新日本プロレスがバックオフィスDXを推進。月間1000件の経費精算業務を「Bill One経費」で効率化
~経費の立て替えの更なる削減で、全社の生産性を向上〜

働き方を変えるDXサービスを提供するSansan株式会社は、新日本プロレスリング株式会社(以下、新日本プロレス)が、クラウド経費精算サービス「Bill One経費」を導入したことを発表します。Bill One経費は、経費精算業務をオンライン化できるサービスです。法人カード「Bill Oneビジネスカード」により、従業員による経費の立て替えをなくし、業務の効率化を実現します。
日本最大のプロレス団体である新日本プロレスでは、全国各地で年間140以上の興行を行っています。そのため、選手やスタッフの出張費など、従業員74名に対して月間1000件以上の立て替え経費が発生し、その経費精算業務は興行運営担当者や経理担当者の大きな負担となっていました。2023年に同社の社長に就任したプロレスラーの棚橋 弘至選手のもとバックオフィスDXを推進し、その一環としてBill Oneも導入しました。効率的な業務フローと経費管理体制を構築し、全社の生産性向上およびプロレス興行の運営効率化を実現します。
■導入の背景と期待する効果
新日本プロレスでは、月間1000件以上にものぼる経費精算に対し、専用のクラウドシステムで対応していました。しかし、システムと連携する法人カードの支払履歴が、管理画面に反映されるまでに数日かかっていました。そのため、領収書の登録に抜け漏れが発生することがあり、決算の締め日近くには、経理担当者がカードの明細を直接確認して、登録されていない費用を計上する手間が発生していました。その後に、社員が自ら経費の申請を行うこともあり、二重計上となるリスクも存在していました。
今回、経理担当者がより円滑に経費精算業務を行える環境を構築し、業務生産性の向上を図るべく、Bill Oneの導入に至りました。
・経費の立て替えの更なる削減で、業務生産性を向上
「Bill Oneビジネスカード」では、使用履歴がオンラインの管理画面上ですぐに反映されます。さらに、社員がカードを使用した後に、領収書の督促メールが自動で使用者に送付されるため、提出漏れを低減することができます。これにより、経理担当者が行っていたカード明細の確認や、二重計上を防ぐための確認作業など従来発生していた業務工数を削減します。今後、Bill Oneの利用をさらに拡大することで、経費の立て替えを一層削減し、業務生産性の向上を目指します。
・月1000件の経費精算業務と興行の損益管理を効率化
同社では、Bill Oneビジネスカードで月1000件の経費を支払うことで、立て替えによる社員の一時的な金銭負担をなくしました。また、経理担当者が行う支払金額と証憑の突合作業や、インボイス制度で必要な適格請求書の要件確認が自動化されるため、業務工数の削減を実現します。さらに、Bill Oneでは部門ごとにカード利用明細の閲覧範囲を設定できるため、プロレスの興行運営担当者が試合ごとに発生した経費を把握しやすくなり、興行の損益管理を効率化しています。
■新日本プロレスリング株式会社 経理セクション 担当者からのコメント
当社では、全国でプロレスの興行を行っており、宿泊費や交通費などの経費が多く発生します。また、プロレスラーの育成を行う道場でも多くの経費が発生し、興行で発生する出張費と合わせると経費全体の約6割を占めています。元々、経費精算は紙での処理が中心でしたが、2023年にプロレスラーでもある棚橋が社長に就任してからは、バックオフィスのDXも大きなテーマの一つとして取り組んでいます。結果、現在では全体で9割の経費が法人カードで支払われていることに加え、経理担当者の精算処理や証憑管理もクラウド移行しており、Bill Oneを通じて大きく業務の効率化が進んでいると感じています。新日本プロレスの試合を見に来てくださるお客様に更なる満足と喜びを提供できるよう、今後は費用分析等にもBill Oneを積極的に活用し、興行運営を強固にしていきたいと考えています。
■新日本プロレスリング株式会社について
会社名:新日本プロレスリング株式会社
代表者:代表取締役社長 棚橋 弘至
設立:1972年1月13日
事業内容:プロレスリングの興行
従業員数:74名(2024年6月現在)
(以上)
■立替経費をなくし、月次決算を加速する「Bill One経費」
Bill One経費は、Sansan株式会社が提供するクラウド経費精算サービスです。従業員の「立替払い」そのものをなくし、これまでにない経費精算を実現します。経費精算にまつわる処理がオンラインで完結するだけでなく、領収書とカード明細の突合や証憑提出の督促を自動化するBill Oneビジネスカードにより、経費精算における経理課題を解決します。
■Sansan株式会社 会社概要
「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、働き方を変えるDXサービスを提供しています。主なサービスとして、営業DXサービス「Sansan」や名刺アプリ「Eight」、経理DXサービス「Bill One」、AI契約データベース「Contract One」を国内外で提供しています。
設立:2007年6月11日
URL:https://jp.corp-sansan.com/
所在地:〒150-6228 東京都渋谷区桜丘町1-1 渋谷サクラステージ 28F
資本金:72億3百万円(2025年5月31日時点)
事業内容:働き方を変えるDXサービスの企画・開発・販売
Sansan https://jp.sansan.com/
Eight https://8card.net/
Bill One https://bill-one.com/
Contract One https://contract-one.com/
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