【NADiff a/p/a/r/t 】植物と人との境界を探るように抽象絵画を描く画家、狩野岳朗の個展「全と個」を1月5日(金)より開催。
展覧会ページ|http://www.nadiff.com/?p=31484
概要
狩野岳朗は1975年群馬県生まれの画家で、植物と人との境界を探るように、油絵の具を用いて抽象絵画を制作しています。現在は、東京を拠点に名古屋や大阪、ドイツなどで展示を行うかたわら、イベントでのライブペインティングも多く開催しています。また、ファッションブランドとのコラボレーションや、数多くの書物の装画を担当するなど幅広い分野で活動しています。狩野は、6年程前から近所の公園や自宅のベランダなど地元の自然や、旅で訪れた地でのフィールドスケッチを始めました。主に樹木を対象として日常的に続けてきた《野外研究スケッチ》は、現在470枚にも及びます。ルーペで樹木の細部を覗き込んだり、時には俯瞰的に捉えたり心象を重ねたりするなかで自身と木の間にある境は何なのか、木も人も地続きの生命ではないだろうかと思考を巡らせています。キャンバス作品は、より心象を帯び、思考のきっかけとなった超個体や構造主義の考え方を参考に、自身がなぜその行動をとるのか、表現のなかにある生物の意志とは何かを思考しながら描いています。
本展では、これまで描き続けてきた《野外研究スケッチ》を1階壁面に一挙に展示、地下1階ではキャンバス作品を展示し、狩野が描く作品世界を会場全体で表現します。また、1月14日(日)には、狩野がアーティスト 鈴木いづみと絵の実験を行うユニットsuddenlyと、音楽ユニットS/S/A/Wとのライブイベントを開催します。狩野による実験的な表現の場をぜひ会場にてご体感ください。
ステートメント
人には自由な意志はあるのか、という話がしばしば出てくる。
構造主義では大きな構造が個の行動を決めているとある。
それは巣の為に行動するハチなどの社会性昆虫にも似ているし、日本に古くからある自然(じねん)といった環境と人を分別しない大きな概念も思い起こさせる。
では、"個"(私)が繰り返しとった行動を集めて眺めてみたら、その大きな"全"を少しでも感じることはできないだろうか。
狩野岳朗
〈NADiff a/p/a/r/t × kano takero〉折畳みバッグ
1点1点作家の異なる加筆デザインがされたトートバッグ
サイズ|W590×H480mm
素材|コットン、ポリエステル
限定|10点
その他、冊子、グッズなど店頭又はNADiff Onlineにて販売中
https://www.nadiff-online.com/?mode=grp&gid=2613072
販売について
〈展示作品〉
NADiff a/p/a/r/t店頭と、アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術⼿帖」にて販売します。
店頭|2024年1月5日(金)12:00より販売開始
OIL by 美術⼿帖|2024年1月8日(月)13:00より販売開始
https://oil.bijutsutecho.com/gallery/302
〈トートバッグ〉
NADiff a/p/a/r/t店頭にて、2024年1月5日(金)12:00より販売します。
※オンラインでの販売は未定。詳細は追ってウェブサイト、SNSでお知らせいたします。
※店頭での販売状況により、オンライン販売前に終了する可能性があります。
トークイベント「suddenly × S/S/A/W LIVE」について
狩野岳朗+鈴木いづみによる絵の実験ユニットsuddenlyとカラトユカリ+野内俊裕による音楽ユニット S/S/A/Wによるライブ&ライブドローイングを開催します。
日時|2024年1月14日(日) 18:30~21:00(開場 18:15)
会場|NADiff a/p/a/r/t
入場料|¥2,500(税込)
予約ページ|https://www.nadiff-online.com/?pid=177978979
※トークイベントのご予約に関する注意事項は下記のページよりご確認ください。
プロフィール
画家。1975年群馬県出身、東京都在住。
自然を観察しフィールドスケッチを重ねていくなかで植物と人との境界を探るように抽象絵画を制作する。
Instagram|https://www.instagram.com/kanotakero/?hl=ja
〈最近の活動〉
・個展
2023年「静かな信号」 / noie extent(東京)
2022年「不可分」 / twililight(東京)
2022年「灰青色な単位」 / ON READING(愛知)
2022年「Sampling of Memories」 / nidi gallery(東京)
2021年「植物コロニー体系から導く境界の諸原理」 / NADiff Window Gallery(東京)
2020年「moment room」 / nidi gallery(東京)
2020年「Klein garten」 / gallery Kasper(神奈川)
2019年「In the city」 / Arflex(東京、愛知、大阪)
ほか
・グループ展
2023年「DEN」 / LIVING MOTIF(東京)
2021年「本をひらくと」 / えほんやるすばんばんするかいしゃ(東京)
2021年「Field Sketch Modified」 / EDANE(大阪)
2021年「Motif Sketch Modified」 / SEWING TABLE SO Lei(大阪)
2019年「MITSUAMI 三編」 / Löwen.haus(Gerswalde, Germany)
2019年「Field Sketch Modified」 / KalkLaube(Gerswalde, Germany)
ほか
展示詳細
狩野岳朗 個展「全と個」
期間|2024年1月5日(金)~1月21日(日)
時間|12:00~20:00
定休日|月曜(祝日の場合は翌火曜日が定休)
会場|NADiff a/p/a/r/t 1階、地下1階 NADiff Gallery
入場|無料
展覧会ページ|http://www.nadiff.com/?p=31484
店舗情報
NADiff a/p/a/r/t
アートブックショップ&ギャラリーNADiffのメインショップとして1997年に表参道で開業し、2008年に恵比寿に拠点を移してNADiff a/p/a/r/tとしての営業をスタート。ギャラリーでは若手作家から国内外で人気を得る作家まで、多彩な展示を実施。店内では、豊富な品揃えのアートブックとユニークなアートグッズを取り扱うなど、新たなアートとの出会いの場となることを目指しています。
住所|〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 1F
TEL|03-3446-4977
WEBサイト|http://www.nadiff.com/
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CCCアートラボ
CCCアートラボは、企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の中で「アートがある生活」の提案をする企画集団です。わたしたちは「アートがある生活」の提案を通じて、アートを身近にし、誰かの人生をより幸せにすること、より良い社会をつくることに貢献したいと考えています。これまで行ってきた、店舗企画やアートメディア、商品開発やイベントプロデュースなど、長年の実業経験を通して培った知見をもとに、わたしたちだからできるアプローチで企画提案をします。
https://www.ccc-artlab.jp/
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