ヒュンメルとジェフユナイテッド市原・千葉が市原市に寄附金を贈呈。

新シーズンへの抱負を小林監督と横山＆鳥海選手が語る。

デンマークのスポーツブランドhummel（ヒュンメル）は、1月末、ジェフユナイテッド市原・千葉と2024シーズンの限定ユニフォームとTシャツの売上の一部を寄附するために市原市役所を訪問。目録贈呈式の後には、小林慶行監督に横山暁之選手、鳥海晃司選手を招いた歓迎セレモニーが行われました。

チバニアンの環境整備に寄附

2024シーズンにジェフユナイテッド市原・千葉が着用した限定ユニフォームは、市原市田淵の地磁気逆転地層「チバニアン」をモチーフにデザイン。チバニアンは約77万年前に最後の地磁気逆転が起きたことが分かる地層で、地質年代境界の証として「ゴールデンスパイク」プレートが設置されています。

ジェフユナイテッド市原・千葉とヒュンメルは、チバニアンユニフォームのオークションとそのユニフォームをアレンジしたチバニアンTシャツの売上のそれぞれ一部を合わせて千葉県市原市に寄附金として贈呈。2023年9月の記録的な大雨で被害にあったチバニアンの見学環境整備に活用してもらいます。

目録贈呈式では、株式会社エスエスケイ取締役の伊藤太志が、「チバニアンの環境整備を行うにあたって、このTシャツ関連商品をご購入いただき、貢献いただいたサポーターの皆さまに改めて感謝申し上げたいと思います」とあいさつ。

さらに、「エスエスケイではこれからも市原市を盛り立てるために、ジェフユナイテッド市原・千葉さまと共に進んでいきたいと思います」とWIN BY ALLでの取り組み継続を表明しました。

ジェフユナイテッド株式会社の島田亮社長は、「いろんな方がいろんな想いで携わってつくっていますので、この趣旨に見合ったような形で生かしていければと思いました。チバニアンは大きな歴史を刻んでいるわけですが、我々もチームの活動を通して、サッカーの歴史に足跡を残していきたいな、と思っています」と市原市を背負うクラブとして歴史をつくると宣言。

小出譲治市長は、「我々は今、チバニアンやガイダンス施設の整備を進めているところです。しっかりとジェフの想い、エスエスケイの想いを受けて、整備に向けた取り組みを進めていきたいと思います。ジェフの応援と同時に、歴史的な地層を見ていただいて、市原市を好きになっていただきたいと思っています。市原市は今シーズンもホームタウンとしてジェフユナイテッド市原・千葉をしっかりと支えていきます」とバックアップを約束しました。

熱い声援でチームのバックアップを

贈呈式の後には、小林慶行監督、横山暁之選手、鳥海晃司選手の3名が来庁。詰めかけたサポーターを前に、新シーズンの決意を発表しました。

新たに14選手が加入し、勝負の3シーズン目を迎える小林監督は、「今シーズンは結果にフォーカスして戦っていこうという話を選手たちと共有しています。結果を出すためにはみなさんの熱いサポートが必要です。昨シーズンも皆さんの熱い声援があったからこそ、ものにできた試合が数試合ありました。その力を今シーズンもお借りしたいと思っています」とサポーターに呼びかけました。

横山選手は、昨年の16番から背番号を変更。「今年から10番を背負うことになりました。10番はやっぱりチームの中で一番サッカーが上手い選手じゃないといけない。そういうサッカーの上手さみたいなものを僕自身表現していきながらも、チームとして結果にフォーカスしていく。チーム一丸となって戦っていきたいと思います」と10番を背負う矜持を語りました。

鳥海選手はアカデミー出身で大学卒業後の2018年にジェフユナイテッド市原・千葉に加入した黄色い血の流れる選手。セレッソ大阪での4シーズンを経て古巣に復帰し、「フクアリの雰囲気とかも、僕は知っています。スタジアムに足を運んでいただいて、チームとして一体感を持って戦いたいと思います。今年は絶対J1に上がりたいと思います」と2009年以来のJ1復帰を目指します。

2月9日、HOMEフクダ電子アリーナで開催される柏レイソルとの千葉ダービー第29回ちばぎんカップを戦うと、いよいよJリーグが開幕。2月15 日のAWAYいわきFC戦でジェフユナイテッド市原・千葉の新シーズンが始まります。

■ジェフユナイテッド市原・千葉について

ジェフユナイテッド市原・千葉は、サッカーJ2リーグに所属するクラブチームで、千葉県市原市と千葉市がホームタウン。1946年創部の古河電気工業サッカー部を前身とする歴史あるクラブ。Jリーグには開幕時の1993年より加盟するオリジナル10のひとつ。チーム名はクラブとホームタウンの結びつきやチームの連帯を表す。クラブ30周年を迎えた2021年に、ジェフクラブアンセムを制定し、「フットボールの力で心をつなぎ セカイに彩りを」を理念に活動する。

【OFFICIAL WEBSITE】https://jefunited.co.jp/

■ヒュンメルについて

デンマークのスポーツブランド「hummel(ヒュンメル)」は、世界で初めてスタッド付きスパイクを開発し、1923年に誕生。革靴でサッカーをしていた当時、真っ平らな靴底にスタッドを付け、グリップ力の飛躍的向上をもたらし、今までできなかったプレーを可能にしました。そこで重過ぎるために理論上飛べないとされるマルハナバチ(ドイツ語でhummel)が努力を重ねて飛べるようになったという逸話を重ね合わせ、ブランドネーム＆ロゴに採用。100年におよぶ歴史を経て、現在は、“Change the World Through Sport. (スポーツを通して世界を変える)”をビジョンに、独自のブランドストーリーを展開。新しいチャレンジを続けています。

【OFFICIAL WEBSITE】https://www.hummel.co.jp/