ノルウェーにおける石油・ガス関連企業EXEBENUS AS社への出資について

住友商事株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員 CEO:兵頭 誠之、以下「住友商事」)は、石油・ガス開発の掘削作業手順書をデジタル化し、リアルタイムでの作業の進捗管理や異常検知を可能にするEXEBENUS AS社(本社:ノルウェー、以下「EXEBENUS(エグゼべナス)社」)に出資しました。
近年、石油・ガス開発において、不安定な需給バランスや事故などを背景に、低コストで安全な掘削の実現が強く求められています。掘削現場でのダウンタイム(注)の削減が課題の一つですが、ダウンタイムの大部分は掘削作業手順の不整備などに起因した機器不良によるものとされています。

EXEBENUS社は、掘削作業手順書をデジタル技術で最適化するソフトウェアを開発しています。デジタル手順書は、石油・ガス開発に携わる関係者間でリアルタイムにアップデートされ、共有される仕組みです。各種資機材に繋がるシステムとの連携が可能になるため、掘削リグの完全自動化の追求に必須の機能です。EXEBENUS社のデジタル手順書は、現場のオペレーションデータとのリアルタイム連携を通じて、作業進捗状況を即時に把握し、誤作動などを検知することができます。また、EXEBENUS社は機械学習モデルに基づいた解析技術も有しており、坑井内のトラブルを事前予測することでデジタル手順書を書き換え、現場での無駄や無茶を防ぎ、廃棄物・コスト削減、安全性向上、環境保全に寄与することが期待されています。

住友商事は、デジタルトランスフォーメーション(DX)を通じて計画・設計・現場作業全体の自動化・最適化を図ることで、効率的なサプライチェーンの構築、温室効果ガスを減らす操業の実現を、石油・ガス業界の各パートナーと共に目指しています。2019年に出資した掘削自動化ソフトウェアを開発するノルウェーのSekal社に加え、EXEBENUS社への出資により、これをさらに強化し、石油・ガス業界への貢献を続けていきます。

(注)ダウンタイム:作業中のトラブル等が原因で、やむを得ず作業を一時的に停止する期間。

 
<参考情報>
■EXEBENUS社概要
・設立年  :2014年
・代表者  : Paal Bekkeheien
・従業員数:15名
・URL    : http://www.exebenus.com/


<参考資料>
■住友商事のマテリアリティ(重要課題)
住友商事グループは『社会とともに持続的に成長するための6つのマテリアリティ(重要課題)』を、事業戦略の策定や個々のビジネスの意思決定プロセスにおける重要な要素と位置付け、事業活動を通じて課題を解決することで持続的な成長を図っていきます。本事業は、特に「地球環境との共生」および「地域と産業の発展への貢献」に資する事業です。

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