中国からの引揚げ経験を持つ漫画家・ちばてつや氏と森田拳次氏が明かす「ぼくらが見た戦争~漫画家が伝える引揚げ体験」eBookJapanが「あの記憶を忘れない~終戦の日特集2018~」を公開
世界最大級のマンガ品揃えを誇る、電子書籍販売サイト「eBookJapan」(https://www.ebookjapan.jp/ebj/)を運営する、株式会社イーブックイニシアティブジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小出斉(こいでひとし))は、「あの記憶を忘れない~終戦の日特集2018~」として、中国からの引揚げ経験を持つ漫画家・ちばてつや氏と森田拳次氏が2017年8月5日に行った対談イベント「ぼくらがみた戦争~漫画家が伝える引揚体験」の模様を、8月6日より公開いたします。
◆「あの記憶を忘れない~終戦の日特集2018」特設ページ
https://www.ebookjapan.jp/ebj/content/etc/sensou/index.asp
■ちばてつや
1939年1月11日、東京築地の聖路加病院で生まれ、同年11月、朝鮮半島を経て1941年1月旧満州・奉天(現中国・遼寧省瀋陽)に渡る。1945年終戦。翌年、中国より引揚げる。1956年、単行本作品でプロデビュー。1958年『ママのバイオリン』で雑誌連載を始め、1961年『ちかいの魔球』で週刊少年誌デビュー。主な作品に『1・2・3と4・5・ロク』『ユキの太陽』『紫電改のタカ』『あしたのジョー』(原作:梶原一騎)『おれは鉄兵』『あした天気になあれ』『のたり松太郎』など多数。 『1・2・3と4・5・ロク』にて第3回講談社児童まんが賞(1962年)、『おれは鉄兵』にて第7回講談社出版文化賞(1976年)、『のたり松太郎』にて第6回日本漫画家協会特別賞(1977年)、第23回小学館まんが賞(1978年)を受賞。2001年これまでの青少年・少女に元気を与え続けた全作品に対して文部科学大臣賞、2002年紫綬褒章を授章。公益社団法人日本漫画家協会理事長。
■森田拳次 プロフィール
1939年5月11日生まれ。東京都出身。少年時代を満州国(現在の中華人民共和国東北部)で過ごす。1956年、17歳で単行本デビュー。『丸出だめ夫』『ロボタン』など数々のギャグ漫画を発表。1970年、ひとコマ漫画家として身を立てる決意をし、単身渡米。現地の新聞、雑誌等にひとコマ漫画を描く。帰国後「FECO NIPPON」を結成する。のちに「JAPUNCH」に改称。現在も第一線のひとコマ漫画家として活躍中。 講談社児童漫画賞、日本漫画家協会賞など数々の賞を受賞。中国引揚げ漫画家の会、「私の八月十五日」の会(代表幹事)を立ち上げ、第二次世界大戦の記憶を風化させない活動を行っている。
eBookJapanは今後とも、貴重な出版資産を後世に残す企画を積極的に行ってまいります。
■eBookJapanの主な特長
・世界最大級のマンガ作品数をはじめ、56万冊を超える “充実のラインナップ”
・購入した作品は複数端末(*)で楽しめ、My本棚は“背表紙表示”も可能
・手軽なブラウザでも、ダウンロード後はオフラインでも楽しめる “高画質リーダー”
*WindowsPC、Mac、iPad/iPhone/iPod touch、Androidに対応
■株式会社イーブックイニシアティブジャパンについて
2000年に「SAVE TREES!」を合い言葉に創業した電子書籍業界の老舗です。
2011年に東京証券取引所マザーズ市場に上場、2013年に東証一部へ市場変更。(コード:3658 “365日ハッピー”)
2016年9月より、Yahoo! JAPANグループの一員となりました。
コーポレートサイト: http://corp.ebookjapan.jp/
電子書籍販売サイト: eBookJapan (http://www.ebookjapan.jp/ebj/)
ハイブリッド書店: bookfan (http://boox.jp/)
◆「あの記憶を忘れない~終戦の日特集2018」特設ページ
https://www.ebookjapan.jp/ebj/content/etc/sensou/index.asp
<対談本文より抜粋> ――お互いが引揚げ者であることを知ったのは、不意な発言からだったようですね。 ちばてつや そうですね。日本と中国が国交回復したときですね。出版社で、漫画家たちの集まりがあったんです。みんなが新聞見ながら、「あ、国交が回復した」なんて言ってる時に、「あ、中国へ行けるんだ、懐かしいな」って話をしたんですよ。そうしたら「なんで懐かしいの?」って聞かれますよね。 ――ああ、なりますね。 ちばてつや どうしようかなっていう感じで、声をひそめて「俺、引揚者なんだよ」って言ったの。そしたら「え、俺もそうだよ」って、何人か笑って名乗り出てきたんです。その中に赤塚さんとか森田さん、北見さんがいて、みんな引揚者だったのかってわかったことがありましたね。それまでも凄く仲のいい友達だったんですけど、さらに縁みたいなのを感じましたね。 ――森田さん、その、「引揚げ者」であったことは何か後ろめたく、言いづらい事だったのですか。 森田拳次 そうですね。子供の頃はやっぱりなんとなく引揚げてきたっていうことに、コンプレックスを感じていましたね。大体みんな持ち家じゃなくて、引揚連中の宿舎のような倉庫とか、そういうとこに住んでいた人が多かった。やっぱりなんとなく後ろめたいのもありましたね。 |
また本特集公開に合わせ、『ひねもすのたり日記』(ちばてつや)『赤狩り THE RED RAT IN HOLLYWOOD』(山本おさむ)『戦争めし』(魚乃目三太)など“戦争”をさまざまな側面から描いた漫画を129作品、『長く高い壁 The Great Wall』(浅田次郎)『指の骨』(高橋弘希)『インパール』(高木俊朗)など戦争文学・評論を189作品を取り上げています。
■ちばてつや
1939年1月11日、東京築地の聖路加病院で生まれ、同年11月、朝鮮半島を経て1941年1月旧満州・奉天(現中国・遼寧省瀋陽)に渡る。1945年終戦。翌年、中国より引揚げる。1956年、単行本作品でプロデビュー。1958年『ママのバイオリン』で雑誌連載を始め、1961年『ちかいの魔球』で週刊少年誌デビュー。主な作品に『1・2・3と4・5・ロク』『ユキの太陽』『紫電改のタカ』『あしたのジョー』(原作:梶原一騎)『おれは鉄兵』『あした天気になあれ』『のたり松太郎』など多数。 『1・2・3と4・5・ロク』にて第3回講談社児童まんが賞(1962年)、『おれは鉄兵』にて第7回講談社出版文化賞(1976年)、『のたり松太郎』にて第6回日本漫画家協会特別賞(1977年)、第23回小学館まんが賞(1978年)を受賞。2001年これまでの青少年・少女に元気を与え続けた全作品に対して文部科学大臣賞、2002年紫綬褒章を授章。公益社団法人日本漫画家協会理事長。
■森田拳次 プロフィール
1939年5月11日生まれ。東京都出身。少年時代を満州国(現在の中華人民共和国東北部)で過ごす。1956年、17歳で単行本デビュー。『丸出だめ夫』『ロボタン』など数々のギャグ漫画を発表。1970年、ひとコマ漫画家として身を立てる決意をし、単身渡米。現地の新聞、雑誌等にひとコマ漫画を描く。帰国後「FECO NIPPON」を結成する。のちに「JAPUNCH」に改称。現在も第一線のひとコマ漫画家として活躍中。 講談社児童漫画賞、日本漫画家協会賞など数々の賞を受賞。中国引揚げ漫画家の会、「私の八月十五日」の会(代表幹事)を立ち上げ、第二次世界大戦の記憶を風化させない活動を行っている。
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■eBookJapanの主な特長
・世界最大級のマンガ作品数をはじめ、56万冊を超える “充実のラインナップ”
・購入した作品は複数端末(*)で楽しめ、My本棚は“背表紙表示”も可能
・手軽なブラウザでも、ダウンロード後はオフラインでも楽しめる “高画質リーダー”
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■株式会社イーブックイニシアティブジャパンについて
2000年に「SAVE TREES!」を合い言葉に創業した電子書籍業界の老舗です。
2011年に東京証券取引所マザーズ市場に上場、2013年に東証一部へ市場変更。(コード:3658 “365日ハッピー”)
2016年9月より、Yahoo! JAPANグループの一員となりました。
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