありました。
——その後は、横浜、入間(埼玉)、調布(東京)と、関東での公演が続きましたね。
藤原 福岡と佐賀が2月、横浜が3月、入間が6月、調布が8月と、ツアーの前半は間隔を空けて公演を行っていました。
古川展生(以下 古川) 九州から横浜、入間までの公演は、どちらかというと前年度からの流れがありました。本格的に10周年のツアーという意識が出てきたのは、8月の調布からかもしれません。そういうこともあって、ここからプログラムを変更したんです。ツアーの当初は、初めて公演をする場所もあったので、できるだけ僕たちの自己紹介的なポピュラーなプログラムにしようと思ってセットリストを考えました。でも、8月の公演からは、思い切って前半部分のほとんどをオリジナル曲で組みました。勝負に出たというか、自分たちがやりたいプログラムにしようと思ったんです。
——8月以降の公演のセットリストはどのように決めたのですか?
藤原 入れたい曲が多くて、悩みながら決めました。初期の頃は曲が足りないこともあったのに、今ではベスト盤を作る時も、コンサートのセットリストを決める時も、「あぁ、あの曲も入れたいし、この曲も落としたくない」と思えるのは、本当にありがたいことだと思います。今回もいろいろ曲がある中から、スタッフも含めてみんなで「どうしよう?」と頭をひねりながら考えました。
——11月26日の国際フォーラム ホールCでファイナルを迎えますが、どんな内容になるのか教えてください。
妹尾 ファイナルの東京国際フォーラムでは、ツアーのこれまでの公演と違う、この公演だけの特別なプログラムをお届けします。ストリングスやパーカッションのサポートメンバーも加えて、これまでの3人だけの音楽とはまた違った厚みが出ると思います。セットリストもツアー中とは変えるので、気分を一新して臨みたいと思っています。
藤原 久しぶりに演奏する曲もあります。
妹尾 初めてKOBUDO-古武道-を観に来てくださるという方にもインパクトのある、衝撃を受けてもらえるようなコンサートにできたらいいなと思っています。
——10周年という節目を迎えて、今後やってみたいことは?
藤原 新たな出発点なので、国内での活動に益々力を入れていくのはもちろん、海外も視野に入れたいと思っています。
妹尾 2020年には東京オリンピックがあるので、KOBUDO-古武道-として何かできたらいいですね。
古川 これまでの10年は出会う人に恵まれたり、運に恵まれたり、という面も大きかったと思っています。だから、ここからが本当の勝負だと思います。「10周年を盛大にやっていたけれど、その後、KOBUDO-古武道-は何をやっているの?」って言われたくない(笑)。そういう意味では、これまで通り、着実に軌跡を作っていくことが大事な気がします。年に1枚はアルバムを作る、毎年コンサートをする、そして、それらを通してより多くのお客さんに共感してもらう。そんなユニットであり続けたいなと思います。これまでは勢いで来てしまったところもありますが、50代を迎えるわけですから(笑)。周りに頼るばかりでなく、僕たち自身が積極的に新しいものを発信するようになれたらいいと思っています。せっかく作ったKOBUDO-古武道-ですし、10年前には存在してなかった音楽を作ってきたわけですから、ここから5年、10年、気づいたら20年経っていたと言えるようなユニットでありたいです。そういう着実な活動の中で、道山さんが言ったような海外公演だったり、兄貴(妹尾)が言ったオリンピック関連の仕事だったり、今までになかった新しいことができれば最高ですね。
—これまでの10年で新しいことをたくさんやってこられましたから、これからもまだまだ新しいことがありそうですね。
妹尾 はい、そのためにも東京国際フォーラムは、次に向かうための重要なコンサートになると思います。
藤原道山は、ツアーファイナルを前にテレビ番組でも、その演奏を披露する。藤原の音楽の幅の広さを実感するために、番組で見せる彼のパフォーマンスにも注目したい。
(文:田中隆信 写真:GEKKO)
<藤原道山 出演番組情報>
「題名のない音楽会」
テレビ朝日 11月18日(土)朝10:00〜10:30
BS朝日 11月19日(日)朝 8:00〜8:30
<公演情報>
日程:2017 年 11 月 26 日(日)開場 14:30/開演 15:30
会場:東京国際フォーラム ホールC(東京)
チケット料金:6,800 円(全席指定)
【チケットに関するお問い合わせ】
キョードー東京 TEL 0570-550–799(平日 11:00〜18:00 土日祝 10:00〜18:00)
公演協賛 サンスター株式会社
企画・制作 株式会社ホリプロ、有限会社クリーク 主催 BS朝日
公式サイト http://www.kobudo-otoemaki.net
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