【銀座 蔦屋書店・京都 蔦屋書店】山ノ内陽介の個展を1月6日(土)より同時開催。絵画の歴史や構造そのものと向き合い現代絵画の可能性を追求する。

銀座 蔦屋書店(東京都 中央区 GINZA SIX 6F)と京都 蔦屋書店(京都市下京区 京都髙島屋S.C.[T8]5F・6F)では、山ノ内陽介の個展を同時開催します。銀座 蔦屋書店アートウォールでは、何を描くかにフォーカスした「マインドワンダリング」を2024年1月6日(土)から1⽉26⽇(金)まで開催、京都 蔦屋書店 6F アートウォールでは、どう表現するかに向き合った「水仙と鏡」を2024年1月6日(土)から1月22日(月)まで開催します。

「思考盗聴」, 1303×803㎜ , 油絵、キャンバス , 2023(銀座 蔦屋書店展示作品)「思考盗聴」, 1303×803㎜ , 油絵、キャンバス , 2023(銀座 蔦屋書店展示作品)

特集ページ|

銀座 蔦屋書店 https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/37178-1451021114.html

京都 蔦屋書店 https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/37736-1525371213.html

  • 概要

山ノ内陽介は2021年に東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻を修了し、東京を拠点にアーティスト活動を続けています。古典絵画を引用しながらも、絵画の歴史や構造そのものと向き合い現代絵画の可能性を追求しています。今回は、「何を」「どう」描くかということをテーマとした新作を、銀座と京都の2会場それぞれで発表します。

銀座 蔦屋書店開催の「マインドワンダリング」では、「何を」描くか、描き出されるイメージにフォーカスします。描画材を扱うという基本概念から、無限のイメージへと徐々に拡散されていった意識が彷徨い、作家がこれまで想像しえなかった無意識的な心象風景を描きとめた作品群が並びます。京都 蔦屋書店開催の「水仙と鏡」では、「どう」描くかに立ち返り、拡散していった意識を現実と向き合うことで本来の場所へと帰すイメージでつくられた作品を展示します。絵具を何層にも重ね、画面と向き合い、自己と向き合いながら、新しい絵画体験と現代絵画の可能性を提示し続ける山ノ内陽介の最新作を、両会場にて是非ご高覧下さい。


「猟人たち」, 1000×652㎜, 油絵、キャンバス, 2023(銀座 蔦屋書店展示作品)「猟人たち」, 1000×652㎜, 油絵、キャンバス, 2023(銀座 蔦屋書店展示作品)

「2 a.m.」, 1303×803㎜, 油絵、キャンバス, 2023(京都 蔦屋書店展示作品)「2 a.m.」, 1303×803㎜, 油絵、キャンバス, 2023(京都 蔦屋書店展示作品)

「Geometric」, 652×652㎜,油彩、キャンバス,2023(京都 蔦屋書店展示作品)「Geometric」, 652×652㎜,油彩、キャンバス,2023(京都 蔦屋書店展示作品)


  • 販売について

展⽰作品は、銀座 蔦屋書店と京都 蔦屋書店の店頭にて販売します。

銀座 蔦屋書店|2024年1⽉6⽇(⼟)10時30分より販売開始

京都 蔦屋書店|2024年1⽉6⽇(土)10時00分より販売開始

※作品はプレセールスの状況により、展覧会会期開始前に販売が終了することがあります。


  • プロフィール

山ノ内 陽介/Yosuke Yamanouchi

絵画の歴史や構造そのものと率直に向き合い、その可能性をあますところなく引き出そうとする作品を制作している。古典絵画を引用しながらもわずかに、かつ大胆な改変を施すかのようなアプローチは前衛的な美術家やダダイスト、シュルレアリストのスタンスを思わせるが、彼の作品はそのさらに先へと進み、絵画のマテ物質性に言及している。かつてロシア・アバンギャルドの作家らが絵画の表面処理や効果に注意を払うファクトゥーラの概念を生み出したように、山ノ内もまた「表皮シリーズ」に見られる通り、絵画を単純なイメージに関する議論の枠に留めず、あたかも「視覚の触覚性」とも呼びうるような視覚効果を作品に与え、それを見る私たちに新しい絵画体験と現代絵画の可能性を提示し続けている。

油絵具の特性にフォーカスし、段階ごとに使用する油量・樹脂量の違いによって顔料を濁らせることなく調和させる「Oilyfall」シリーズ、一筆書きの線で描き出す幾何学模様を油絵具の透明度の違いによって奥行き感のある絵画空間上に立体的に存在させる「Geometric」シリーズ、絵画を単純なイメージに関する議論の枠に留めず、「視覚の触覚性」とも呼びうるような視覚効果を描き出す「表皮」シリーズなどが代表的。


1996年 愛知県出身

2019年 名古屋造形大学洋画コース 卒業

2021年 東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻 修了


【主な展示歴】

個展

2023年 「6番目の感覚」biscuit gallery,東京

2022年 「歪み -ひずみ-」CANDYBAR Gallery, 京都

2021年 「Glossy Pure Stroke」CANDYBAR Gallery, 京都

2021年 「Mindfulness」gallery b.tokyo, 東京

2021年 「深淵まで」 myheirloom pre-open exhibition

2020年 「思考を紡ぐ」gallery b.tokyo, 東京


グループ展

2023年 2人展「silence and innocence」biscuit gallery, 東京

2023年 biscuit gallery second anniversary exhibition「grid2」biscuit gallery, 東京

2023年 「Intersection」銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM, 東京

2022年 2人展「gap」biscuit gallery, 東京

2022年 biscuit gallery first anniversary exhibition「grid」biscuit gallery, 東京

2022年 「ブルーピリオド展」寺田倉庫G1ビル, 東京

2021年 REAL by ArtSticker「第6の予言 The 6th prophecy-The first sentence-」KITTE 4F, 東京


【アートフェア】

2023年 アートフェア東京2023(biscuit galleryブース)

2023年 Kiaf SEOUL (biscuit galleryブース)


  • 展示詳細

山ノ内陽介 個展「マインドワンダリング」

期間|2024年1⽉6⽇(土)〜1⽉26⽇(金)

※最終日は17時まで

会場|銀座 蔦屋書店 アートウォール

⼊場|無料

主催|銀座 蔦屋書店

協力|biscuit gallery

お問い合わせ|03-3575-7755(営業時間内)/info.ginza@ccc.co.jp

特集ページ|https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/37178-1451021114.html


山ノ内陽介 個展「水仙と鏡」

期間|2024年1⽉6⽇(土)〜1⽉22⽇(月)

※最終日は17時まで

会場|京都 蔦屋書店  6F アートウォール

⼊場|無料

主催|京都 蔦屋書店

協力|biscuit gallery

お問い合わせ|075-606-4525(営業時間内)/kyoto.info@ttclifestyle.co.jp

特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/37736-1525371213.html


  • 銀座 蔦屋書店

本を介してアートと⽇本⽂化と暮らしをつなぎ、「アートのある暮らし」を提案します。 

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住所|〒104-0061 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F
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  • 京都 蔦屋書店

京都 蔦屋書店は、全フロアを通じてアートと⽂化の「伝統と最先端」が共振する場です。芸術分野を広く取り扱う約6万冊の書籍と、⽇常のアートピースとなるような⽂具・⼯芸品のほか、フロア内に点在するアートスペースでは、注⽬の現代アート作品を展⽰。店頭と合わせてECサイトでもご案内いたします。約120席あるSHARE LOUNGEでは、カフェや仕事場、イベントスペースとして、居⼼地の良い空間を提供します。

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住所|〒600-8001 京都府京都市下京区四条通寺町東⼊⼆丁⽬御旅町35 京都髙島屋S.C.[T8]5・6階

電話番号|075-606-4525

営業時間|10:00〜20:00

※6Fシェアラウンジのみ、8:00~22:00

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  • TTC LIFESTYLE株式会社

TTC LIFESTYLE株式会社は、カルチュア・コンビニエンス・クラブ、髙島屋、東神開発が設⽴したアート販売における相互チャネルの活⽤、ライフスタイルコンテンツを提案する店舗の出店・運営を⾏う合弁会社です。3社の強みである「ライフスタイルや⽂化の発信・提案」に関わる合弁事業を⾏うことで、シナジーの最⼤化を⽬ざします。また、アート分野の市場開拓に取り組むとともに、魅⼒的なコンテンツの提案を通じてアートシーンの活性化および、お客様のより豊かなライフスタイルの実現に貢献してまいります。


  • ​CCCアートラボ

CCCアートラボは、企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の中で「アートがある生活」の提案をする企画集団です。わたしたちは「アートがある生活」の提案を通じて、アートを身近にし、誰かの人生をより幸せにすること、より良い社会をつくることに貢献したいと考えています。これまで行ってきた、店舗企画やアートメディア、商品開発やイベントプロデュースなど、長年の実業経験を通して培った知見をもとに、わたしたちだからできるアプローチで企画提案をします。
https://www.ccc-artlab.jp/

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アート・カルチャー
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会社概要

URL
https://www.ccc-artlab.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都渋谷区南平台町16-17 渋谷ガーデンタワー
電話番号
-
代表者名
髙橋 誉則
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年05月