企業の就活セクハラ防止策について、学生が評価できる防止策は「夜間の面会禁止」が最多で60.2％

26卒学生の1月時点の就職意識調査　～キャリタス就活 学生モニター2026（2025年1月発行）～

株式会社キャリタス（本社：東京都文京区、代表取締役社長：新留正朗）は、2026年3月卒業予定の大学3年生（理系は大学院修士課程1年生含む）を対象に、1月１日時点での就職意識や就活準備状況について調査しました。（調査期間：2025年1月1日～8日、回答数：1,011人）

＜＜　主な内容　＞＞

１．就職先企業を選ぶ際に重視する点　　・・・図表１

　　○文系・理系とも1位は「給与・待遇が良い」、2位「将来性がある」

２．就職活動に関する情報の入手先

　　○「就職情報サイト」が文理とも約9割で最多。「各企業のホームページ（採用サイト）」が続く

３．インターンシップ等（※）の参加状況と参加後のアプローチ　　・・・図表２

　　○参加経験がある学生は92.7％、参加社数は平均10.2社

４．1月1日時点の本選考受験状況と内定状況（※）　　・・・図表３

　　○「本選考を受けた」53.7％。前年同期（54.7％）に続き半数超え

　　○「内定を得た」27.9％。前年同期（23.6％）を4.3ポイント上回る

５．志望企業の選考スケジュールの認知状況　　・・・図表４

　　○7割（70.1％）が本命企業の選考スケジュールを認識

６．本選考前までの対面接点の必要性

　　○志望企業の本選考の前に対面での接点が必要と考える学生は8割強に上る（計86.2％）

７．就職活動解禁までの準備の進め方・方針

　　○「合同説明会に参加したい」「まだ知らない業界・企業を探したい」が前年調査より増加

８．企業の就活セクハラ防止策についての考え　　・・・図表５

　　○防止策を企業に義務付ける「法改正検討の動きを知っている」3割（30.3％）

　　○評価できる防止策は「夜間の面会禁止」60.2％、「面会時の飲酒禁止」56.5％の順

レポート：

https://www.career-tasu.co.jp/wp/wp-content/uploads/2025/01/202501_gakuseichosa_kakuho.pdf

【調査概要】※「インターンシップ」に限定せず、オープン・カンパニー等も含めて尋ねた　※「内定」には、内々定を含む

　調査対象 ： 2026年3月に卒業予定の大学3年生（理系は大学院修士課程1年生含む）

　回答者数 ： 1,011人（文系男子204人、文系女子471人、理系男子208人、理系女子128人）

　調査方法 ： インターネット調査法

　調査期間 ： 2025年1月1日～8日

　サンプリング ： キャリタス就活 学生モニター2026

　調査実施 ： 株式会社キャリタス／キャリタスリサーチ

図表１. 就職先企業を選ぶ際に重視する点

図表２. インターンシップ等の参加状況と参加後のアプローチ

図表３. 1月1日時点の本選考受験状況と内定状況

図表４. 志望企業の選考スケジュールの認知状況

図表５. 企業の就活セクハラ防止策についての考え