コロナ禍の大学生は「顔の見えない授業」が8割超えの中で、「退屈」や「孤独」を抱える一方、「おしゃれ・身だしなみ」への意識が高い大学生は、低い大学生よりも「人とつながっている感覚」を1.7倍保持

コロナ禍の大学生のおしゃれ・身だしなみに関する実態および意識調査【人とのつながり編】

株式会社マンダム(本社:大阪市 社長執行役員:西村元延)は、コロナ禍により日常生活はもちろん、学業面でも大きな制限を余儀なくされている現役大学生男女616名を対象に、「大学生のおしゃれ・身だしなみに関する実態および意識調査」を実施致しました。
調査報告の第四弾となる今回は、【人とのつながり編】として、コロナ禍における大学生活の実態とおしゃれ・身だしなみの可能性についてご報告致します。さらに、対人関係の構築や社会心理学がご専門の立正大学 心理学部 准教授 笠置遊先生に聞く、コミュニケーションが制限されたコロナ禍でメンタルを維持するためのポイントについてもご紹介します。

  • 調査結果要約
1.〈コロナ禍の大学生が日常生活で感じている気持ち〉
コロナ禍の大学生は「退屈」の中で「不安」や「寂しい」気持ちを抱えている

●コロナ禍に伴い大学の授業は95.6%が「オンライン中心」となり、そのうち「リアルタイム配信型(カメラOFF)」や「オンデマンド配信型」など、「顔が見えない授業」が9割近く(87.6%)に
●コロナ禍の大学生は「退屈」(55.0%)で「やる気が出ない」(51.9%)などネガティブな気持ちを抱えている
●孤独を感じている大学生は、過半数(52.8%)で感じていない学生の約2倍に
2.〈コロナ禍での大学生の「おしゃれ・身だしなみ」への向き合い方〉
おしゃれ・身だしなみ意識が高い学生は、コロナ禍でさらに意識が高まり、​コロナ禍でも出来るコミュニケーションを通じて「人とつながっている感覚」を持てている

●コロナ禍で大学生の約6割(59.5%)に「おしゃれ・身だしなみ」意識の変化あり
「おしゃれ・身だしなみ」スコアが高い人でより意識が高くなり、スコアが低い人でより意識が低くなる結果に
大学生の「おしゃれ・身だしなみ」意識は二極化へ
●「おしゃれ・身だしなみ」スコアが高い学生は、コロナ禍でも出来るコミュニケーションを積極的に行い、スコアが低い学生よりも1.7倍「人とつながっている感覚」を保持

本調査は、「おしゃれ・身だしなみ」の実践を通じて人と人とのつながりを支援する、マンダムの「New Normal New Styling」プロジェクトの一環として実施したものです。調査の結果、人とのコミュニケーションが制限されるコロナ禍で「おしゃれ・身だしなみ」が、大学生にとって人とのコミュニケーションへの積極性を高め、「人とのつながり感」を高めてくれるサポートになり得るということが示唆されました。
  • 調査結果報告
〈コロナ禍の大学生が日常生活で感じている気持ち〉
1.コロナ禍の大学生は「退屈」の中で「不安」や「寂しい」気持ちを抱えている

●コロナ禍に伴い大学の授業は95.6%が「オンライン中心」となり、そのうち「リアルタイム配信型(カメラOFF)」や「オンデマンド配信型」など、「顔が見えない授業」が9割近く(87.6%)に

●コロナ禍の大学生は「退屈」(55.0%)で「やる気が出ない」(51.9%)などネガティブな気持ちを抱えている

●孤独を感じている大学生は、過半数(52.8%)で感じていない学生の約2倍に

コロナ禍の大学生は、大半の学生が「顔が見えない授業」が一般的の状況で【図1】 、「退屈」で「やる気が出ない」に加え、「不安」や「寂しい」気持ちを抱えているようです 【図2】 。女子学生は男子学生よりも現状をネガティブに感じる人が多いものの、「気楽」と感じている人も約3割(31.8%)存在しています。
また、「孤独」を感じているのは、約半数となっています 【図3】 。人と会えない寂しさや孤独を感じる一方で、人と会わない気楽さを感じている人もいて、人により捉え方が異なる結果となりました。

〈コロナ禍での大学生の「おしゃれ・身だしなみ」への向き合い方〉
2.おしゃれ・身だしなみ意識が高い学生は、コロナ禍でさらに意識が高まり、コロナ禍でも出来るコミュニケーションを通じて「人とつながっている感覚」を持てている
●コロナ禍で大学生の約6割(59.5%)に「おしゃれ・身だしなみ」意識の変化あり 
「おしゃれ・身だしなみ」スコア※が高い人でより意識が高くなり、スコアが低い人でより意識が低くなる結果に大学生の「おしゃれ・身だしなみ」意識は二極化へ

●「おしゃれ・身だしなみ」スコアが高い学生は、コロナ禍でも出来るコミュニケーションを積極的に行い、スコアが低い学生よりも1.7倍「人とつながっている感覚」を保持

コロナ禍に伴い、大学生の約6割(59.5%)で「おしゃれ・身だしなみ」意識にも変化が表れています【 図4】 。その変化は、「おしゃれ・身だしなみ」スコアが高い人でより意識が高くなり、「おしゃれ・身だしなみ」スコアが低い人でより意識が低くなる、二極化の方向にあるようです。
また、コロナ禍でのコミュニケーションに対する積極性においても、「おしゃれ・身だしなみ」スコアの高さによって違いが見られました。「おしゃれ・身だしなみ」スコアが高い人は、コロナ禍で直接対面する機会が減少する中でも、オンラインや電話・メールなどを駆使してコミュニケーションを積極的に行っています【図5】 。また、「おしゃれ・身だしなみ」スコアが高い人の方が、「周囲の人とつながっている感覚」も保持できています 【図6】。ニューノーマルな日常を過ごす大学生にとって、「おしゃれ・身だしなみ」は、コミュニケーションへの積極性をもたらし、人とのつながりを維持できる重要な役割を担っているといえそうです。

〈大学生のおしゃれ・身だしなみエピソード〉

  • 有識者による結果考察とコロナ禍の大学生に向けたアドバイス

 

大学の授業がオンライン中心となり、不要不急の外出が制限される中、学生たちは友人と交流することも難しい状況にあります。調査結果(p.2)に示されている通り、退屈さや不安、孤独を感じている学生は多いでしょう。私の周囲でも「やることがない」、「モチベーションが上がらない」、「コロナ禍での一人暮らしは寂しい」といった声をよく聞きます。
ただ、こんな時だからこそ、前向きな気持ちで過ごしてもらいたいと思います。世界的なベストセラーとして有名な『夜と霧』(1947)には、第二次世界大戦中にアウシュビッツ強制収容所での生活を体験した心理学者ヴィクトール・E・フランクル(1905-1997)の目を通じて、生死に関わるような過酷な状況下で人々が何に希望を見出したのかが記録されています。そこから見えてくるのは、夕焼けを美しいと感じたり、ユーモアを楽しんだり、好きな物や人を思い浮かべたり、日常の中にちょっとした喜びや楽しさを感じることの大切さです。
今、不自由な思いで過ごしている大学生も、コロナ禍の今だから出来ることや、この状況でも楽しめることを自分なりに見つけることが大切です。

多くの人にとって「おしゃれ・身だしなみ」は、日常の中で楽しさやうれしさを感じさせてくれるもののひとつといえます。調査結果(p.3)からも、「おしゃれ・身だしなみ」意識(スコア)が高い大学生は、コロナ禍で友人と直接会うことが難しくても、PCやスマートフォンのwebカメラを使って相手の顔を見ながら会話を行ったり、電話やチャットによるコミュニケーションを積極的に行うことで人とつながっている感覚を保持していました。先行研究においても、「おしゃれ・身だしなみ」が対人積極性を高めること、さらに、コミュニケーションを通して他者から「おしゃれ・身だしなみ」に関するフィードバックを得ることで、自分の役割や「おしゃれ・身だしなみ」への意識がさらに高まることが示されています。この「おしゃれ・身だしなみ」から始まるポジティブな循環は、コロナ禍の大学生たちに大きな力を与えてくれる可能性があると思います。
コロナ禍に限らず、私たちが置かれている状況は常に変化していきます。どんな状況に置かれたとしても「楽しい気持ち」や「うれしい気持ち」を忘れずに、「おしゃれ・身だしなみ」を楽しみながら、ニューノーマルな日常に向き合っていくことが大切です。

〈調査概要〉
調査方法:インターネットリサーチ
調査期間:2021年1月実施
調査対象:首都圏(1都6県)在住の大学生(18~24歳)男女616名
*本リリース上のスコアの構成比(%)は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。
 




 
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