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公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団
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横浜の港や水辺を描いた作品、一堂に「横浜市民ギャラリーコレクション展2021」

横浜市民ギャラリー

公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団

横浜市民ギャラリー(横浜市西区)で「横浜市民ギャラリーコレクション展2021 うつし、描かれた港と水辺」が開催。同館コレクションのうち、横浜を中心に港や水辺を描いた作品が展示される。会期は2021年3月5日(金)から3月21日(日)。

三橋兄弟治《港にて》1940年 水彩、紙 57.0×74.7㎝三橋兄弟治《港にて》1940年 水彩、紙 57.0×74.7㎝

約1,300点のコレクションを所蔵する横浜市民ギャラリーで、主に横浜の港や水辺の風景をテーマとした約50点の作品を展示する展覧会が開かれる。1920年代から1990年代までに制作された油彩、日本画、写真、版画などが4つのセクションで紹介され、横浜出身の日本画家・牛田雞村(うしだ・けいそん)の同館所蔵作品全3点が展示される貴重な機会だ。

関連イベントも開催予定。出品作品の一部の技法である木版画の摺りを体験するワークショップ「木版画摺り体験  摺りであらわす水辺の情景」や、小学3~6年生を対象にコレクション展会場をはじめ館内をめぐる「横浜市民ギャラリーまるごと探検ツアー」を通じて、作品をはじめ展覧会の理解をより深めることができる。

毎年実施している貴重な収蔵作家インタビューや学芸員、鑑賞サポーター(ボランティア)による展覧会や出品作品の見どころ紹介の各映像コンテンツもあわせて楽しめる。

※同展は、昨年度に予定されていた同内容の展覧会が新型コロナウイルス感染拡大のため会期初日で開催中止となったことから、再度実施するものです。
※新型コロナウイルス感染拡大状況により、会期や開催日時などに変更が生じる可能性があります。

 
  • 懐かしの横浜、多彩な表現

五十嵐英壽《ハマの三塔》1953年 ゼラチン・シルバー・プリント 47.6×31.9㎝五十嵐英壽《ハマの三塔》1953年 ゼラチン・シルバー・プリント 47.6×31.9㎝

田中岑《窓外港 朝》1988年 油彩、キャンバス 72.7×60.8㎝田中岑《窓外港 朝》1988年 油彩、キャンバス 72.7×60.8㎝

 

萩原英雄《港風景》1988年 木版 60.9×46.0㎝萩原英雄《港風景》1988年 木版 60.9×46.0㎝

横浜市民ギャラリーが所蔵する作品の多くは、1964年の開館以来、企画展や国際展などの機に収蔵されたもの。なかでも横浜の風景を描いた作品は数多く、とりわけ国際展の開催時、地元作家を中心に、横浜の風景を主題とした新作が依頼されたことによる。制作当時の横浜の姿が描かれた作品を鑑賞し、今では変わってしまった場所あるいは変わらない場所を見つけながら、変貌する横浜の歴史を追体験できるだろう。また、版画を中心に抽象的な表現もみられ、「港」「水辺」を切り口に多彩な作品を楽しめる。​
 
  • 特別展示 牛田雞村

牛田雞村《蛮船の泊(「蟹港二題」より)》1926年 絹本着彩 62.1×112.9㎝牛田雞村《蛮船の泊(「蟹港二題」より)》1926年 絹本着彩 62.1×112.9㎝

同展では特別展示として、横浜出身の日本画家・牛田雞村の《藁街の夕》《蛮船の泊》(ともに「蟹港二題」より)、《関内》(いずれも1926年作)の3点を同時に展示。絹に描いた繊細な絵肌や、開港期の浮世絵などに取材した当時の風物が特徴的な作品だ。1923年の関東大震災で被災した横浜の復興と発展を願い、雞村が制作したものと考えられている。​
牛田雞村 (うしだ・けいそん、1890-1976)
横浜生まれ。本名は治(はる)。松本楓湖の安雅堂画塾で絵を学ぶ。1913年頃より実業家の原三溪(本名・富太郎)より援助を受け始めた。翌年同門の先輩である今村紫紅らとともに赤曜会を結成し、同会で研讃を積む。再興院展にも出品するが1946年の院展出品を最後に画壇を退き、その後は主に舞台美術を手がけた。
 
  • インタビュー映像上映や映像コンテンツ発信
①インタビュー映像上映
出品作家のインタビュー映像

柴田昌一《MM21(A)》1988年 エッチング、アクアチント 29.2×37.9㎝柴田昌一《MM21(A)》1988年 エッチング、アクアチント 29.2×37.9㎝

林敬二《横浜港》1988年 油彩、キャンバス 91.0×116.0㎝林敬二《横浜港》1988年 油彩、キャンバス 91.0×116.0㎝

毎年上映される注目の企画。今年は版画家・柴田昌一氏のインタビューと、昨年度収録した洋画家・林敬二氏写真家・西村建子氏(いずれも本展出品作家)のインタビュー映像を会場で同時上映。同様の内容は会場で配布する小冊子にも掲載される。

※これまでのインタビュー映像は横浜市民ギャラリーホームページで閲覧できる。
https://ycag.yafjp.org/our_exhibition_archive/interview-archive/

②映像コンテンツ発信
学芸員による見どころ紹介
会場風景とともに担当学芸員が展覧会概要と各セクションのポイントをわかりやすく紹介する。
鑑賞サポーターのPICK UP!
2017年から継続している、鑑賞サポーター(ボランティア)による活動がブラッシュアップ。サポーターが自ら選んだ出品作品の魅力を、作品画像と合わせて紹介する。
※いずれの映像コンテンツも会場で上映し、ホームページでも公開予定。また、作品鑑賞をより一層楽しむためのツールとして、鑑賞サポーターが昨年度、出品作品に登場する横浜市内のスポットを調査し作成したマップが会場で無料配布される小冊子に掲載の予定。
 
  • 関連イベント
※いずれも事前申込制(詳細は横浜市民ギャラリーホームページをご確認ください。その他のイベントは決まり次第、同館ホームページに掲載予定)
ワークショップ「木版画摺り体験 摺りであらわす水辺の情景」
3月6日[土] 14:00~16:00
会場:4階アトリエ
講師:関 淳一(横浜美術館主席エデュケーター)
対象:小学生以上15名(小学生は保護者同伴、抽選)
参加費:500円
申込締切:2月20日(土)必着
ぼかしなど特有の技法を使って複数の版を和紙に摺り重ねる、木版画体験。
 
ハマキッズ・アートクラブ「横浜市民ギャラリーまるごと探検ツアー」
3月14日[日] 10:30~11:30
講師:河上祐子(当館学芸員/エデュケーター)
対象:小学3~6年生10名(抽選)
参加費:500円
申込締切:2月23日(火・祝)必着
コレクション展会場や、作品収蔵庫などバックヤードをめぐります。
 
  • 出品作家
相笠昌義 天笠義一 今関一馬 岩田栄之助 奥村泰宏 國領經郎 櫻庭彦治 園山晴巳
ちばてつや 土井俊泰 常盤とよ子 馬場檮男 浜口タカシ 林 忠彦 森 兵五 由木 礼 他
 
  • 展覧会概要
横浜市民ギャラリーコレクション展2021 うつし、描かれた港と水辺
会期:2021年3月5日[金]~3月21日[日] ※3月15日[月]休館
開催時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
会場:横浜市民ギャラリー 展示室1、B1
入場料:無料
出品点数:55点
主催:横浜市民ギャラリー(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団/西田装美株式会社 共同事業体)

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URL
http://p.yafjp.org/jp
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
横浜市中区山下町2番地  産業貿易センタービル1階
電話番号
045-221-0212
代表者名
近藤 誠一
上場
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資本金
-
設立
1991年07月
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