不登校保護者の3人に1人が「不登校離職・減給」を経験

~約半数の保護者が働き方を変更、オンラインフリースクールaini school調査~

ガイアックス

1.7万人のホストと2万件の体験を擁する「aini」および、オンライン・フリースクール「aini school 小・中等部」を運営する株式会社ガイアックス(本社:東京都千代田区、代表執行役社長:上田 祐司、証券コード:3775、以下 ガイアックス)は、aini schoolの児童生徒の保護者を対象にアンケート調査を実施しました。

その結果、保護者の約3人に1人(29.7%)が、「子どもの不登校をきっかけに離職または減給を経験した」と回答。さらに約半数が、在宅勤務やフレックス勤務など、働き方の見直しを余儀なくされている実態が明らかになりました。※本リリースでは、時短勤務や残業調整による収入減を「減給」と表現しています。企業側の柔軟な働き方整備によって回避できた可能性を考慮したものです。

■“子どもを一人にできない” 約半数が働き方を見直し

子どもの不登校が、親の働き方に与える影響はこれまで可視化されづらいテーマでした。今回の調査では、約半数の保護者が就労に大きな変化を経験していることが明らかになりました。

・離職(退職・休職を含む):15.6%

・減給(時短・残業調整など):14.1%

・在宅・フレックス勤務に変更:15.6%

主な理由は「子どもを一人にできない」「送迎・見守りが必要」などで、通勤の削減や柔軟な働き方への移行が目立っています。

▽離職・減給を経験した保護者の声(一部抜粋)

・「子どもを見守る人や場所がなく、働き続けられなかった」(小5 保護者)
・「子どもを家で1人にさせるのが心配」(小5 保護者)
・「精神的に仕事との両立が難しくなった」(小4 保護者)
・「母親と離れることに不安がるようになった」(中2 保護者)
・「会社に柔軟な制度がないと思った」(小2 保護者)
・「勤務時間に合う仕事が見つからない」(小6 保護者)
・「精神的な余裕がなくなった」(小6 保護者)
・「子どもの心のケアや送迎等で働く時間が足りなくなった」(小6 保護者)

さらに、フリースクールや家庭教師、学習塾などへの追加出費が重なり、家計の負担感が強まっているという実情も多くの保護者が語っています。

■保護者が最も困っているのは「子どもの居場所の確保」

不登校の子どもを持つ保護者が直面する悩みとして、アンケートでは以下の項目が上位に挙がりました。

1位:子どもの居場所の確保(29.3%)

2位:心のケア(19.5%)
3位:経済的負担(17.2%)

「同年代とのつながりがない」「この先がどうなるか不安」など、精神的・社会的な孤立や将来への不安を訴える声が多く、学校以外に“安心して過ごせる場所”の必要性が高まっていることが浮き彫りになりました。

■“子どもの安心できる居場所”が、親の働く力に

一方、aini schoolのような「オンラインの居場所」「日中のつながりの場」があることで、仕事との両立がしやすくなったという声も多く寄せられました。同校の小学生保護者の約5割が「仕事に良い影響があった」と回答しています。

▽保護者の声(一部抜粋)

・「子どもが安心して過ごせる時間ができ、親も心に余裕が生まれた」(小5保護者)
・ 「平日は家にいてYouTubeばかりだったが、ainiで自分から小麦粘土を作るなど、能動的な行動が見られるように」(小5 保護者)
・「aini schoolに入るまでは1人で留守番ができなかったが、友達や先生とのつながりで安心して任せられるようになった」(小4 保護者)

※調査概要

調査方法:インターネット調査(自社調べ)

調査期間:2025年4月3日〜4月11日

調査対象:aini school 通学児童生徒保護者

有効回答数:64件

aini school 小・中等部は、遊んで学べるオンラインのオルタナティブスクール

aini schoolは「心が元気になる!」を大切にした、遊んで学べるオンラインのフリースクールです。小1〜中3まで約110名が在籍。平日毎日(週5日・9:00〜15:00)、学習指導要領に準じた多彩な専門分野の授業が毎日2〜3コマ開催され、自分の興味や関心に応じて受講できます。また、教員免許・保育士・メンタルケア等の資格や教育現場の豊富な経験を持つスタッフが、一人ひとりの特性に寄り添いながら、友達との交流や学びの探究心を育むサポートを提供しています。

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aini school の取り組み事例:東京都の不登校の児童や生徒支援にプログラム提供

2023年度の東京都のメタバース型「バーチャル・ラーニング・プラットフォーム(VLP)」にて、計6回(3講座・各2回)のプログラムの企画及び運営(東京都の委託を受けたデロイト トーマツ グループと連携し実施)。aini2万件の体験と、aini school児童生徒の声を活用した企画・運営が特徴で、タレントのみやぞんさん、博物館、大学研究員によるオンライン教室を開催。

詳細:https://www.gaiax.co.jp/pr/press-04032024/

担当者コメント

賈 帆帆 (ジャーファンファン)  株式会社ガイアックス aini事業責任者

aini school 小・中等部は、「遊んで学ぶ、心が元気になる」をモットーに、子どもたちが安心して自分らしく過ごせる場所を提供しています。今回のアンケートを通じて、子どもの不登校が保護者の働き方や暮らし方に大きな影響を与えていることを改めて実感しました。子どもたちにとっての「安心できる居場所」をつくることは、そのまま保護者の安心と生活の安定にもつながると実感しています。aini schoolは今後も、学びと心の両面から支える場づくりを大切にし、子どもたちと保護者が自分らしく社会とつながり続けられるよう、教育の新しい選択肢として進化していきます。

ガイアックスとは:SNS、シェアリングエコノミー、web3/DAO、スタートアップ・起業家輩出支援を目指すスタートアップスタジオ

ガイアックスは、「Empowering the people to connect ~人と人をつなげる」を1999年の創業時からミッションとしています。ソーシャルメディア活用支援やCtoC型のシェアリングエコノミー、web3/DAO、非金融領域のブロックチェーン事業に取り組んでいます。また、キャリア自律を促す文化のもと、スタートアップ支援・投資・起業家育成(インキュベーション事業)を展開し、自治体・教育機関とも連携。今後も、ガイアックスは個人が輝く社会を目指して取り組んでいきます。

■ガイアックスが取り組む教育関連事業

ガイアックスは、自治体・教育機関向けにアントレプレナーシップ教育も展開しています。起業をテーマにした探究学習プログラム「起業ゼミ」は、これまでに80を超える学校で8,000名以上にプログラムを提供し、2022年には「キャリア教育アワード」で経済産業大臣賞(最優秀賞)を受賞しました。
▼参考:起業ゼミwebサイト(プログラムで使用の教材をwebで公開中)

https://gaiax-startup-studio.com/

■株式会社ガイアックス 概要

設立:1999年3月

代表執行役社長:上田 祐司

本社所在地:東京都千代田区平河町2-5-3 MIDORI.so NAGATACHO

事業内容:ソーシャルメディアサービス事業、シェアリングエコノミー事業、web3/DAO事業、インキュベーション事業

URL: https://www.gaiax.co.jp/

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会社概要

株式会社ガイアックス

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URL
https://www.gaiax.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区平河町2-5-3  MIDORI.so NAGATACHO
電話番号
03-5759-0300
代表者名
上田祐司
上場
名証ネクスト
資本金
1000万円
設立
1999年03月