北海道・檜山(ひやま)地域で「ワーケーション」に関する取組を進めています!
檜山振興局の今金町美利河地区における地域課題解決型ワーケーション(ピリカ発掘プロジェクト ~Dig For PIRIKA)に関する取組を紹介します。
檜山地域では、全道よりも早く人口減少・少子高齢化が進行しており、経済・市場規模の縮小をはじめとした様々な課題を抱えています。
北海道檜山振興局では、こうした課題に対して、持続可能な地域社会モデルを構築するために、関係人口創出に向けた取組を進めており、その一環として、首都圏企業の誘致等に向けたワーケーションの推進を目的として、檜山管内での協議会の開催や、コンテンツの開発を行っているところです。
今回は、先日、檜山管内の今金町に引き渡した「地域課題解決型ワーケーション(ピリカ発掘プロジェクト ~Dig For PIRIKA)」について、令和5年度からの取組内容などを紹介します。
■ワーケーションとは
「ワーケーション(Workation)」とは、「Work(仕事)」と「Vacation(休暇)」を組み合わせた造語であり、「いつもの職場とは異なる場所で働き、同時に休暇取得も行うこと」を意味しています。
現在では、日本の実情に合わせて、必ずしもバケーションだけではない取り組みが各地域で行われており、地域課題の解決に資する事業創出を目的としたものや、地域に目を向けた企業での研修を目的としたもの等、団体個人を問わず「いつもの職場と異なる場所で働く」1つの手段として、広義的な内容で使われています。
■地域課題解決型ワーケーション(ピリカ発掘プロジェクト ~Dig For PIRIKA)の概要
(1)今金町ピリカ地区の概要
今金町は北海道らしい田園風景が広がる人口約4,500人の町です。
北海道渡島半島の北部に位置しており、道南地域では珍しく海岸線がありませんが、南北に広がる山あいを清らかな後志利別川が流れています。南に位置する函館市からは車で2時間余り(約120㎞)、北に位置する札幌からは車で3時間余り(約200 km)でアクセス可能です。
基幹産業は農業で、後志利別川による肥沃な土壌と、周囲を山地に囲まれた内陸性気候を活かし、令和元年度にGI認証を獲得した今金男しゃく、米、大豆、軟白長ネギや大根など、関東・関西の市場のほか、レストランや食品製造業者でも評価の高い良質の農産物を産出しており、道南圏随一の「農業のまち」としても知られています。
その中でも、ピリカ地区は、温泉付きの宿泊観光施設でありキャンプも行うことの出来る「クアプラザピリカ」を中心に、北海道遺産に認定された金山遺跡をはじめとした歴史資源や、「道南随一の雪質」とも言われているピリカスキー場を有するリゾート地です。


(2)コンテンツ開発の経緯
今金町から、地域課題の解決に繋がるコンテンツ製作を検討したいとの要望があり、令和5年度から、檜山管内でのワーケーションの推進に向けて、檜山振興局地域政策推進事業を活用し、ワーケーションコンテンツの開発を進めることになりました。
令和5年度から開始した本取組は、ピリカ地区の地域資源を調査するところから始まりました。
1泊2日の行程で視察を実施し、地域の暮らしを支えるピリカダムや、旧石器時代からの歴史を見ることが出来るピリカ旧石器文化館、かつて金が採掘されていた金山遺跡等の魅力的な資源、いちご狩りの体験等、数多くの魅力的な地域資源に触れ、その歴史や価値を学びました。
また、今金町役場の方々との意見交換を行い、地元の方が感じている魅力・課題等を直接聞くことで、地域への理解をさらに深めました。


視察後は、視察を経て感じた地域資源の課題や魅力をもとに、大学教授や、地域振興コンサルタント、研修コンテンツ開発事業者など、有識者と意見交換を実施しました。
有識者の意見を参考とし、その土地を知らなかったからこそ気付くことの出来る課題や魅力に着目し、「参加者の方々に外部の視点で気付いた課題や魅力をもとに、企画書を作成・提案していただく」現在の形式で検討する方向となり、視察より半年後、具体的なコンテンツの製作を開始。
また、実際の運用にあたっては、「①地域資源の案内役」、「②ワーケーションのプログラムで製作した企画提案書の受け止め先」が必要になるため、ピリカ地区の振興に資する団体「ピリカプロジェクト委員会」にこれらの協力を依頼し、コンテンツ製作を進めてきました。
その他にも、フィールドワークやグループワークの実証と、課題点を洗い出すためのアンケートや、意見交換の実施、その結果をもとにしたコンテンツへのフィードバック等を行い、令和6年度までの2カ年を経て、地域課題解決型ワーケーション(ピリカ発掘プロジェクト ~Dig For PIRIKA)が完成しました。


(3)コンテンツの概要
地域課題解決型ワーケーションとは、企業の従業員が現地を訪問し地域関係者との交流を通じて共に地域の課題を考え、解決アイデアを出したり、実際に解決に取り組んだりしていく企業向け研修コンテンツです。
「ピリカ発掘プロジェクト ~Dig For PIRIKA」は、地域の課題や魅力を発見し、具体的な振興策を提案することを目的に、ピリカ地区の「課題・魅力」を発掘(Dig)し、ピリカ地区の振興策を考え(For PIRIKA)、ピリカ地区の振興に資する団体「ピリカプロジェクト委員会」に発表していただきます。
本プロジェクトは参加者にとって、「課題解決能力の向上」「創造力や発想力の強化」「参加者や地域の方との関係構築」が期待できるものになっています。


■今後の展望について
令和7年3月25日をもって、檜山振興局から今金町・ピリカプロジェクト委員会に、このコンテンツの運用を引き継ぎました。
檜山振興局では、北海道型ワーケーションの推進、今金町ピリカ地区のさらなる振興を願って、今後も、地域課題解決型ワーケーション(ピリカ発掘プロジェクト ~Dig For PIRIKA)の企業等へのPRを実施する等、今金町の取組を支援していく予定です。
「地域課題解決型ワーケーションに興味がある!」
「ワーケーションでなくとも、まずは今金町ピリカ地区に行ってみたい!」
本記事をご覧の皆様でご興味を持たれた方、魅力的な資源溢れる今金町ピリカ地区を、是非一度、訪れていただければ幸いです。
【参考HP】
○北海道型ワーケーションポータルサイト:北海道型ワーケーションの総合サイトです。
○ひやまの入り口(観光・特産・移住・町おこし:檜山の関係人口創出のため情報発信サイトです。
○今金町応援団コンテンツ:今金町の関係人口創出のため情報発信サイトです。
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