白岡市×NTT東日本「庁内業務での生成AIの活用検討会」「第1回ワークショップ」開催
第一回目の検討会として、7月5日に白岡市保健福祉総合センター(はぴすしらおか)にて、NTT東日本社員が講師役を務め、白岡市職員で構成する42名のDX推進委員に向け、生成AIについての講義および体験会を開催いたしました。
参加者はNTT東日本講師の説明を熱心に聴講し、その利用方法やメリットとリスクについて学んだ上で、体験の時間には、各チームで実際の業務での利用シーン等を考えながら生成AIを実際に使用しました。ワークショップ後の参加者の感想では、実際の業務での活用において効率化のメリットを感じる一方、個人情報管理のリスク、信憑性をどう担保するか等についても活発な意見が出ました。
今後もNTT東日本は、白岡市と連携し、行政運営の効率化及び自治体DXに向け、生成AIの活用検討を実施していきます。
※1 白岡市とNTT東日本「多分野連携に関する協定締結」
https://www.ntt-east.co.jp/saitama/news/detail/pdf/hp20220824.pdf
※2 生成AIとは、事前に膨大な量のデータを学習することで、高い能力を持ちさまざまなメディア(テキストや画像など)を生成することができる人工知能(AI)のこと。
1.第1回ワークショップ開催概要
日時:2023年7月5日(水) 10:00~11:30
場所:白岡市保健福祉総合センター(はぴすしらおか)施設内 会議室3,4,5
(埼玉県白岡市千駄野445)
2.参加者
白岡市:椎木副市長、DX推進委員 42名、事務局(DX推進課)、経営企画部長
NTT東日本:講師(本社) 2名/事務局(埼玉支店) 3名、(埼玉事業部)1名、(本社)2名
3.ワークショップ内容
・講義
生成AIとは・リスク・自治体の取り組み・利用時における注意事項・実際の使用例 等
・利用体験
8チームにPC端末を配置し、自業務への活用等を想像しながら生成AIの1つである「ChatGPT」を実際に利用
4.参加者の声
・言葉は聞いた事があったが使った事がなかったので、初めて使う経験が出来て業務への活用等を具体的にイメージできたため非常に良かった。
・自分は数値を扱う業務が多いので効率化には役立つと感じた。一方で個人情報の保護等の懸念もあるので慎重に扱っていくべきだと思った。
・副市長が「(生成AIについて)部下が出来たと思って」とおっしゃっていたが、非常に優秀で上司のようにも感じた。
・観光情報の発信業務において、より目に留まるようなキャッチコピーを作る事に非常に時間がかかっているが、活用することで効率化を図りつつよりよいものが作れるのではと感じた。
・少し回答にぶれがあると感じたが、より進歩すれば業務の量と質の向上につながるのではないかと思った。
・給食のメニューやカロリー等も生成できるので驚いたが、一方で信憑性には課題もあると感じた。専門家とともに活用するなどの体制が必要ではないか。
5.本件に関するお問い合わせ先
東日本電信電話株式会社 埼玉支店 担当 市川、三浦
電話 0120-915231(平日9:00-17:30)
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