映画監督・三島有紀子による異例の「ショートフィルム」完成!原作となる脅威の新人賞小説『エヴァーグリーン・ゲーム』刊行まであと1週間!
<人生を賭けた盤上の戦い、魂を揺さぶる傑作小説の感動を3分の映像に凝縮。>
豪華メンバーで贈る、異例のショートフィルム
>>YouTube:https://youtu.be/_0n282CVGRo
<脚本・監督>
浅野忠信が主演した『幼な子われらに生まれ』(2017)で第41回モントリオール世界映画祭の審査員特別大賞、第41回山路ふみ子賞作品賞、第42回報知映画賞の監督賞など、数々の映画賞を受賞してきた三島有紀子監督。
原田知世と大泉洋が主演を務めた初監督の長編作品『しあわせのパン』(2012)から、直木賞作家・島本理生の『Red』(2020)の映画化(夏帆・妻夫木聡/主演)、来年2月9日に公開を控えた『一月の声に歓びを刻め』も含めて、美しい映像を通して人間の生き様を描き、無数の心震える瞬間を見つめてきた。
そんな三島監督が、このたび、心を動かされた小説『エヴァーグリーン・ゲーム』は、11月1日(水)に刊行される、第12回ポプラ社小説新人賞受賞作。
青春、覚悟、情熱、矜持、夢、死闘…。それぞれ背負うものがある4人の若者たちが、世界有数の頭脳スポーツであるチェスに出会い、その魅力にとりつかれ、チェスを通して己の人生と戦っていく物語。スケール、熱量、スピード感とも驚愕レベルの本作がもたらす感動を、三島監督の力作「ショートフィルム」で、表現してみせた。
<キャスト>
トオル役を務めるのは、⾼い演技⼒で幅広く活躍している泉澤祐希。現在「いちばんすきな花」(フジテレビ)木曜22時〜放送中。Netflix『クレイジークルーズ』(11月16日〜配信)、映画『ゴールデンカムイ』(24年1月19日公開)が控えている。
ノブオ役を演じる岩男海史は、俳優業を中心に、舞台衣装家や服飾デザイナーとしても活動。主な出演作に、ドラマ「逃亡者」、Netflix「全裸監督シーズン2」等。舞台、ロ字ック十五回本公演「剥愛」が、11月10日〜19日シアタートラムで公演、その後愛知、大阪も控えている。
<音楽>
音楽の作詞作曲は、アーティスト「奇妙礼太郎」のプロデュースを手掛け、アルバム『ハミングバード』、『たまらない予感』全曲の作詞作曲編曲を担当した早瀬直久。(音楽ユニット「ベベチオ」のメンバーでもあり、これまで映画やCMなど様々な分野の楽曲を手掛けてきた)
【場面写真】
<コメント>
【脚本・監督】三島有紀子 コメント
限られた駒で勝負するチェスという競技、盤面に命を捧げる人たちの人生の一瞬に向き合いたいと思いました。泉澤さん、岩男さんの緊迫したひたむきな演技、彼らの感情に寄り添った早瀬さんの素晴らしい楽曲に支えられてできあがったこの短い映像が、小説で表現されている刹那の感情からこぼれ落ちた〝カケラ〟となっていれば幸せです。
【音楽】早瀬直久 コメント
楽曲を創作する上で尺や展開など「考える」ことも重要でしたが、
三島さんの素晴らしい映像と役者さんの演技の中に僕は没入するだけでした。
完成した作品を拝見して、この熱いチェスの世界に楽曲をしっかり持っていけた(添えれた)気がして、自分でもグッとくる嬉しさを感じています。
【原作】石井仁蔵 コメント
境遇も思想も生き方も違う者同士が、盤上で競い合う。語り合う。支え合う。
そこでしか生まれ得ぬ何かを求め、魂の一手を放つ。放つ。放つ。
勇ましくも儚く、哀しくも美しい彼らに栄光あれ!
チェスを愛するすべての人々に、祝福あれ!
原作小説情報
▶小説の特設サイト>>https://www.poplar.co.jp/pr/evergreen/
▶Amazonページ>>https://amzn.to/46sMVFk
STORY
世界有数の頭脳スポーツ・チェスと出会い、その面白さに魅入られた4人の若者たち。
♟「勝つために治せよ、絶対に」
難病で入院生活を送る小学生の透は、小児病棟でチェスに没頭する輝と出会う――。
♜<年齢より才能より、大事なものがある。もうわかってるだろ?>
チェス部の実力者である高校生の晴紀だが、将来プロを目指すか悩んでいる……。
♝「人生を賭けて、ママに復讐してやろう。」
全盲の少女・冴理は、保健室の先生に偶然すすめられたチェスにハマる。
♚「俺はただ、チェスを指すこの一瞬のために、生きている。」
天涯孤独の釣崎は、少年院を出たのち単身アメリカへわたる。マフィアのドンとチェスの勝負することになり……!?
そして、彼らは己の全てをかけて、チェスプレイヤー日本一を決めるチェスワングランプリに挑むことに――。
プロフィール
三島有紀子 / 映画監督
大阪市出身。18歳からインディーズ映画を撮り始め、神戸女学院大学卒業後NHKに入局し「NHKスペシャル」「ETV特集」「トップランナー」など人間ドキュメンタリーを数多く企画・監督。03年に劇映画を撮るために独立し、東映京都撮影所などでフリーの助監督として現場を学ぶ。ニューヨークでHBスタジオ講師陣のサマーワークショップを受ける。2012年、オリジナル脚本で『しあわせのパン』を発表。同題の小説(ポプラ社)も上梓。『幼な子われらに生まれ』(17年)では第41回モントリオール世界映画祭で審査員特別大賞、第41回山路ふみ子賞作品賞、第42回報知映画賞では監督賞を受賞。『Red』(20年)はフランスでも公開。2024年2月9日には、自身の人生の「ある事件」と向き合った渾身の作品『一月の声に歓びを刻め』が10本目の長編として公開予定。
石井仁蔵(いしい・じんぞう)
1984年生まれ、新潟県出身。
東京大学文学部卒業。
本作にて第12回ポプラ社小説新人賞を受賞。
書誌情報
『エヴァーグリーン・ゲーム』
著者:石井仁蔵
発売年月:2023年11月
定価:1870円(10%税込)
出版社:ポプラ社
書誌ページ: https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8008438.html
Amazonページ: https://amzn.to/46sMVFk
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像