終戦80年の節目に3小中学校合同で「平和の集い」を開催
高槻市立第四中学校区の子どもたちが平和を語り継ぐ

令和7年7月18日(金曜日)、戦後80年の節目の年に、高槻市立赤大路小学校で、市立第四中学校区の児童・生徒(赤大路小学校6年生、富田小学校6年生、第四中学校3年生)による合同の平和学習「平和の集い」が開催。子どもたちが平和学習の成果を、他校の子どもたち、保護者、地域の人たちに発表し、平和の大切さを語り継ぐ機会が設けられました。
「平和の集い」は、例年各校で取り組んでいる平和学習の成果を中学校区内の学校を合同で発表し合う取り組みで、戦後80年の節目の年に合わせて初めて実施。学習成果を校区全体で共有することで、異なる学校・学年の子どもたちが平和学習を通じて何を学んだか、何を感じたかを知り、子どもたちに新たな気付きを得てもらうことを目的としていて、校区内の小中学校が合同で平和学習を行うのは市内でも初めての取り組みです。「平和の集い」には、保護者や地域の人たちも参加し、学んだことを他校の子どもたちや来場者に伝える経験をして、将来その思いを語り継いでいける人になってほしいという学校関係者の思いも込められています。
この日、赤大路小学校の体育館に、赤大路小学校と富田小学校の6年生、第四中学校の3年生が集合。修学旅行で行った広島、長崎の原爆ドームや資料館で実際に見て感じたことなど、それぞれの平和学習の取り組みを発表しました。発表後には、空襲などの当時の映像を交えながら戦争体験が語られた映像を観賞。この上映は、各学校から集まった実行委員会の子どもたちの話し合いで、「当時の現状を映像で見ることで戦争の悲惨さや命の重さを感じてほしい」という意見が出され実現したもので、子どもたちは真剣に映像を見入っていました。最後に3校による合同合唱「地球星歌」が披露され、子どもたちの歌声が体育館に響きわたり、平和への願いが会場を包みました。子どもたちは「人のために行動したり、譲り合ったりすることで身近なところから平和を実現してきたいです」や「これまで多くの人たちがつないできた平和のバトンを今度は私たちが受け取り未来へつないでいくきます」など自分たちの言葉で平和への思いや、自分たちにできることを語っていました。
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