前川喜平が自ら語る、ウソつく官僚、加計学園問題、「出会い系」報道、反骨の原点。
山田厚史氏との共著『前川喜平「官」を語る』7月12日発売!
株式会社宝島社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:蓮見清一)は、 元文部科学事務次官・前川喜平氏と山田厚史氏の共著『前川喜平「官」を語る』を、2018年7月12日に発売します。
前川氏は文科省の官僚トップに上り詰めながら、天下り問題で辞任。その後の記者会見で、加計学園問題での「総理のご意向」文書の存在を認め、「行政が歪められた」と真正面から政権を批判、その忖度しない生き方が話題となりました。現在も全国各地で行う講演会は、連日満員の人気です。
本書は、前川氏が元朝日新聞編集委員でジャーナリストの山田厚史氏の質問に答える形で行った、30時間にもおよぶインタビューをギュッと濃縮して一冊にまとめたものです。なぜ官僚は次々と問題を起こすのか。辞めた前川氏だからこそ語れる、官僚の強さと弱さ。 「ウソ」を強要される官僚たちの悲劇。また安倍政権下において、政治と官僚の関係はどう変わり、何が問題になっているのか。そして官僚としてのあるべき姿など、前川喜平氏が日本の「官」の本質を徹底的に明かします。
さらに加計学園の獣医学部新設をめぐる経緯。与謝野馨、保利耕輔、田中眞紀子、下村博文など、文科省(文部省)の歴代大臣たちとのエピソード。挫折から「不登校」体験もあった自らの生い立ち。そして、マスコミを騒がせた「出会い系バー通い」報道の真相、辞任の原因となった「文科省天下り」問題に、ライフワークである教育問題への取り組みまで、余すところなく語っています。
特に加計学園問題については、元官僚にしか語れない経緯の不自然さや、「総理答弁」のミス、さらに現在の獣医師の需給状況や、別の“首相案件”まで、38ページにわたり詳細に書かれています。
本の中で前川氏は、政治の蓋が飛んだような現実に、たった一人で筋を曲げずに立ち向かい、喝采を受けながら、それでも「私はそんな立派な人間ではない」と謙遜します。いまの政治に疑問を持つ人はもちろん、使命と現実の狭間でゆれる全ての人に読んでほしい「生きた参考書」が完成しました。
- 「政治家をだます」官僚の秘技
- 「なぜ在職中に戦わなかったのか」という批判
- 文科省「前川授業不当圧力事件」の深層
- 「官邸官僚」たちの政権支配
- 「不当な支配」の主体は何か など全57のテーマで語る!
前川 喜平(まえかわ きへい)
1955年奈良県生まれ。東京大学法学部卒業後、1979年文部省(現・文部科学省)入省。文部大臣秘書官、初等中等教育局財務課長、官房長、初等中等教育局長、文部科学審議官を経て2016年、文部科学事務次官。2017年に退官。現在、自主夜間中学のスタッフとして活動。全国各地で講演会を行う。
山田 厚史(やまだ あつし)
1948年東京都生まれ。同志社大学法学部卒業後、毎日放送ディレクターを経て1971年朝日新聞社入社。経済部で大蔵省、日本銀行、金融業界などを取材。その後ロンドン特派員、ハーバード大学ニーマンフェロー、『AERA』編集部、経済担当編集委員を経て2008年退社。現在フリージャーナリスト。
『前川喜平「官」を語る』
著者:前川喜平、山田厚史
2018年7月12日発売
定価:本体1380円+税
判型:四六判
ページ数:223P
http://tkj.jp/book/?cd=TD284570
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