04月26日(金) AndTech「ペロブスカイト太陽電池の劣化機構・解析・評価・機能性向上」WEBオンライン Zoomセミナー講座を開講予定
桐蔭横浜大学 池上 和志 氏、筑波大学 丸本 一弘 氏、国立研究開発法人物質・材料研究機構 白井 康裕 氏、岡山大学 林 靖彦 氏にご講演をいただきます。
ペロブスカイト太陽電池の結晶構造や結晶膜内のイオン拡散の観測による劣化機構の分析例を紹介し、それらの結果に基づいた材料開発方向性について解説、鉛フリーペロブスカイト太陽電池のESR研究を紹介し、その他の有機デバイスの開発に有用な点を解説!
本講座は、2024年04月26日開講を予定いたします。 詳細:https://andtech.co.jp/seminars/1eef577e-d64a-6168-a9fd-064fb9a95405
Live配信・WEBセミナー講習会 概要
テーマ:ペロブスカイト太陽電池の劣化機構・解析・評価・機能性向上
開催日時:2024年04月26日(金) 11:00-16:45
参 加 費:60,500円(税込) ※ 電子にて資料配布予定
U R L :https://andtech.co.jp/seminars/1eef577e-d64a-6168-a9fd-064fb9a95405
WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付)
セミナー講習会内容構成
ープログラム・講師ー
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第1部 ペロブスカイト太陽電池の劣化機構と評価・解析とその対策
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講師 桐蔭横浜大学 医用工学部 教授 池上 和志 氏
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第2部 ペロブスカイト太陽電池のミクロ解析と素子性能の劣化機構
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講師 筑波大学 数理物質系 教授 丸本 一弘 氏
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第3部 ペロブスカイト太陽電池の屋外発電特性と劣化機構
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講師 国立研究開発法人物質・材料研究機構 エネルギー・環境材料研究センター 電池材料分野 太陽光発電材料グループ 主幹研究員 白井 康裕 氏
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第4部 ペロブスカイト材料の劣化機構と「ベンゾフェノン」添加によるペロブスカイト太陽電池の性能・耐環境性向上
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講師 岡山大学 学術研究院環境生命自然科学学域 教授 林 靖彦 氏
本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題
ペロブスカイト太陽電池の劣化機構の解析例
ペロブスカイト太陽電池の材料開発の課題
鉛フリーペロブスカイト太陽電池の性能劣化を引き起こす電池内部の劣化機構の評価
分子レベルで材料評価を行える高感度な手法の電子スピン共鳴(ESR)を用いた解析手法
高効率化・長寿命化を妨げている構造欠陥の非破壊・非接触での素子動作中(オペランド)の観察
本セミナーの受講形式
WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。
詳細は、お申し込み後お伝えいたします。
株式会社AndTechについて
化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、
幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。
弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」
「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。
クライアントの声に耳を傾け、希望する新規事業領域・市場に進出するために効果的な支援を提供しております。
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本件に関するお問い合わせ
株式会社AndTech 広報PR担当 青木
メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)
下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)
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第1部 ペロブスカイト太陽電池の劣化機構と評価・解析とその対策
【講演主旨】
ペロブスカイト太陽電池は、早期の社会実装が期待される次世代太陽電池である。印刷により軽量フレキシブル基板を用いる製造法にも注目されている。一方で、耐久性の向上のためには、劣化機構の解析も大きな課題となっている。特にペロブスカイト結晶薄膜の分析からは様々な情報を得られると考えられる。当研究室が展示会等で紹介しているペロブスカイト太陽電池の試作品などによる結晶構造または結晶膜内のイオン拡散の観測による劣化機構の分析例を紹介するとともに、それらの結果に基づいた材料開発方向性について解説する。
【講演ポイント】
ペロブスカイト太陽電池の基礎研究から社会実装関わる提案など、様々な業務に関わっている。大学ベンチャーで、研究室向け評価装置や製造装置の開発に従事した経験を踏まえた、耐久性向上への課題を解説する。
【プログラム】
1.ペロブスカイト太陽電池の開発最前線
1-1 色素増感太陽電池からペロブスカイト太陽電池へ
1-2 ペロブスカイト太陽電池の特徴
2.ペロブスカイト太陽電池の作製法
2-1 ペロブスカイト太陽電池の層構成
2-2 ペロブスカイト太陽電池の作製法
3.実用サイズのペロブスカイト太陽電池の作製
3-1 透明導電基板とペロブスカイト層のパターニング
3-2 直列セルの特徴とデモンストレーション
3-3 耐久性評価と劣化機構
4.ペロブスカイト太陽電池の劣化加速試験と評価
4-1 光・湿度耐久性試験、各種放射線に対する耐久性試験の実例
4-2 X線、放射光による解析例
4-3 SEM、TEMによる解析例
4-4 劣化機構の提案
5. 耐久性向上の課題とまとめ
5-1 バリアフィルム
5-2 ペロブスカイト太陽電池の各層構成からのアプローチ
5-3 まとめ
【質疑応答】
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第2部 ペロブスカイト太陽電池のミクロ解析と素子性能の劣化機構
【講演主旨】
ペロブスカイト太陽電池の高効率化・長寿命化を効率良く行うためには、太陽電池の劣化機構を解明することが不可欠である。しかし、従来の手法はマクロな手法が主であり、ミクロな情報を得ることが出来ない限界があった。
この問題を解決するため、分子レベルで材料評価を行える高感度な手法である電子スピン共鳴 (ESR) をペロブスカイト太陽電池に適用する手法を開発した。この手法の特徴は、太陽電池内部の構造欠陥を、非破壊かつ非接触で素子動作中 (オペランド) に観察できる点である。これにより、従来手法では得られないミクロな視点での劣化機構の情報が得られ、研究開発を格段に効率化して高効率化・長寿命化を行える。本講座では、主に鉛フリーペロブスカイト太陽電池のESR研究を紹介し、その他の有機デバイスの開発に有用な点も解説する。
【講演ポイント】
講演者は、従来の測定・評価技術では得られないミクロな視点での劣化機構の情報取得によるペロブスカイト太陽電池の高性能化・長寿命化の指針の紹介が可能。
本手法は、有機太陽電池などの他の電子半導体デバイスにも適用が可能。
【プログラム】
1.鉛フリーペロブスカイト太陽電池の高効率化・長寿命化への課題
1-1 封止で解決する劣化機構
・酸化
・分子劣化
1-2 封止で防げない劣化機構
・電荷形成・トラップ
・ペロブスカイト劣化
2.電子スピン共鳴(ESR)で分かる情報
2-1 分子レベルのミクロ解析
・電荷移動や電荷形成される分子種の特定と状態解析
2-2 非破壊・非接触による太陽電池内部の欠陥状態の解析
2-3 鉛フリーペロブスカイト太陽電池のESR評価時の注意点
3.鉛フリーペロブスカイト太陽電池の性能低下メカニズム
3-1 ペロブスカイトの酸化・還元効果
3-2 有機ペロブスカイト界面における電荷移動と電荷障壁形成
3-3 高効率化への指針
4.鉛フリーペロブスカイト太陽電池の素子動作時の性能劣化メカニズム
4-1 ペロブスカイトの劣化効果
4-2 有機ペロブスカイト界面における電荷移動・トラップと電荷障壁変化
4-3 長寿命化への指針
【質疑応答】
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第3部 ペロブスカイト太陽電池の屋外発電特性と劣化機構
【講演主旨】
現在作成中でございます。
【プログラム】
現在作成中でございます。
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第4部 ペロブスカイト材料の劣化機構と「ベンゾフェノン」添加によるペロブスカイト太陽電池の性能・耐環境性向上
【講演主旨】
ペロブスカイト(PVK)太陽電池の劣化現象を解明・理解するためには、まず発電層に用いられるPVK材料の劣化機構の解明が必要である。劣化は、水分、酸素、光、熱による影響が考えられるが、これらの要因を分離し系統的に解明することで、複合環境下のPVK太陽電池の劣化機構の解明につながる。本講では、水分(湿気)による影響に注目してPVK材料の劣化機構を解説する。そして、耐環境性を向上の手法として、ベンゾフェノン添加によるPVK太陽電池について耐久性向上手法の一例を紹介する。これにより、優れた耐環境性を有するPVK太陽電池開発につながる内容とする。
【講演ポイント】
講演者等がこれまでにX線その場観察で明らかにしてきた、ペロブスカイト材料の水分(湿気)による劣化機構を解説し、添加剤を用いたペロブスカイト太陽電池の耐久性向について紹介する。
【プログラム】
1.ペロブスカイト材料の水分(湿気)による劣化機構
1-1 ペロブスカイト材料の劣化要因
1-2 ペロブスカイト材料の水分(湿気)による劣化観察と劣化機構
2.ペロブスカイト太陽電池の性能・耐環境性向上
2-1 ペロブスカイト太陽電池の性能・耐環境性向上に関するこれまでの事例
2-2 ベンゾフェノン添加によるペロブスカイト太陽電池の性能・耐環境性向上
【質疑応答】
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
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