【新国立劇場】演劇公演『どん底』公演映像を無料配信中!
五戸真理枝演出による21世紀の『どん底』を映像で
「新国デジタルシアター」は、時や場所を選ばずに新国立劇場の舞台芸術をご鑑賞いただける映像配信プラットフォームです。
この度、「新国デジタルシアター」にて新たに演劇『どん底』の無料配信が決定いたしました。2024年1月19日(金)より1か月間、ご視聴いただけます。
『どん底』は、日本では1910年(明治43 年)に『夜の宿』と題して初演されて以来、百年を経た現在でもたびたび上演されるロシアの作家ゴーリキーの名作です。
本作は、新国立劇場2019/2020 シーズンに「一人の人間と一つの集合体」の関係をテーマとしたシリーズ「ことぜん」の第一弾として、安達紀子による新訳で上演されました。演出にあたったのは、2023年に新国立劇場『貴婦人の来訪』ほかの演出で第30 回読売演劇大賞 最優秀演出家賞も受賞した五戸真理枝です。五戸は、我が国で最も愛された海外戯曲のひとつとも言えるこの作品に「社会と人間」というテーマを見出し、新しい視点で描き出しました。
ぜひこの機会に、21 世紀の『どん底』を映像でお楽しみください。
配信概要
◆配信期間
2024年1月19日(金)12 時~2月19日(月)12 時
◆配信メディア
新国立劇場ウェブサイト内 新国デジタルシアター(https://www.nntt.jac.go.jp/stream/)
※新国立劇場YouTube チャンネル(https://www.youtube.com/user/NewNationalTheatre)からもご視聴いただけます。
◆配信内容
2019/2020シーズン演劇『どん底』
日本語上演
収録日:2019 年10 月16 日(水)
【作】マクシム・ゴーリキー
【翻訳】安達紀子
【演出】五戸真理枝
【美術】池田ともゆき
【照明】阪口美和
【音楽監修】国広和毅
【音響】中嶋直勝
【衣裳】西原梨恵
【ヘアメイク】川端富生
【アクション】渥美 博
【演出助手】橋本佳奈
【舞台監督】有馬則純
【出 演】
立川三貴 廣田高志 高橋紀恵 瀧内公美 泉関奈津子 堀 文明 小豆畑雅一
伊原 農 鈴木亜希子 谷山知宏 釆澤靖起 長本批呂士
クリスタル真希 今井 聡 永田 涼 福本鴻介
原金太郎 山野史人
◆あらすじ
20 世紀初頭のロシア。社会の底辺に暮らす人々が集う木賃宿。様々な職業の人間が暮らしている。
早春。それぞれが思い思いの朝を迎えていた。商売道具の手入れをする者、まだ寝ぼけまなこの者、病に臥せっている者、そして他愛もない無駄話に興じている者。また、きょう一日が始まったのだ。
そんないつもと同じ日常にひとつの波紋が訪れる。新しく住人になった巡礼、ルカが現れたのだ。60歳を越えたこの男は事あるごとに、住人に「説教」を垂れる。虚実判然としないその「説教」はほかに行き場のない彼らの福音となるのか、或いは絶望をもたらすのか。
やがて、住人たちの間に些細な軋轢が生まれ、ひとつの事件が起こる...。
新国立劇場について
新国立劇場は、オペラ、バレエ、ダンス、演劇という現代舞台芸術のためのわが国唯一の国立劇場として、1997 年秋に開場しました。オペラパレス、中劇場、小劇場の特色ある3つの劇場を有し、年間約300ステージの主催公演を実施しています。
演劇部門では、2018/2019シーズンより小川絵梨子が芸術監督を務めており、「こつこつプロジェクト」「フルオーディション」等の取り組みを行っています。
次代を担うアーティスト育成も新国立劇場の事業の大きな柱の一つであり、オペラ、バレエ、演劇の3つ研修所を擁し、充実した研修を実施しています。
所在地:東京都渋谷区本町1-1-1
https://www.nntt.jac.go.jp/
新国デジタルシアターとは?
「新国デジタルシアター」は、時や場所を選ばずに新国立劇場の舞台芸術をお気軽にご鑑賞いただける映像配信プラットフォームです。
現在、オペラ『修道女アンジェリカ/子どもと魔法』を無料配信中です。配信作品は、今後も随時追加、ご案内してまいります。
本デジタルシアターが、新国立劇場とより多くのお客様の出会いの場となるとともに、舞台芸術の新たな鑑賞スタイルの⼀つになることを願っています。
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