不動産会社に求める高齢者向けサービス、「継続的なプラン・保証サポート」が最多の結果に！｜いえらぶ調べ

株式会社いえらぶGROUP

2025年11月19日 10時30分

不動産業界特化のDX支援サービスを展開する、株式会社いえらぶGROUP(本社：東京都新宿区、代表取締役：岩名泰介、以下「いえらぶGROUP」)は、エンドユーザーに対して「高齢者向け不動産サービスに関するアンケート調査」を実施しました。有効回答757件の調査結果を発表します。

■調査の背景

高齢者向け不動産サービスでは、入居者やその家族が安心して住まいを選べるかどうかが、サービスの選択に大きく影響するようになっています。特に継続的なサポートや内見時の支援、契約書類のわかりやすさなど、提供されるサービス内容によって満足度や選択のしやすさに差が生じるケースが増えています。

こうした状況を踏まえ、本調査では、エンドユーザーを対象に「高齢者向け不動産サービスに関するアンケート調査」を実施しました。

■トピックス

エンドユーザーに「家探しをする際、不動産会社に期待するサービスで重要だと思うものは何ですか？」と質問したところ、最も多かった回答は「迅速な問い合わせ対応」で34.1％、次いで「対面での丁寧な対応」（20.3％）、「契約書や重要書類のわかりやすい説明」（17.2％）という結果となりました。

顧客対応をある程度生成AIで行うことができれば、エンドユーザーが求める「迅速な問い合わせ対応」に応えやすくなるかもしれません。しかし、「対面での丁寧な対応」を重視するユーザーも一定数存在しており、特に高齢者の場合は、人との対面での対応への需要が高いことがわかります。

「年齢を重ねることで、部屋探しや契約において困ることは何ですか？」という質問では、「契約書や書類の内容の把握」が22.8％で最も多く、次いで「契約条件や保証の制限」が21.5％、「内見や来店時の移動の負担」が19.5％という結果となりました。

上位4位までは大きな差が見られず、年齢を重ねることで直面する困りごとは、多くの人に共通していることがわかりました。

「将来的に、高齢者向け不動産サービスで充実していてほしいものは何ですか？」という質問では、最も多かった回答は「継続的なプラン・保証サポート」で24.4％、次いで「内見時の手助け・段差対応などの支援」が22.1％、やや差が開いて「簡易契約説明フォーマット」が14.8％となりました。

近年では、「高齢者向けサービス対応が手厚い不動産会社リスト一覧」のように、高齢者向けのサービスが手厚い不動産会社も増えてきています。
これらの結果から、高齢者向けサービスにおいては、単発の対応だけでなく、入居前から入居後までを見据えた継続的なサポートや、安全・安心な内見環境の整備が求められていることがわかります。今後は、高齢者の生活スタイルや身体的な状況に合わせたサービス提供を行う不動産会社の存在が、選ばれるポイントになるかもしれません。